なろう小説の魅力を具体的に解説した文章がこちら

なろう小説と言えば「異世界」や「チート」、「ハーレム」などがその特色として挙げられますが、何よりも一番自分が重要だと思っているのは「読んでいて不安にならないこと」です

というのも、仕事や学校で疲れて帰ってきた後に主人公が敗北したり惨めな思いをしたりするような内容のものを読むと「なんでフィクションの中でもこんな思いをしなきゃいけないんだ!」とさらにドッと疲れが襲ってきてしまうからで、こういった思いを抱く人は僕以外にも多いと思います

その点なろう小説であれば一切その心配はありません。毎日上司に叱責されて無力感で打ちひしがれるおっさんも、異世界に行けば女の子には理由もなくモテモテになり、悪役に対しては無双。『魔法科高校の劣等生』でもそうだったのですが、何をやっても褒められるので、とてつもない全能感が体中に満ち溢れてきます

どのくらい褒められるかというと、登場人物たちが何気ない行動を全て褒めてくれるので、拾い食いをしても「まぁ!地面に落ちた不衛生な食べ物を消化する強靭な胃袋!素晴らしいですわ!」とか言われそうですし、強盗をしても「まさか、暴力を使って無理矢理金品を奪うなんて考えもしなかった…!とてつもない発想力だ!」とか言われそうです

とにかく読み進めるたびに自分が感情移入している主人公が褒められるのでグングン自己肯定感がアップし、就寝の時間が近づく頃には精神的充足感がバッチリ得られ、また明日の辛くて厳しい生活に立ち向かうためのエナジーを蓄えることが可能なのです。つまりなろう小説とは「読む抗うつ薬」と言っても過言ではないでしょう

出典 ここ数年のなろう小説の名文をピックアップする – わいわい保管庫

 

ツイッターでの反応

 


1年以上前の記事ですが自分が初見だったので取り上げましたm(_ _)m
これだけハッキリ書かれると清々しいものがありますね。

なお、一番好きなのはマサツグ様だそうです。

いじめっ子にはチートスキルで復讐を果たし、どんな強敵が出てきても「やれやれ…」と手を抜きながら勝ち、作品中でも絶世の美女とされる女の子に惚れられまくり称賛されまくり

まるで僕が小学校の頃に寝る前にしていた妄想と全く一緒です

誰も正確なタイトルを覚えておらず「きのう更新されたマサツグ様がヤバくてさ~」という感じで『マサツグ様』と畏敬を込めて呼ばれるこの作品、実は更新がぱったりと途絶えた時がありました

そんな時ファン達は口々に「きっと現実世界のミヤモトに小説がバレたに違いない…」とささやき合ったという微笑ましいエピソードがあります

そんなマサツグ様もちゃんとその後なろうにカムバックし、人気もあったので書籍化されています

もちろん僕も購入しましたが、この書籍版には重大な欠点があります

それはミヤモトの存在がまるごと無かったことになっていることです

他にも全体的に描写がマイルドにされています。おそらく書籍化の際に偉い人が「さすがにこれを商業出版物として世の中にリリースするのはマズすぎるだろ…」という判断をしたんだと思います

確かに読者に致死性のショックを与える劇物のような小説ですが、我々マサツグ様ファンからすると戦時中の軍の検閲なみに非道な行為です。しょうがなく枕を濡らしてweb版を読み返すしかありません

未読で『魔法科高校の劣等生』が好きだった人にはぜひ読んで欲しいですね。5行おきぐらいにヒロインやモブから肯定され、無双しまくる快感の波状攻撃のような内容に脳がノックアウトされるはずです

出典 ここ数年のなろう小説の名文をピックアップする – わいわい保管庫

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