『ドラゴンマガジン』の研究者が「ライトノベル」を再定義

2019年3月30日

fc1ef0f4c5e9be582be370bf968a1465_s

『ドラゴンマガジン』に関する初の本格的研究書「ライトノベル史入門 『ドラゴンマガジン』創刊物語-狼煙を上げた先駆者たち」の著者・山中智省さんがインタビューの中で、「ライトノベル」という言葉を再定義しました。 

 〈「ドラマガ」はアニメやマンガに幼少時から親しんでいるが活字には距離感を持った“メディアミックス世代”の中高生を想定読者として、文芸の流れをくむ従来の小説誌とは異なる手法で、アニメ誌などを参考にしながら作品世界やキャラクターを中心に特集を組むビジュアル重視の誌面作りを行い、読者を活字の世界へと引き込んでいったと本書は指摘する。

 山中さんは当初、ライトノベルを「マンガ・アニメ風のキャラクターイラストをはじめとしたビジュアル要素を伴って出版される若年層向けエンターテインメント小説」と便宜的に定義していたが、本書執筆を進める中で、その定義に作り手側の視点を織り込んだ修正を加える必要を認めたという〉

 「ライトノベルについて、今ではこう再定義することができるでしょう。『マンガ・アニメ風のキャラクターイラストをはじめとした多種多様なビジュアルとのコラボレーションによって、ビジュアル文化にふれて育った中・高校生を中心とする若年層を小説(活字)の世界へと誘い、彼らのイマジネーションを喚起して小説やその物語の楽しさを知ってもらうことを目的に誕生した、ライト感覚のエンターテインメント小説』と」

s_511452
再定義してもターゲットは若年層なんですね。
今はおっさんがかなりのシェアを占めてると思うんですが……なろう系だけでしょうか?

関連:なろう小説、30~40代のおっさんがメイン読者層ってマジなんやな

シンプルな家のフリーアイコン素材 6
本日の新着記事(TOPページ)