アマゾンジャパンの連続ドラマ「チェイス」が清水潔さんのノンフィクション『殺人犯はそこにいる』に酷似しており、著作権の侵害であると指摘されていた問題で、ドラマの製作会社が謝罪しました。



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2018.11.13
「清水潔氏及び新潮社からの申入れに対するお詫びとお知らせ」

謝罪文

当社が製作したドラマ「チェイス」につきまして、書籍「殺人犯はそこにいる隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」の著作者である清水潔氏及び書籍の発行元である新潮社から、ストーリー展開・情景描写・具体的なセリフ等に至るまで当該書籍と共通する部分が多数見受けられ、清水氏の著作権を侵害しているとの申入れを受けました。
当社はこの申入れを真摯に受け止め、関係者間で協議を重ねた結果、清水氏及び新潮社、そして北関東連続幼女誘拐殺人事件のご遺族様への配慮が至らなかった点につきまして、ここに謝罪いたします。

JokerFilms株式会社


ツイッターでの反応






新潮社からのコメント
このたびAmazonドラマ「チェイス」の公式サイト、およびドラマ製作会社であるJokerFilms株式会社のオフィシャルページに、「清水潔氏及び新潮社からの申入れに対するお詫びとお知らせ」と題する謝罪文が公表されました。またAmazonの「チェイス」視聴サイトでも、JokerFilms株式会社の謝罪に関する告知が掲載されました。
これら謝罪に加えて、本ドラマの各配信回末尾には、清水氏の著作を含めた本ドラマ製作時に参考とした文献・番組一覧、事件被害者と遺族に対する哀悼の意が新たに追加されました。
さらに本ドラマが、製作会社が当初主張していた「架空の物語」ではなく、実際に起こった北関東連続幼女誘拐殺人事件をモチーフに製作された旨も、訂正・追加記載されました。
謝罪はじめ、一連の追加措置をふまえ、清水氏および弊社は本ドラマの配信再開については異議を唱えないことにいたします。

本件に関する清水潔氏のコメントは以下の通りです。

「北関東連続幼女誘拐殺人事件の本質とは無関係な部分で、このような紛争が起き、そして長引くことは望んでおりません。今回は先方が謝罪をし、参考文献・番組が明示され、事件被害者と遺族へ対する哀悼の意がドラマ末尾に追加されたという事実を受け入れる事とします」

ドラマ「チェイス」に関しては多くの皆様から、清水氏の著作が原作なのではないか、との問い合わせを頂いておりますが、弊社および清水氏は本ドラマの製作について何ら関与いたしておりません。それゆえ当然のことながら、アマゾンジャパン合同会社、JokerFilms株式会社との一連の協議を経た現在も、弊社および清水氏は、原作使用料などドラマ製作に関する一切の対価を受け取っていないことを、念のため申し添えさせていただきます。
なお『殺人犯はそこにいる』の映像化につきましては、書籍発売後から数多くのお話を頂戴しておりますが、事件の被害者であるご遺族の感情に配慮し、弊社および清水氏は慎重を期して検討を進めております。

2018年11月13日
新潮社


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「配慮が至らなかった」は謝罪なんですかね……?



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