作者は「自分より頭のいいキャラ」は書けないのか?
「自分より頭のいいキャラは書けない」というのは単なる思考停止であって、読者に「このキャラクターは賢い」と思わせる演出を考え続けるのが創作者だと思う
— 蝉川夏哉の自宅療養 (@osaka_seventeen) July 8, 2019
読者に「このキャラクターは賢い」と思わせる方法
私は単純に2時間かけて考えたトリックを3秒で解かせて、30分ほどウィキで調べた知識をノータイムで語らせてますw<頭のいいキャラ
— 財油 雷矢 (@raiya_z) July 9, 2019
一番手っ取り早いのは情報格差ですね。知力の高いキャラでも誤情報を元に策を立てると誤るし、凡人でも正しい情報の元なら模範解答くらいは出せる。
— 上里来生 (@kamisato_3) July 8, 2019
自分が3日かけて思いついたことを作中の天才に即座に閃かせるとか、
神の視点だからわかる情報込みの思考をトレースさせるとか、
過程を省いて頭の良さが引き起こす結果だけを書くとか…— 豆にゃあ🐝同時読書実況は今日21:30 (@MAME_NYA) July 9, 2019
作者より頭のいいキャラは書けない問題、アホの自分がどうやって誤魔化してるかというと、キャラにコネと金を持たせて誤魔化してます。
— 本庄 照 (@honjo_teru) July 11, 2019
「自分より頭のいいキャラは書けない」に肯定寄りの意見
個人的には、その漫画の中で一番頭のいいキャラの限界は「作者がゆっくり考えて可能なことを瞬時に出来る」だと思ってます。
(監修を置いた場合はべつですが)演出で賢くみせかかようとした場合、周りの人間の描写が馬鹿になりすぎて白けてしまうことがよくあります。
— おすすまの人 (@osusuma) July 9, 2019
頭の悪い人が天才キャラ作ろうとしてもキャラクターの脳内スペックをもって天才を示すことができないから、浮世離れ、キチった言動、といったわかりやすーい「他の人とは違いますよ」感をもってして天才を表現することしかできないんだよねっていう、誰かから聞いた頭抱えるしかない言葉を思い出す
— スナハヤ@移行するよ。 (@sunahaya_sky) April 2, 2016
「自分より頭のいいキャラは書けない」という言い回しの意味は「作者の頭から出てこない発想はキャラクターの頭からも出てこない」であって、人と関わることや本を読むことが創作者にとって大事な理由はそこにある。自分ひとりの人生だけでは得られない思考の幅を他人や本がもたらしてくれるから。
— スガワラヒロ ⋈ (@sugawarahiro) July 8, 2019
作者が「自分より頭のいいキャラは書けない」というのは限定的な状況下ではその通りなんだけど、例えば相対性理論のことをわからない人がアインシュタインの伝記を書くことはできるので、状況次第ではある。
— 小森健太朗@相撲ミステリの人⋈ (@komorikentarou) July 8, 2019
「自分より頭いいやつ書けない問題」の根深いところは「知識や瞬発力云々」じゃなく、その人間の立ち振る舞いや会話のボキャブラリーが描けないところにある。作者とあんまりギャップがありすぎるとコミックキャラのようになってしまう。というか天才に限った話じゃないのよね(桃色吐息
— 最東対地 (@31tota1) July 10, 2019
「時間かけて考えたことを一瞬で閃かせればいい」という意見多いですが、管理人は何百時間かけて考えても夜神月やLが書ける気しません。
演出で見せるのも限界があると思います(´・ω・`)
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・なろう系は主人公を作者と同等の知性にして、その世界の人間全員自分よりもバカにするくらいでちょうどいい
・バカ「ラノベはゴミしかない、読んでる奴は頭悪い」←転生したらスライムだった件とか盾の勇者の成り上がり読んでから言えよ
・原価を抑えれば利益が上がるんだ、これ小学生レベルの知識だよ
ディスカッション
コメント一覧
演出にも限界があるっての同意
やっぱ作者より頭良いキャラってのはなかなか無理だと思うよ
アイアンマンのスタークとかメタルマンの博士とか科学者は作者より頭いいぞ
なろう小説のキャラも一般人以下の知能を持ってる作者よりも多分頭いい
ほんとに馬鹿だな、そうゆう反論するやつ。
