長編小説が書けなくなった時に思い出してほしいこと
書けなくなった時に思い出してほしいのが、
「書きたいシーンと書きたいシーンの間は、どんなシーンを書くかそもそも決めていたか」
ってこと。
長編が途中で書けなくなる・スカスカになったときって焦るけど、案外、ここが決まってなかっただけってことがある。— ハル@長編小説の書き方発信・相互フォロー (@halwrite9000) 2019年11月12日
書きたいシーン以外の部分は、書きたいシーンを「盛り上げるため」にある、そのためには「どんなシーンとエピソードが必要か」を考えると、おのずと作品を書き続けられます。
— kuri【伝奇SF「不死の宴」ぺーパーバック版登場!】 (@hajime_kuri) 2019年11月12日
「どんなシーンとエピソードが」という所も、ポイントですよね。設定や説明を、シーンやエピソードに変換して、見せていくのが大切ですし。
— ハル@長編小説の書き方発信・相互フォロー (@halwrite9000) 2019年11月12日
設定や説明を、シーンやエピソードに変換して、見せていく>>> これがわかってる人が意外に少ないんですよね。
— kuri【伝奇SF「不死の宴」ぺーパーバック版登場!】 (@hajime_kuri) 2019年11月13日
わかります。
短編から長編にシフトしようとして躓く人は、ここに気づいていないことが、結構あります。
ここに気づくと、書くべきシーンが実は山のようにあることが、わかるんですけどね。— ハル@長編小説の書き方発信・相互フォロー (@halwrite9000) 2019年11月13日
漫画でも物語のあるものなんでもそうだと思います。
描きたい場面はパッと出てくるのに一瞬カットばかりだからなかなか繋がらなくて頭痛くなるんですよ。
上手くいくと、結果もちゃんと付いてきて。— もけもけこけこクリエイト枠FANBOXで「天球遺跡調査員」連載中!支援者にはイラスト増加対応! (@Basabasakokeko) 2019年11月12日
そこの繋ぎに苦労する人は、かなり多そうですよね。なのに、完成させるには避けて通れないという……。ぼくも昔、えらい目見ました。
— ハル@長編小説の書き方発信・相互フォロー (@halwrite9000) 2019年11月12日
書けなくなる人は(私もそうでしたが)始まりだけ考えて書き始める。あるいは、始まりと終わりだけ考えてるパターンが多いですね。
物語を書く時は、ラストから逆算して何を書く必要があるかちゃんと把握しとくと楽だし、物語に奥行きと広がりが出る。
— うつみ いっ筆 (@fuji36q) 2019年11月12日
そのことに気づくかどうかで、対処が全然変わってきますよね。
書くことを知っておくのは、本当に大切なことだと思います。
— ハル@長編小説の書き方発信・相互フォロー (@halwrite9000) 2019年11月12日
これは私の個人的なおススメ手法なのですが、小説本編を書く前に、シナリオ形式で物語を書いておくと問題点が比較的早くわかります。
シナリオは台詞と最低限の状況描写だけで済むので、慣れるとすごく早く書ける。躓いた場所を把握すれば、あとはそこを補強してやるだけ。
— うつみ いっ筆 (@fuji36q) 2019年11月12日
そこ、色々好みが分かれますよね。
割と頭のいい人は、それでやれてしまうイメージあります( ̄▽ ̄;)— ハル@長編小説の書き方発信・相互フォロー (@halwrite9000) 2019年11月12日
> 設定や説明をシーンやエピソードに変換して見せていく
これ大事ですよね。
ディスカッション
コメント一覧
解ってはいる
でも、それをうまく書けるか、効果的にみせられるかどうかはまた別の問題なんだよね
(このコメントは削除されました)
すんなり書けたからといってそれが面白いとは限らない
わなびさんかな?
それとも、書くこと全てが面白い売れっ子さんの理屈かな?
どっちにしろ言えるのは、時間をかけて書いたからといってそれが面白いとは限らないってことだよな
ラストシーンが決まってるのはかなり重要だな
そこを書きたいがために筆が進むし、やる気になる
ラスト考えずに、書きながら結末を考えるタイプだ。
自分の場合は趣味だから楽しければそれでいいのだ。
間のシーンにのめり込みすぎて、本来どのシーンに繋げるんだっけ、とかなることはあるかなー
本末転倒w
大体、プロットをしっかり書いてます、っていう人でも、序盤の入り口や、見せ場になる大きなイベント部分、エンディングしか書いてないことが多いんだよね。
実際に仕事とかでやってみるとわかるんだけど、このやり方だとイベント間の「つなぎ」になる部分がいいかげんになって、次のイベントの伏線などがなにもない、ただの時間経過日常イベントみたいになっちゃってすごく素人臭く見えちゃうことが多い。
だから、実際にはプロットを決めたら「その時間軸上のこの場所において、誰が何をした」っていう箱書きを作ってつなぎの部分にも物語を盛り上げるための連続性を持たせないと、本文制作時点でよくつっかえる。
キャリアのある同人サークルの依頼とかでも、基本的にここまで細かいプロットがないと本文執筆を許可してくれないことが多いよ。
まあ……このやり方だと、プロットが組み上がった時点であとはダラダラとした作業になりがちだから、そういう意味では結構退屈なんだけどね……
(このコメントは削除されました)
> 設定や説明をシーンやエピソードに変換して見せていく
『作者の立場で』商業作品を読めば、嫌でも分かる。
読者の立場で昔読んだ作品を、作者の立場で読み直すと勉強になる。
…興は醒めるだろうけど。
(このコメントは削除されました)
プロットを組むっていうのは、書きたいシーンの寄せ集めを「書きたい物語」に昇華することだって教わった
最後に大山場、その前にいくつか小山場を作ってその間をシーンでつなぐ感じかな