日本SF大賞受賞! 小川哲さん著『ゲームの王国』の感想

2019年3月30日

1027923

第28回日本SF大賞を受賞した、小川哲さん著『ゲームの王国』の感想をまとめました。

クメール・ルージュによるカンボジアでの大虐殺と、その中を歩く人生を、半世紀あまりの時間軸で描く。小川哲さんのSF小説「ゲームの王国」の主題は壮大だ。遊びのゲームをどうすればより楽しくできるかを考える神童ムイタックと、この国の政治ゲームをなんとか公正に書き換えたい少女ソリヤ。「ゲーム」という言葉は下巻に、クライマックスに近づくにつれてどんどん深みを増す。今年最初に読んだ本書が、今年最高の小説になりうるかも、と思うほどの傑作。

関連:日本SF大賞受賞! 飛浩隆さん著『自生の夢』の感想

シンプルな家のフリーアイコン素材 6
本日の新着記事(TOPページ)