読者「『涙をぱたぱたと落とした』は誤り、『ぽたぽた』が正しい」
「涙をぱたぱたと落とした」は誤りだ、「ぽたぽた」が正しい、という指摘を受けました。
でも私の脳内では「ぱたぱた」という音が鳴っていたんだよな〜!!具体的に言うと、「ぽたぽた」は涙が滴り落ちる過程に重点を置いているのに対し、「ぱたぱた」は涙が着地する瞬間に重点を置いている感じ!!
— 白里りこ (@ricoshirasato46) July 31, 2020
みんなの反応
続き→その方と作者の感覚の違いでしかないのなら、「なぜ作者はそこで『ぱたぱた』としたのだろうかということを考える人手間を怠っただけの読者ということなので、そんなに気にする必要もないとは思います。
「ここは『ぱたぱた』と涙が落ちたんです」でいいと思いますが。— 如月芳美 (@YoshimiKisaragi) July 31, 2020
×→人手間
○→一手間誤字っちゃいました。ごめんなさい。
— 如月芳美 (@YoshimiKisaragi) July 31, 2020
単に誤植とでも思ったのだろうか。校正漏れだとでも?
ぽたぽたと書いたおつもりでしょうが、あなたぱたぱたになってしまっていますよ、間違いですよね、直されたらいかがですか?って親切に教えたつもりだったのかも。
イヤお節介なだけでしょ。— 驪猫トム(KuronekoTom) (@gattineri) August 1, 2020
確かに感覚的なものなので正解も間違いもないのかもしれないけど、ぱたぱたって既に羽ばたく系のオノマトペとしてのイメージがあるから個人的には変な感覚になる。しかし結論としては自分がそう思ったならそれでいいと思う! pic.twitter.com/89j4Nf9483
— 愛猫神ฅ^•ω•^ฅkai猫 (@cxzaq0427) August 2, 2020
「ぽたぽた」より「ぱたぱた」の方がテンポが良い印象があります。
前者では目から滴り落ちる様な描写を想起しますが、後者ではより連続性を感じるものの、とめどなく流れている訳では無いというイメージを持ちました。
「ぱたぱた」という泣き方も良いですね。— 黒ペンギン中佐 (@SchwarzPinguin) August 1, 2020
それを指摘したら「クラムボンはかぷかぷ笑った」も指摘しなきゃならん気がする
擬音は自由で大丈夫だと思います。
— 道化師wの本垢で平日投稿頑張ってるよのサブ (@doukeshi_sub) August 1, 2020
多分、その感覚であるならば「涙をぱたぱたと落とした」でなく「涙がぱたぱたと落ちた」がいいのかなぁ…と僕の感覚が言っている
ぽたぽた➝人間+涙
ぱたぱた➝涙only
な気がするから🤔ぶっちゃけどっちでもいいんだけど、こういうスルーされがちな議論ってめっちゃ国語教育に必要だから嬉しい☺️
— のかぜかみや (@Nokazekamiya) August 2, 2020
RTでここまで拝見した際、まさに仰るとおり「涙が乾いた机を打つ音」が想像できましたので、オノマトペとしては全く問題ないと思います。 pic.twitter.com/bbxRH7SF5N
— ユーキ@横須賀鎮守府 (@KimTak0715) August 3, 2020
涙は「ぽたぽた」が正しい?
「ぱたぱた」は間違い?ありえない!
ぱたぱた、いいじゃないですか。
ぽろぽろは?
ぼろぼろは?