知識面での頭の良さについて話してるんじゃねぇんだよ。ここで話してんのは思考回路や論理的思考とかについての頭の良さなんだよ
ある答えを出すまでの早さやプロセスとして作者よりは頭を良くすることや、頭が良いという肩書きと描写を与えることは可能だが、作者の知識、思考や発想の延長線上からは当然出られない。
作者以外の知識や振る舞いを他所から借りてきて反映させることは出来るだろうが、少なくともそれは作者が理解できる範囲に限られるだろうね。
それに作者が賢くなければ、ちっとも賢くもない行動を賢いと勘違いして書いてしまうこともあるだろう。
お前のコメントとかまさに頭悪そうだな
草必死乙
カーズは頭悪かったな
「限界がある」って時点で作者より頭良いキャラは作れるってことだと思うよ
だってその「限界」は作者の頭の良さと同じじゃないでしょ
頭の悪い作者だと「限界」が低いってことはあるだろうけど
ジョバンニが一晩でやってくれました
スガワラヒロ氏の意見に賛成だ。だから俺の傑作小説を愚民は読まなければならないし、読まないからバカばかりなのである。
>>2時間かけて考えたトリックを3秒で解かせて
でもアホが時間かけて考えると、何周かまわって穴だらけになるよね。
「時間かけて考えたことを一瞬で閃かせればいい」→だから作者の知識が乏しくて頭が悪いと、その時間をかけて考えたことの底が浅いから言われてるんだろ
そういうこと
これだな
小学1年の問題を小学3年に解かせてるみたいな感じ
主人公を天才的に描くのは無理だろうけど主人公より賢い仲間を描くことはできる
主人公(と作者)には理解できないけど仲間がめっちゃすごい武器とか作ってくれるよみたいな感じで
なろうだと主人公より有能な仲間は受け悪そうだけどね…
相対的な賢さを演出すればいいってことね。確かに馬鹿な主人公ってちょこちょこいるかも
なろう「ふむ…では周りの人間を全員馬鹿にすれば、主人公の頭が良いことになるのでは?」
民「おお!」
神の視点からの逆算とかは手法としてはまさにだが、描写や情報が増えると穴が目立つようになるので、主人公向けではない
頭がよく見える演出や見せ方って例えばなによ
頭の良いキャラを求めてるんじゃなくて
納得できるキャラを求めてるんだよなぁ
別に創作しない人なら構わないけど、作り手だったら書けるって思った方がいい
書けないって思ったら絶対に書けなくなるから
設定上の知能と描写上の知能の違い。前者は天井知らずだが後者は作者が天井。
作者が一時間かけて考えた内容を三秒で思いつかせる類の処理速度の向上も所詮は設定上のもの。大事なのは1+1+1+1+1+1を一瞬で解かせることじゃなくて、1*6という式を立てさせて解かせること。そして、足し算しか知らない作者はどれだけ頑張っても1*6が出てこない。
限界がないのは定量的な頭脳であって定性的な頭脳ではない。
これが一番しっくりくる。超人高校生がどーのこーのって商業出身なろう系作品がまさにこれやらかしてて「あー作者頭悪いんだなぁ…」と激萎えした思い出
自分もそう思って調べたら落第騎士の作者らしくて、この作者ならもっと上手く出来たはずなのにどうしてこうなった……感はあった
最弱無敗とかも
自分より頭の良いキャラクターは出せなくても、頭の良さそうなキャラクターは作る事は出来るぞ。
例えば他のキャラクターが特定の視点から議論を交える中、別の視点で意見を述べるとか、3点論法を用いたロジカルな会話の仕方を常に意識するとか、他にも現実であった事例を引き合いにだす、専門用語を用いた高度な会話、具体的な数字を用いて説得力を出す等々……etc、天才を演出する方法はいくらでもある。
そして、だいたいの創作物における天才キャラって↑のテクニックを使った”天才っぽい”キャラで、本当の意味での天才キャラはそうそう出てこない……というより、本当にズバ抜けた知能指数を持つ人間の言うことは思考の過程と前提のレベルが高すぎて読者層が理解できないから出せない。
経験値じゃないかなあと思ってる
三時間考えて思い付くことは人によって差がある、それは地頭の良さというより引き出しの多さだと思う
大きな知識的背景がある人の文章は読んでてそれが伝わる、キャラの言動にも違いが出てくる
ホームズの技術に学べばいい
どうでもいい情報をガンガン言い当てて煙に巻く
はっきりと分かるまで極力喋らない
犯人のミスを探偵の手柄にする
ワトソンを使って「ほんとはもっと高度な解き方だったけど、それは言えないからね」と事件を盛る
読者より賢ければいいんだから余裕だろ頭いいキャラなんて
自称頭いい人は創作なんか読んでないで人類に貢献しろ
