管理人のつぶやき:晒しについて思うこと

2019年3月4日

宣伝目的の晒しについて

へのコメントで、
「宣伝目的の晒しが増えてきている」

とのご指摘がありました。

こちらに対する回答を兼ねて、今回は管理人が晒しについて思っていることを書いてみます。

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まず、晒し(感想を求めること)と宣伝の明確な線引きはできません。
ブクマも評価も何もいらない、読み速の中で感想さえもらえればいいという人はいないと思います。
あわよくば日間に載りたいでしょう。
管理人はなろう作家ではありませんが書き手ではあるので読まれたい気持ちはわかります。

 

書き手は根本的に読んでほしいのです。
すでに多数のファンがついているならいざ知らず、無名の作者が新作を出してもなかなか話題になりません。
ツイッターを見ていると「#RTした人の小説を読みに行く」がバンバン流れてきて、読み手の不足をひしひしと感じます。

 

晒しは宣伝を兼ねていてもいいのです。
では、「宣伝目的の晒し」とは何でしょうか。
それは「向上心が見えない晒し」だと思います。

 

具体的にはメッセージ欄です。
「作品をより良くしたい」「上手くなりたい」という気持ちがあっても、メッセージ欄に書かれていないと伝わりません。
作品紹介だけが書かれていると、「完璧だと思ってんじゃないかな」「良くしたい気持ちはあるのかな」と疑われてしまうのも無理のないことです。

 

また、晒し後に作者さんからの反応が一切ないのも、時間を割いて読んでくれた方々に対して非常に失礼であり、悪い意味での「宣伝目的」と見なされてしまうでしょう。

 

晒しの説明記事に、
  • きちんとお礼を言ってください。
  • アクセスさえ増えればいいとお考えの方はお申し込みをお断りしたいところです。
  • あくまで「読み速のコメント欄における率直なやりとりを奨励するもの」です。
と書いてあるのですが、このあたりは読み飛ばしている人も多いのだろう……と思っています。
人間、長い説明文はなかなか読まないものです。

 

引き続き、審査・選別を行わずに次々と載せていきますが、作者の皆さんはメッセージ欄の工夫とコメント返しをぜひよろしくお願いします。

 

晒し作品へのコメントについて

少し前に、晒し作品へのコメントに対して「それは人格攻撃ではないか」という議論がありました。
作品でなくコメントの解釈をめぐって議論になるのは、作者さんにとってメリットが何もないので、なるべく避けたいところです。

 

当時、管理人はそのコメントがアリかナシか、何も語りませんでした。
だからと言って「人格攻撃もアリ」と考えているわけではないのですが、原則として人様のコメントに横槍は入れないつもりです。

 

晒しの説明には「かなり強い口調での否定的な意見も放置します」と書きました。
これは「相手を傷つけることを躊躇していては伝わらないこともある」と考えているからです。
また、「傷つく覚悟のある方だけが応募してきてください」という意味でもあります。

 

  • 管理人は対立煽りのアフィカスで死んだほうがいい。
  • 管理人さんの作品はつまらなかったです。
人間を攻撃をしているのは前者ですが、個人的には後者のほうがずっと傷つきます。
作品は人格以上に自分自身であるという感覚、作者の皆さんならおわかりいただけるのではないでしょうか。
例えば「センスがない」は「センスが感じられない文章だ」と言い換えたほうが行儀はいいかもしれませんが、作者さんのダメージに大した差はないと想像します。

 

だから荒っぽい言葉をバンバン使っても構わないーーというわけでもないのですが……話が見えにくくてすみません。

 

傷つくこと・傷つけることを恐れずに、作品の話をしてください。

 

管理人のコメントについて

晒し作品への管理人のコメントは一貫して「自分が読んできた紙の書籍と比較して気になった点」を書いています。
例えば、同じ言葉の連続は避けたほうがいいとか、読者の想像力を考慮して省ける説明は省いたほうがいいと考えています。
(というのは、そう書くべきと誰かに教えられたからではなく、そういう文章が読んでいて気持ちいいという感覚だからです)

 

しかし、管理人の意見通りに「重複」や「説明」を削ったら、「ボリューム」が減り、他の人からの評価は下がるかもしれません。
「読み速」1周年のご挨拶
にて、「不正解の可能性がある」と書いたのはそういう意味でした。

 

のレスやコメントで気づかされたのですが、なろうには「文章を読み下す快感」を求めている人たちもいるんですね。
これは個人的にとても大きな発見でした。
読み下す快感を求めている方々にとって「ボリューム」はかなり重視される項目のはずです。

 

当たり前のことですが、作品をどう改善するかは作者さんの領分です。

コメントしてくれた人への礼を尽くした上で、どうぞ取捨選択をしてください。

追記

これまた当たり前のことですが、小説を晒す場は読み速だけではありません。

私事ですが管理人は、
ライトノベル作法研究所「ノベル道場」
作家でごはん「鍛錬場」
を利用したことがあります。
どちらも大変有意義なご意見・ご感想をいただきました。

もちろん、探せば他にもあるかもしれません。
それぞれのサイトで雰囲気や常連の読み手が異なるので、複数の場で晒してみるのも一つの手です。
読み速は好きじゃないから他所へ行くというのも全然アリです。

電撃小説大賞は1次さえ通ればプロの編集さん2名からの評価シートをもらえます。
晒しとはちょっと違いますが、要項を満たしているならぜひ挑戦してみてください。

また、リア友に読んでもらうのも非常に有効だと考えています。
オンラインかつ匿名だからこそ言えることもあれば、リアルでしか伝わらないこともあります。
同じ人に複数の作品を見てもらうと、同じ「良かったよ」でも、今までの作品と比べてどうだったのか、表情などから感じ取れたりします。

リア友に「まぁいいんじゃん?」とお茶を濁されたり「うーん……」と渋い顔をされたり「ごめん全然面白くない」と言われたりしたら、オンラインの比でなく傷つくことでしょう。

でもきっとそのダメージはいつか宝物になるはずです。