はらはらは?ぽたぽたしか発想のない人間にはなりたくないものです。
— 狐月 耀藍 (@youran_kitune) August 1, 2020
擬態語はマンガの効果音と同じような成り立ちですから、場面で効果的かどうか、だけで自由に描いてよいと思います。「誤用」とは違います。耳慣れない表現で印象に残せることまで考えると、ぱたぱたはとても優れた表現で、ぽたぽたこそありふれた表現(だから悪いというわけでもないが)ですね。
— 瀬川雅峰@『辰巳センセイ』書籍化準備中 (@masamine_s) August 1, 2020
そんな指摘をしてくる人がいるとは……
ディスカッション
コメント一覧
書き手の自由だし決め付けて指摘する方がどうかと思うけど作者さんも結構独特な感覚だと思う
作中他の部分でその感覚を示せてたのかは気になる
個人的には一昔前の純文学とか個性の塊みたいな擬音・擬態語のオンパレードだったからこの程度どうとも思わないけど、こういう話が出る辺り消費者に擦り寄った結果表現が画一化されてしまったのはあるんだろうな
でもそれって文学としては致命的なんだよなぁ
オノマトペ以外の指摘がどんなものなのか、この作者の文章がどの程度なのかにもよるかな。
いくら作者の自由とはいえ、世の中には日本語として信じられないレベルでひどい作品も存在するからなー。
落ちた先によるかなぁ
お別れの手紙とか読んでて、その紙面に涙が落ちたって表現ならぽたぽたよりも好き
これ擁護してる人の方が多かったけど、読者に『ポタポタ』じゃねーの?って思われてる時点で、作者の負けだと思うわ。
ぱたぱた、っていう擬音に説得力を与えられてないから読者に突っ込まれてるわけでね。
『モニカが、ぱたぱたと布団に涙をこぼした』だと『ぱたぱた』が擬音としてではなく、『モニカ』を修飾する言葉として主語にかかっているように見えてしまう。
つまり『モニカがぱたぱたと動いている』ように読んでしまう可能性がある。
読み解けない読者が悪いって言うのは簡単だけどね。
『涙がぱたぱたと音を鳴らして、布団に落ちた』とか違和感の少ない言い換え、読者を納得させうる使い方はあるでしょ。
そういう自省的な思考をせずに、私は間違ってない、指摘してくる読者が悪いみたいな風に考えるのは、あまりにもったいない考え方だと思う。
はらはらでは?(推察)
これ意外と厄介な問題なんだよね
「ぱたぱた」をググると副詞として定義付けされてるから
大辞林の解説に準じた場合、涙に使わない表現だと主張するのも理解できるんだよ
オノマトペってただでさえ使いこなすの難しいのに、いつ増えるかわからない定義付けによって難易度が上がるばかり…
言葉って何のためにあるか知ってるか
表現が好きとか言う前に相手に伝わらないと無意味だぞ
ぱたぱたって羽ばたくような擬音だけど伝わると思ったんだろうか
マンガの擬音は結構自由だから、嗜むか否かで
伝わるか否かも大きな差が有りそう。
既に挙がってるけど、絵本もそう。
作者は一人だけど、読者は「対等の一人」じゃない。
そしてどちらにも相手を選ぶ権利がある。
自由な擬音はいいけど既にあって、ある程度意味も共有されてる擬音を全く意味が違う擬音として使うのは間違ってるって言われても何も変じゃない
ジョジョとか宇宙兄弟の擬音出して「これと同じ!」とか言ってるのもうちょっと本質を見る目を鍛えてほしいね
> ある程度意味も共有されてる擬音を全く意味が違う擬音として使う
無数にあると思いますが。
> ~として使うのは間違ってる
間違っている、正しくない(一読者の指摘)
正しい、間違っていない(作者側の主張)
ニホンゴムズカシイデスネー
横だけどこの人は文字だけの人でしょ?
絵がついてる漫画と一緒にしちゃだめよ
例えば漫画でパンチの音にバキューンとか付けても問題ないけど
文字だけだと難がありすぎる
それは漫画のバキューンは弾丸の様な速度、または威力があるパンチを表現している物だけど
文字の場合に擬音だけでそれを表現するのは適してない
ちゃんと弾丸の様な~等と書く必要がある
一般的でない表現を用いる場合にはちゃんと具体的に描写して書かないと伝わらない
まぁこれは擬音語を擬態語として使ってる様な極端な例だけど
幼児の間違いを指摘した親に対して、幼児が「○○がそう思ったの!だからいいの!」と駄々こねてる風景を想像した。
作者の自由だからわざわざ間違いとして指摘するのもどうかと思うけど、大半の人は涙の落ちる音で「ぱたぱた」は出てこないんじゃないかな。変わってるとは思う。
羽ばたいてますやんってなるよね
「涙をぱたぱたと落とした」は誤りだ、「ぽたぽた」が正しい、という指摘を受けました。
でも私の脳内では「ぱたぱた」という音が鳴っていたんだよな〜!!