作者が本気で考えた作戦を
全て知ってた、そのうえで立ち回ってた的なキャラを出せば上回れるんじゃね
必死に考えて出てきた作戦が包囲殲滅陣だったら困るし
かといって歴史上の名作戦をパクるにもセンスがいる(銀英伝すらこの点は厳しい)っていう…
ビックバン・セオリーを観たら天才というキャラクターの創りかたが理解出来るよ
シェルドン・クーパーなんてまさに天才の理想形
そして、天才のなかで賢さの順位付けがされているのがミソ
シェルドン(理論物理学)>レナード(実験物理学)=ラージ(素粒子論的宇宙論)>ハワード(応用物理学)
シェルドンのモデルとなったのはスタトレのスポックなのは間違いないけれど、天才というキャラクターの雛型は様々な作品に脈々と広がっているものだと思う
ミステリーの王道でありながら天才の語り口を永年担い続ける安楽椅子探偵というコンセプトがそれだし
ありゃたくさんのアス ペの天才を観察した結果できたキャラクターでスポックがモデルなんかのやっすいもんじゃないぞ
公式はアス ペを否定してるがそれは炎上対策でどう見てもアス ペあるあるだらけ
そしてあのキャラ達を作り上げてるのは一人頭年収3千万は余裕で超える人材からなる脚本家チーム
一人でやってたら抜けがあってもスルーされるがチームだからすぐ突っ込まれて気を抜くと蹴落とされて代わりがやってくる
そのぐらいしてるから30分のドラマ1話につき主要キャラにギャラ一億シーズン通したら数十億払えるほどの人気が出る
どうでもいいけど読み難いわ
ちゃんとビックバン・セオリー観てる?あの番組って他作品のパロディや引用がめちゃくちゃ多いんだけど、とりわけシーズン通してシェルドンがスタトレのスポックに対して敬愛を示すのは、バルカン人ゆえの感情に支配されない合理的かつ論理的な姿を自身に重ね近しい存在だと認識してるからなんだよ
そして、幼少の頃からしていた「スポックならどう対処するんだ?」という自問自答が彼の人格のベースになってるという設定
だからこそ、彼にはスポックの要素が含まれるし、作中でも露骨にスポックの表情や仕草、言葉を真似てレナード一行やペニーとの言葉の応酬を繰り広げてる
確かに世にいう天才たちを参考にはしているのは理解するけど、それでもスポックの存在なくしてシェルドンは語れないし、彼のキャラクター性の何割かはスポックが占めてるよ
あと、海外ドラマの金や脚本家事情は有名な話
偏差値10太郎の作者はマジで偏差値10だった……?
ガンダムの主人公とかは間違いなく作者より頭いいぞ。
モビルスーツの設計ができる
なろう主と変わらないくらい才能チートで作中最強だけど誰からも称賛されない上に女運も悪いアムロさん
そういう頭の良さとは違うんだけどな…
書けると思うけど、あまりに差がありすぎるとボロが出るだろうから限度があるんじゃないだろうか
偏差値60の作者が70のキャラを書くのは決して難しくないだろうけど、分数の足し算ができないレベルの作者が同じことをやれば、まぁ失敗するだろう
どのくらいの差が境目かって話だと、演出や準備でジャンル(詳しい人が少ないマイナー分野だと多少ボロが出ても気づかれない可能性がある)で大きくブレがでそう
とりあえず、可能か不可能かで言えば、可能だと思う。
作中の登場人物は頭が良すぎて主人公には理解できないで良いのでは
現実の人間は知能の優劣以前に専門外のことは知らないのが当然なんだし普通のことだろう
みんな26世紀青年を観よう
一番簡単な演出は「それは読んでいたよ」じゃないかな?
「何故分かった!?」と言われたら、「敵に言う訳ないじゃないか」とはぐらかす
超人高校生は政治の天才って言ってるキャラが割と下手糞感あって半端なんだよなって気がしたわ
まぁ、天才じゃなくて「変人」としての素質ならそれでも良いのかもしれんが…
(天才的な結果を出すのは実際の天才だけじゃなく「視点がずれていて行動力のある」タイプもあるから)
瞬発的に頭がいいのは可能。会話やワンシーン・一事件に対してなら凡人でも時間さえかければなんとかなる。普段の行動だとか時系列が絡むと怪しい。(幼少期や老年期)
多分、観察が足りてない。
確かに一理ある
田中芳樹はヤン・ウェンリーより頭良いのか?って話
まぁ実際ガバガバ理論でも、最終的に読者を納得させて唸らせる事さえ出来れば作家の勝ちよな
逆に言えば、納得させる事が出来なければ包囲殲滅陣や「まるで将棋だな」みたいに笑い者にされるだけだが
まあ別に作者が狂人じゃないと狂った設定のキャラが書けないというわけじゃないし書こうと思えばかけるんじゃね?
