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マガジンハウス版の『君たちはどう生きるか』が漫画版・単行本合わせて250万部を超えたそうです。

「生き方のヒントをもらった」など読者の声が続々と寄せられる中、原作のエッセンスを損なわずに分かりやすく描いた漫画家の羽賀翔一さん(31)と企画立案した編集者でマガジンハウス取締役の鉄尾周一さん(58)の2人に、大ベストセラーまでの道のりを振り返ってもらった。
 --時代設定も原作の昭和10年代と現代ではだいぶ違いますよね。苦労はありませんでしたか。

羽賀 時代考証的にある程度生かさなければいけない部分もありますが、登場人物の学生全員が坊主頭であるとか、そうした部分は無視しました。今までは感覚的にやっていたけれども、こうした感覚をより一層鋭くしないと、非常に難しいですね。

 --原作の良さもさることながら、漫画版については、表紙の成功だと思った。すごく目力が強く訴えてきて、平積みにされていたら、何だろうなと胸に刺さってきます。

羽賀 最初はここまでハッキリした意志みたいなものを出していないコペル君だったんですね。描かないとダメだな、ということで描き直したんですけども、やっぱりタイトルがすごく強い言葉なので、しっかりがっぷり四つに組んだ絵を描かないとダメだな、と思い描き直したんです。この表情のコペル君って、実は本編にはあまり出てこないんですよ。
 --鉄尾さん、漫画版だけに絵だけかと思っていたら、途中で文章が入っていて驚きました。そうした作りにあえてしたのですか。

鉄尾 そうですね。まず一つは物理的な問題。すべて漫画にすると、すごく量が増えてしまう。1巻では終わらない。さらに漫画だけだと、読んで終わりになってしまう懸念もあったので。せっかく吉野源三郎の言いたかったエッセンスがテキストであるので、あえて手を入れないで、そのまま読んでもらおうと。絵だけを楽しんでも話は通じるので、そういう読み方をしてもらっても別に構わないんですが。


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めっちゃ売れてるので当然、感想はさまざまです。


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