台湾人作家がイギリスの「ブッカー国際賞」に初ノミネート

2019年3月30日

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台湾人の作家さんが書いた小説がイギリスの「ブッカー国際賞」第1次ノミネート作品に選ばれたそうです。

今、呉明益さんという台湾の小説家の
『單車失竊記(The Stolen Bicycle)』という本を読んでます。

日本語版も出ている『天橋上的魔術師(歩道橋の魔術師)』という
作品がすごく面白くて、呉明益さんにハマってしまったのでした。

『單車失竊記』は台北の中華商場(西門町周辺にあった大型商業ビル)で
生まれ育った主人公の男性が子どもの頃に失踪した父親の自転車を探す物語です。

主人公が父親の自転車をめぐってさまざまな人と出会いながら、
物語の舞台は現代から日本統治時代、大戦中のミャンマーの密林、
眷村(外省人が住んだ集落)、228事件・・・とつむがれていきます。


(台北 14日 中央社)台湾人作家、呉明益さんの小説「単車失竊記」が、英国で出版された翻訳小説を対象とした文学賞、ブッカー国際賞の第1次ノミネート作品に選ばれた。台湾人が同賞にノミネートされるのは初めて。12日に発表された。呉さんは中央社の取材に対し、翻訳者や出版社、版権エージェントが一丸となってくれたからこそ生まれた結果だと感謝を示した。 

同作は2015年に台湾で出版され、台湾文学金典奨の長編小説賞を獲得。呉さんによれば、同作の翻訳権は英語版のほか、日本語版や韓国語版が売れているという。 

おめでたいニュースのはずなんですが、中国さんは反発しているそうです。


2018年3月13日、中国メディアの観察者網は、英航空会社ブリティッシュ・エアウェイズが台湾独立主義者からのクレームを受けて、ウェブサイト上の「出発国」の項目の表記を「中国台湾」から「台湾」に変更したのに続き、英国の権威ある文学賞「ブッカー国際賞」が、候補作にノミネートされた台湾の作家の国籍を「台湾」と表記したことについて、「英国がまた挑発?」と報じた。

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『単車失竊記』は見つけられませんでしたが、『歩道橋の魔術師』はAmazonで売ってました。


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