43歳の素人作家を鍛えたプロ編集者の熱血指導

2019年3月30日

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鉄道小説家の豊田巧さんは43歳で作家デビュー。

当初、編集者の石川順恵さんから厳しい指導を受けたそうです。

まずは熟練の編集者として、児童小説のしきたりを教える。「長いセンテンスを使わない」「セリフをわかりやすく」。それでも小説を書こうとすら思ったことのない素人だった豊田の文章は直らない。しかし内容はキラリと光り、今までの児童小説にはない新しさを感じる。どうにかして小説にしたい。そこで一計を案じた。「とにかくいろんな児童小説を写してみて」。

もともと企画屋になるための道筋の1つ。決して小説家になりたいわけではなかった豊田だが、いくら書いても小説にならないことがだんだん歯がゆくなってきた。そして、どんな原稿を見せても、決して「あきらめましょう」とは言わず、どうしたら小説になるか提案をし続けてくれる石川に報いたい。だから石川の提案に対してあらゆるアイデアを試してみた。

「豊田さんはもともと小説家志望ではなかったせいか、わたしの提案に反発することなくすべて素直に試してくれました」と石川は言う。最初の本は1年がかりでようやく完成した。それに1巻を出した後の文章への執念もすさまじかった。文章を鍛錬し続けて、3巻目ぐらいでようやく石川のダメ出しはなくなった。

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豊田さんの素直さと石川さんの粘り強さが合わさって成功につながったんですね。

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