三島由紀夫は「川端康成の存在を理由に」ノーベル賞から外されていた!
三島も文学賞有力候補に、67年 ノーベル賞選考
デイリースポーツ(共同通信):2018.01.03.
http://www.daily.co.jp/society/main/2018/01/03/0010866138.shtml
川端康成、三島由紀夫(右)
【ストックホルム共同】小説家の川端康成がノーベル文学賞を受賞する前年の1967年の同賞選考で、川端のほか、小説家の三島由紀夫も有力候補として名前が挙がっていたことが判明した。
選考主体のスウェーデン・アカデミーが共同通信の請求を受け、2日に資料を開示した。67年の文学賞候補総数70人のうち、有力候補は7人。選考委員会のエステリング委員長(当時)は、三島を「多才な作家」と高く評価した。
しかし、川端の存在を理由に最終候補からは漏れた。委員長は三島の小説「午後の曳航」を挙げ「成熟味を増している」とたたえた。
ノーベル賞をなぜか受賞した大江健三郎の読者は世界的にどんどん少なくなっているが
三島由紀夫は日本人の故人の作家で世界中で最も読まれていて
同じく候補だった安部公房の作品も未だに多く読まれている
三島由紀夫と安部公房にこそ与えられるべきだったわな
本屋さんでも大江健三郎はほとんど置いてないよね
存命のノーベル賞作家とは思えないくらい不人気
政治家転身した石原慎太郎の小説が読まれなくなるのは仕方ないけど、大江はねぇ
そういうことだろうね
ならば文学賞の意味がいよいよわからんよね
三島由紀夫の文学について熱く語るのも分かる気がする。
ただ、村上春樹の小説がなぜ評価されるのかが分からん。
あんな文学青年のオナニー臭が凄い小説がどこがいいんだろうね
爆笑問題・太田とビートたけしが村上春樹を酷評していたけど、
俺も同意見だったぜ
低学歴にはわかんないってことだ。
文学とか村上春樹の良さとか
その認識であってる
村上春樹なんてラノベの父くらいの存在でしかない
猿が娯楽で読むのにちょうどいいんだろうな
だからこそベストセラーになる
村上春樹に、文学的価値はほとんど無い、という意見には全く賛同です。
純文学じゃないよね。
すごく文章の上手なハーレクイン・ロマンスだとしか。
カズオ・イシグロも、単なる大衆小説に過ぎないけれど、村上春樹よりは上だなあ。
同じ村上なら、龍(の本気で書いた数点の小説)のほうは文学です。
同意同意。
……つか、同じ事を川端康成に対して言ってたんだろうな。三島に比べて、と。同世代の人は。
伊豆の踊子なんて、三島の作品に比べたら……
まあ、千羽鶴とかは、まあ、良いと思ったんだが……続編の波千鳥ですげぇ、台無し感があるし。
死んでねぇのかよっっっwww、と昔のジャンプ漫画読んだ感想みたいになっちゃう。
三島も村上も、大して変わらないと思うけどね
確かに文才は圧倒的
だが、内容は薄っぺらい
すげー人が現れたぜ
三島由紀夫が薄っぺらいとか
是非とも重厚だと思う作品について、教えて頂きたいぜ
三島が薄っぺらいとか何と比べてるのかな?
あれほどの緻密で密度のある日本語書ける作家なんかそういないぞ
卑屈な人生を送っている人間には分からない芸術ってのがあるんだよ
太田は昔は村上春樹のファンだったんでしょ
ノルウェイの森以降からアンチになったわけで
日本人有識者に誰を選ぶべきか訊ねてそこから川端康成が選ばれた
なるほどその発想なら、韓国が国として自分も受ける順番が来ていると勝手に盛り上がっているのも理解できる。
作品よりも、まず国格ありきの発想。
それをわかってた川端康成は英訳してくれた人に感謝してた
この文体が英語で伝わるのは嬉しいと
午後の曳航、仮面の告白、金閣寺
憂国
短くて立ち読みでも読めるよ
三島自身が自分の美意識が一番出てると言ってた作品
短くて三島自身も評価しているなら憂国読んでみるわ
それでハマったら仮面の告白か金閣寺に挑戦するわ
あと、憂国と同じ文庫に収録されている「海と夕焼」という10ページくらいの短編
個人的には三島由紀夫でいちばん美しい文章だと思う
よろしければどうぞ
潮騒、禁色、仮面の告白、金閣寺あたりかな
読みやすいなら永すぎた春
『女神』『花ざかりの森・憂国』が
短編集でよみやすい
ヴォジョレーヌーボーの評価聞いてるような、ああいう感じが
わかる!
仮面の告白は最初に読んだらいいと思うね、私も。
出典:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1514940461/
候補になる年がズレてたら貰えてたんですかねぇ。

ディスカッション
コメント一覧
こいつらあんまり読んでないな
たしかに三島は無茶苦茶文章がうまかったけど、川端よりうまかったわけじゃないぞ
絹と明察あたりからだんだんと成熟し始めて、鏡子の家あたりでかなり整って、作家生活これから!ってときに豊饒の海四部作を書いて死んじゃったんだよな
掌の小説読めばわかるが、川端康成は三島と同格の天才。文章もべらぼうにうまい
大江健三郎はレベルは高かったけど…まあそれ以上の作家はいなかったな
正直この2人よりも西脇順三郎のほうがよい(個人の感想)
川端の次の受賞者がベケットだからその時期は三島みたいな擬古典/心理主義作家よりも幻想的/象徴主義的な川端ほうが尊ばれた気がする。あとノンポリだし。
大江の時期も直近前後にトニモリソンやギュンターグラスがいるから安部公房亡き後だと「万延元年のフットボール」の作者が選ばれるのは当然でしょう。
あと本屋にないからって言ってるやつ本好きなら置いてようがいまいが読みたい本は絶版だろがあらゆる手段(古書街・通販・図書館・国会図書館)で読むべきなんだよ。
正直この2人よりも西脇順三郎のほうがよい(個人の感想)
川端の次の受賞者がベケットだからその時期は三島みたいな擬古典/心理主義作家よりも幻想的/象徴主義的な川端ほうが尊ばれた気がする。あとノンポリだし。
大江の時期も直近前後にトニモリソンやギュンターグラスがいるから安部公房亡き後だと「万延元年のフットボール」の作者が選ばれるのは当然でしょう。
あと本屋にないからって言ってるやつ本好きなら置いてようがいまいが読みたい本は絶版だろがあらゆる手段(古書街・通販・図書館・国会図書館)で読むべきなんだよ。
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