読み速

小説・漫画・ライトノベル関連の2chまとめや最新ニュースをお届けします。

    小説

    コンビニ人間
    装丁=関口聖司/発行所=文藝春秋

    2016年に芥川賞を受賞した作品です。れっきとした文学作品なのに、ほとんどマンガみたいなスピードで読むことができます。一ページあたりの文字数が比較的少ないせいでもあるでしょうが、「視点が主人公に統一されていること」、「思考の明快さ」、「コンビニという誰もが知っている場所が舞台になっていること」、そして何より「面白さ」のためでしょう。
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    ハツカネズミと人間
    カバー装幀=沢田としき/訳=大浦暁生/発行所=新潮社

    1937年発表、カリフォルニアの農場を転々とする労働者たちの物語です。ほとんどの男たちが一人で生きているのに対し、主人公のジョージとレニーはコンビで渡り歩いています。
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    モモ
    作・画=ミヒャエル・エンデ/訳=大島かおり/発行所=岩波書店

    この作品は学校の「課題図書」によく選ばれているみたいです。もちろん、若い想像力をかき立てるという意味では、素晴らしい作品です。しかし、作品に込められたメッセージについて、子供たちがどのように受け止めてほしいと、大人たちは考えているのでしょうか?
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    武装島田倉庫
    カバー装幀=平野甲賀/発行所=新潮社

    椎名誠さんというと、一般に「『岳物語』を書いたエッセイスト」もしくは「ビールとラーメンをこよなく愛するエッセイスト」あるいは「あやしい探検隊の隊長」というイメージなのではないでしょうか。けれども僕は「SF作家」としての椎名さんが大好きで、数あるSF作品の中で最もオススメしたいのがこの『武装島田倉庫』なのです。
    ❝椎名誠『武装島田倉庫』の感想❞の続きを読む

    銀英伝
    カバーイラスト:星野之宣/カバーデザイン:岩郷重力+WONDER WORKZ。/発行所=東京創元社

    この記事を書いている時点で、実はまだ全11巻中の4巻までしか読んでいません。それでもこれは名作だと断言できます。無人島に何か1つだけ持っていけるとしたら、僕は迷わず『銀河英雄伝説』全11巻を持っていくでしょう。

    以前から名作だと何度も耳にしていたのですが、これまで手に取らなかったのは、「宇宙バトルに興味がないから」でした。どのぐらい興味がないかというと、エヴァは全話2周見ているのにガンダムはファーストの途中で見るのをやめてしまったぐらいです。スターウォーズも未見です。そんな僕でも銀英伝は読み始めてすぐドハマリしました。

    何しろこの作品は、宇宙バトルではなかったのです。タイトルが「銀河」で「英雄」で「伝説」なんだからこれは誰が見ても宇宙バトルものだろうと思うでしょうし、実を言えば宇宙バトルなのですが、銀英伝は未来の設定なのに古風なのです。
    ❝田中芳樹『銀河英雄伝説』の感想❞の続きを読む

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