それを見て読者がこのキャラ切れ者だな・・・と思うかどうかはまた別の話だけどさ
管理人さん、八神じゃなく夜神ですよ
ご指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。どうか殺さないでくださいm(_ _)m
カキカキ…
とりあえず満遍なく全ての分野における天才は書こうとすな。
キャラが馬鹿にされるか作者が馬鹿にされてるから。
本や映画、音楽からの引用だったり、創作、歴史のエピソードの引き出しをどれだけ持ってるかも必要不可欠な要素
それがあるだけで会話を進展させられるだけでなく、引き締まる
この手の話題で以前「そんなわけないじゃん、じゃあ東大卒業したことない人は東大卒のキャラ書けないのかよ」とか言ってる奴がいてその反応は頭悪そうだな……と思ってしまった
だから作家は取材するんだよって話なんだけど
誰もこの点にツッコミが入らないあたり、いよいよやばいなって思うわ
作者より頭が良いという「定義づけ」がしたいだけなら取材も何もいらんだろ
作者が1分かかって行う計算を見た瞬間に答えられるキャラを作ればそれだけで作者越えなんだから
そもそも現実と違ってキャラに都合の良い世界を作れるのが作り話なんだから
あとはキャラの言動に合わせて環境を動かせば済むだけの話なんだよ
そう考えたら作者の頭とキャラの頭を比べること自体ナンセンスと言える
読者に「このキャラクターは賢い」と思わせる演出を考え続けるのが創作者だと思う
これを本当にしっかりできれば良いんだが、
大抵は、よくある「詐欺請求メール」みたいに
必死で法律用語らしいものを駆使して脅迫してるけど
書いてる奴の頭が悪いから一瞬で詐欺メールだとバレてしまう的なやつと
同じパターンになってる。
なろう主人公の戦術的思考とか
「これで作者はコイツを『頭の良いキャラ』として描くことに成功していると
本当に思っているのか!?」という疑問が湧くようなガバガバな「賢いキャラ」ばっかり。
思考の速さは作者を超えられるだろうけど
根本的な発想の部分は無理でしょ
こんなの議論するまでもなく結論出てる
そもそも、頭の悪い作者には面白いマンガを描けないので
なおさら無意味な議論
比較的簡単な描き方として、相手に間違わせる方法がある
有名どころだと、「連続殺人の途中で死んだかのように見せかけて、実は潜伏して殺人を続けていた」とか
ただ、相手が間違うようにする方法がしっかりしていないと、放課後戦争みたいなガバガバになることもあるので注意
論理学の本とか科学の本とか読んでその人の言ってることをパクる
その事柄に対して友人数人と討論すればいいんやで。
3人寄れば文殊の知恵という言葉もある。
そのキャラの頭脳を引き立たせるために急激に周りのIQが下がる現象を使わずに上に立たせたらいいんじゃないかな
シカマルはそんなに賢いとは思わんが卑劣様の卑劣さは合理性の塊過ぎるし
コナン・ドイルよりシャーロック・ホームズの方が頭いいだろうよ
右利きかもしれないし左利きかもしれないひとを
左利きだと言い切っちゃうが
断言する勢いで頭良さそうに見える
現世より発展した異世界を書けって喚いてる奴にこの話で返せないのが不思議でしょうがないよ
ABCDEFと進んでゆく事件を考えるやん?
探偵にAとDの情報だけを与えて、Fまで推理させるやん?
しかもDとEとの間くらいにちょっとした飛躍を用意しておくやん?
あとはコカイン吸いながら思いついたとでも言わせておけばいいのよ
相対比較で、読者の質で変わってくるから何とも言えないな
読者層の平均がどうかってトコロ?
作中で何か事件が起きたとして、その影響範囲を予測し尽くせなくて「そうはならんやろ」という結末に導いてしまうというのはあるわな
主人公が上手く立ち回って解決した! って書きたくても、コレとコレとコレの問題が残ってるとか、もしくは余計な問題が発生するから結局解決にならないだろ的な
確かに作中のキャラを頭よくしようとすればいくらでも出来るんだろうけど、その頭の良さに行動が追いついてないんだよね。
それが違和感になって出てくるという。
リアルでコイツすげえ!頭良い!って人をどれだけ見てるかもネタ元になると思う。自分の周り見れば絶対いるじゃん、すげえ奴。色々なすげえ奴らがいるじゃん。どいつもこいつも俺未満、どこでも俺がナンバーワンなんて状況は普通ありえねーわけよ。でさ、そういうすげえ奴らを文字で表現すんの。そいつには及ばなくてもそいつのすごさを伝えることはできるかもよ
どうせ天才設定をつけても動かし方で株を落とすだろうしパクリ以外で作者より頭のいいキャラは作れないんじゃないの