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    【2018/11/30】PC版のコメント欄にIDが表示されるようになりました。

    管理人のおすすめ作品

    ハツカネズミと人間
    カバー装幀=沢田としき/訳=大浦暁生/発行所=新潮社

    1937年発表、カリフォルニアの農場を転々とする労働者たちの物語です。ほとんどの男たちが一人で生きているのに対し、主人公のジョージとレニーはコンビで渡り歩いています。
    ❝スタインベック『ハツカネズミと人間』の感想❞の続きを読む

    モモ
    作・画=ミヒャエル・エンデ/訳=大島かおり/発行所=岩波書店

    この作品は学校の「課題図書」によく選ばれているみたいです。もちろん、若い想像力をかき立てるという意味では、素晴らしい作品です。しかし、作品に込められたメッセージについて、子供たちがどのように受け止めてほしいと、大人たちは考えているのでしょうか?
    ❝ミヒャエル・エンデ『モモ』の感想❞の続きを読む

    武装島田倉庫
    カバー装幀=平野甲賀/発行所=新潮社

    椎名誠さんというと、一般に「『岳物語』を書いたエッセイスト」もしくは「ビールとラーメンをこよなく愛するエッセイスト」あるいは「あやしい探検隊の隊長」というイメージなのではないでしょうか。けれども僕は「SF作家」としての椎名さんが大好きで、数あるSF作品の中で最もオススメしたいのがこの『武装島田倉庫』なのです。
    ❝椎名誠『武装島田倉庫』の感想❞の続きを読む

    資本論
    装画・挿画=平田利之/装丁=坂川栄治+田中久子(坂川事務所)/発売元=集英社

    いきなり別の本の話ですが、椎名誠さんが中国やロシアへ行った時の旅行記をいくつか読んでみると、「社会主義ってつくづく無理があるよなあ」と思わされます。加えて、高田かやさんの『カルト村で生まれました。』というエッセイを読むと、「こんな小規模でこの有り様(村の人たちの多くはそう思っていないでしょうが)じゃやっぱり絶対無理だなあ」となります。テレビで垣間見える北朝鮮の現状もひどいものですよね。戦時中みたいに「アカ」呼ばわりする気はありませんし、資本主義が完全な正義だと思っているわけでもありませんが、僕にとって社会主義・共産主義の共同体は「目指してほしくないもの」というのが本音です。

    大雑把に言って、大多数の日本人がそんな感じなのではないでしょうか。でなければ共産党はもうちょっと議席を取れるはずです。

    そして、「マルクス主義」or「マルキシズム」=「資本主義を打倒して社会主義の国家を樹立せよという考え方」だと認識して毛嫌いしている日本人も結構多いんじゃないでしょうか。僕は表題の『高校生からわかる「資本論」』を読むまでずっと誤解していました。下手をすれば死ぬまで誤解しっぱなしだったかもしれません。
    ❝池上彰『高校生からわかる「資本論」』の感想❞の続きを読む

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    福本伸行/発行所=小学館

    『アカギ』や『カイジ』シリーズなど、ギャンブル漫画で有名な福本伸行先生の作品です。福本ワールドは結構読み込んでいるのですが、一番オススメしたいのがこの『最強伝説 黒沢』で、ギャンブルの要素は一切ありません。回想の中で一瞬パチンコを打つぐらいです。

    ざっくり言うと、うだつのあがらない現場監督のおっさんがヤンキーにからまれて、自衛のために成長していく話です。路上での戦闘という意味では森恒二先生の『ホーリーランド』に近いものもありますが、黒沢が面白いのは「個の格闘家」のみならず、「逃亡者」や「軍師」になることもあるという点です。すなわち、格闘漫画というよりはサバイバル漫画といったほうが正しいでしょう。
    ❝福本伸行『最強伝説 黒沢』の感想❞の続きを読む

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