『大家さんと僕』が大ヒットしたカラテカ・矢部さんの好きな作家は?

2019年3月30日

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出典 YouTube

コミックエッセイ『大家さんと僕』で話題になったカラテカ・矢部さんが新刊JPのベストセラーズインタビューに答えました。

――では、矢部さんが影響を受けた本を3冊、ピックアップしていただけますか?

矢部:これは激ムズの質問ですね。なんでしょうか…。読み込んだ本を挙げていってもいいですか?

まず、小さな頃に好きだったのが『少年王者』という山川惣治さんが書かれた絵物語でした。これは戦後まもなくに出た本なのですが、ちょうど僕が子どもの頃に角川書店が同じ山川さんの『少年ケニア』という物語を映画化して、復刊フェアをやっていたんです。

『少年王者』ってすごく変な話で、ようはターザンの日本版なんですけど、アメンホテップっていう怪人が出てきたり、ゴリラの絵がやたらリアルだったり、全てが魅力的でした。「電波少年」でアフリカに行ったときも、『少年王者』のことを思い出しましたね。

それに、子どもの頃よく読んだ本で石川球太さんの 『冒険手帳』もめちゃくちゃ好きでした。これもイラストメインの本で、キャンプで雨が降らない時に飲み水をつくり出す方法とか書かれていて。

――今も冒険モノはよく読まれるんですか?

矢部:全然読まないです(笑)。最近は今村夏子さんの小説が好きで、先日紀伊國屋書店新宿本店さんで今村さんが影響を受けた本を展開する『今村夏子さんの「大切な本」』というフェアをやっていて、買って読んでしまいましたね。


あとはトマス・ピンチョンを結構読みました。ポストモダンが大好きな友達に薦められて、『V.』、『LAヴァイス』、あとは『競売ナンバー49の叫び』も面白かったです。もともと理系っぽい作品が結構好きで、中学の頃は安部公房さんにハマりましたし、今だと円城塔さんをよく読んでいます。

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安部公房の『棒になった男』が矢部さんに似合うと思ってしまったのは私だけでしょうか。

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