『海猿』『ブラよろ』作者、佐藤秀峰さんの会社がAmazonに敗訴

https://www.bengo4.com/c_23/n_10993/
2020年03月30日 14時19分『海猿』や『ブラックジャックによろしく』で知られる漫画家、佐藤秀峰さんの著作権管理会社が、アマゾンの電子書籍読み放題サービス『Kindle Unlimited』で、一方的に配信を停止されたとして、アマゾン・サービシズ・インターナショナル・インク(アマゾン)を相手取り、損害賠償を求めた訴訟の判決が3月30日、東京地裁であった。
東京地裁の中村心裁判長は、原告の請求を棄却する判決を言い渡した。判決などによると、原告の有限会社佐藤漫画製作所は2017年1月、取次業者「出版デジタル機構」を通じて、『Kindle Unlimited』へ電子書籍の配信申請をしたところ、アマゾン社から拒否されて、同機構に対する債権を侵害されたとして、約2億円を求めて提訴していた。
●佐藤秀峰さんのnote
『Amazonを訴えてみた』
https://note.com/shuho_sato/n/n88ae13abaf83中村裁判長は判決で、機構と原告との間の契約書には、機構側に、原告が求めた通りに『Kindle Unlimited』でコンテンツが配信されるという結果を実現させる債務を負わせる規定は見当たらないと指摘。アマゾンの侵害行為の有無を判断するまでもなく、不法行為は認めることができないとして、原告の請求を退けた。
ほとんど門前払いやんけ。
アマゾンの出版ルール横暴にみんな泣き寝入りしてたところを
突いてみた感じだったけど、やっぱり無理筋だったか
>>3
読み放題だけど無料コンテンツでも配当あるんよ
だからあの絵が色んな宣伝POPとかで好き勝手使われてる
※参考:2012年10月18日の記事
佐藤さんが同作品の2次利用を自由化したのは9月15日。「従来の著作権を振りかざして利益を得る方法は段々と古くなっていくはずです」として、自作を2次利用フリーとすることで「どのように作品が拡散し、利用され、著者に利益をもたらすのか、もたらさないのか、その調査をしたい」としていた(「ブラックジャックによろしく」が2次利用フリーに 商用・非商用問わず自由に利用可能)。
2次利用の利用規約で事後報告を求めており、これまでに50件以上が報告されている。30近い電子書籍サイトで無料配信され、20近くのWebサイトでイラストが利用されたほか、新聞広告にも活用。同作品をモチーフにしたゲームなど、スマートフォンアプリも複数登場し、全巻無料で読めるiPhoneアプリはApp Storeの無料アプリランキングで総合1位を獲得。公開から1週間で36万ダウンロードを超えたという。「あの伸び方だと50万ダウンロード超えは間もなく」と佐藤さんはみる。
出典:ITmedia NEWS
AVのパッケージで使われてたの見たことある
神田の風俗無料案内所の看板になっててワロタわ
ブラックジャックや手塚治虫はどう思ってるのかなその辺
ってこと?
>>8
最初から 「無理」 ではなく
初期は人寄せに配信されてた作品群が、突然停止されたって話
よまれただけ配当が発生してたから、それをアマゾン側が嫌った形と推定されてる
なるほどありがとう
元々は入ってたのね
アンリミならもっと読まれてるのもありそうだけどな
「俺に」2億円払え」という訴訟なんだよなあ。
相手をとっかえひっかえ、よく続くよ
でもこの人のおかげで判例とか法解釈とか色々と得られるものがある
関わらずに見守っていきたいものだ
横暴に近い慣例に風穴開けてくれてるのは業界にとって割と有益な流れは着てる (まだ多くは利権そのままだけど)
2017年1月16日、佐藤漫画製作所は通販大手アマゾン・サービシズ・インターナショナル(以下:アマゾン社)に対して、訴訟を提起しました。
アマゾン社が展開する「Kindle unlimited」という電子書籍定額読み放題サービスについて、ある日、同サービスに参加していた弊社および弊社取次コンテンツが、アマゾン社によって一方的に販売を停止されてしまったからです。
これは弊社に限られた事例ではなく、同時期、サービスに参加していた多くの出版社に同様の事態が発生しました。電子書籍ユーザー=読者の立場から見れば、ある日、利用していた書店の本棚から大量の本がごっそり消えたことになります。
「毎月決まったお金を支払えば、ここに置いてある本は読み放題ですよ」と言われていたからこそ、お金を払ったのにです。
サービスの信頼性が著しく損なわれたことはもちろんですが、業界最大手であるアマゾン社が行なったこととして電子書籍全体のイメージが大きく悪化しました。この出来事によって弊社を含め各作家、出版社が大きな損害を被ったことはもちろんですが、最も大きな損害を与えられたのは読者の皆さんです。
読者の信頼を回復するために自分にできることは何だろうか?
そう考えた時、僕は「訴訟」という選択をしました。僕が営んでいるのは一漫画家が代表を務める小さな会社です。
アマゾンという巨人に簡単に勝てるとは思っていません。
だけど、彼らが何をどうのように考え、どうしてそのようなことをしたのかを裁判の過程で明らかにしていくことには、電子書籍の未来にとって公益性があると信じています。
アマゾン社が電子書籍ユーザーにとって信義に足る存在であるのか、電子書籍の未来の一端を担うに足る存在であるかどうかを問いたいと思います。出典:note
判決だけ見ると「そういう契約だった」ということですね。
ディスカッション
コメント一覧
内容さえ見ないのが「却下」
一応受理した内容は読んでダメ出しするのが「棄却」なのでまだマシか・・・。
ちなみに判決文は面白い、
「・・・などと縷々主張するが」というのは「長々と書いているけどねぇ(ウンザリ)」という意味。
「・・・という法解釈は原告独自の見解であり当裁判所の採用するところではない」っていうのは「コイツむちゃくちゃ言っているな」という事。
言ったらお気持ち案件に近いからな
普通の!企業間だったら契約の時点で確実に不利を悟る
普通の紙や電子本を撤去されたら文句言うのも分かるけど
Unlimitedは完全にAmazonの裁量によるサービスなんだし置いてくれなくてもしかたねーんじゃねぇかな
バラまいて知名度上げたところでUnlimited使わせろは都合が良すぎる
まあ、今回は棄却だから「そもそも契約書にそんなこと書いてないし」という一点だな。
アマプラはけっこう世話になっているが、どうしても立場的に弱い作家の権利とか正当な報酬はキチンと保証してほしいとは思う。
実際に契約書よく読まん連中にネタが割れたのはアマゾンの損になるやろな。
これを漫画にすればいいのにな
>>33
無料案内所「神田をよろしく」はくっそ笑った
「名案内コナン」並みの破壊力だな
佐藤秀峰さんの漫画は大好き
税金泥棒のamazonなんかと縁きって構わないと思います。
「オレは電話に出たくないから連絡してくるな」と編集に言い放って、訪ねて来た編集を追い返しコミックス作業が間に合わなくなると「なんで連絡しねーんだ」と喚いていた狂犬だろ?佐藤って
常に自分のルールで動いてんだなww
読み放題で配信されたんだけど日本の特殊事情で漫画の配信が多すぎて通信回線のキャパが足りなくなって配信停止した。
対応できるようになったから配信再開した。
じゃなかったか?
今だと漫画配信するところなんていくらでもあるんだしAmazonにこだわるこたぁないと思うが。
ブラよろも海猿も読む気しないのでどうでもいいけど