具体的に言うと、「ぽたぽた」は涙が滴り落ちる過程に重点を置いているのに対し、「ぱたぱた」は涙が着地する瞬間に重点を置いている感じ!!
だとしたら「涙がぱたぱたと落ちた」じゃねーか?
原文なのかわからんけどこういう時は強調するのが一番なのよね
「涙を”ぱたぱた”と落とした」とか傍点とかで
強調することによって独特の表現みたいになるからわかりやすいのよね
軽い雨であれば「ぱたぱた」と鳴るのはわかる。
涙ではそうは鳴らない。「ほとほと」、「ほたほた」ぐらいだろう。
自分の感性が主軸の作品であれば好きに書けばいいが、不必要に私情(鬱憤)を挟むと作品が壊れる。
「ほとほと」って書きに来たら、先客がいらした
ああゴメン、よく考えたら、「ほとほと」って擬音としては使わない、自分は
「〇〇は、ほとほとと泣いていた」って感じで使う
初見だと「はたはた」と「ぽたぽた」が混ざったのかと思った
……と思って「はたはた」を辞書で引いたりググったけど、あまり一般的な用法じゃない?
「はたはたと涙を流した」とか使う気がしたんだけど
パタが床との擬音になるのは倒れこむ時だと思うわ
涙を擬人化して捉えて、泣いている人物の心情を表現しているなら
涙を-落としたじゃなくて、涙も-倒れこんだ みたいに直接的な方がいいと思うわ
また、涙によって目にフォーカスが向けられているので、パタパタだと瞬きをしているようにも思える
具体的に言えるのであれば「ぱたりぱたりと涙が床を鳴らした」などと書けば良かった
それならば単なる床ではなく、絨毯をとか、名簿をとかもっと情景を描写できるはず
雫がいくつか床に落ちるならポタポタ、ポツポツ、地面が土や草ならシトシト
落下していく途中ならホロホロ、ポロポロ
雫が一つなら繰り返さずにポタり、ポツり、シトり、ホロり、ポロり
とかその辺が普通だと思う
ぱたぱたとぽたぽただと一般的にぽたぽたを使うし
“ぱ”と“ぽ”の字面が似てるから作者が間違えて覚えてると思っての指摘でしょ
涙がびたびた落ちたとかなら指摘も来ないはず
まぁ前後文だな
レシプロ機のパイロットが飛行中に死亡して愛機が泣いたのなら渋いと思う
ぱたぱたを成立させる物と
涙を落としたという能動性のある言葉の扱いだな
『涙をこぼす』って、特別な感情だから、書く人の思い入れが強く入るんじゃないですかね。時にはクライマックスだったりするし。こだわる人が多いのも、仕方がないのかも。
自分の書いた物で泣くシーン探してみたら、パタパタだった。逆にポタポタを探してみたら、水から上がって髪から滴が落ちるシーンがポタポタだった。
素晴らしい表現とのRTが多いけど、ほんまに言ってんのか?とも思う。
RTerは感性と表現とをごっちゃにしてるんじゃないかな(感性=表現ではない)
某イラストレーターが言ってたけど、自分は人と見え方が違うときがあるので(アウトプット時に若干斜めになる)、そこは修正するように書いてるらしい。
独特の感性を活かす作品なのか、理解がスムーズになるよう共通認識に修正するのか、独特の表現とするのか
最後のものを選ぶのであれば、誰かがすでに書いたようにダブルクォーテーション等で囲むべきだろう。
その場合、指摘した人のそれは的を得たものではないものの、一考の価値のある指摘だったのではないだろうか。
つまるとこ、指摘を脊髄反射(ノータリンな姿勢)で否定し、またそれを安易に擁護するのは、それはそれで愚かしいのでは?と。
昨今の流行りなんだろうが、知的そうな議論において考え無しにそれらに乗ってるのは皮肉。
ぱたぱたは畳に粒で着地する涙の音のイメージがあるよ
大粒の涙って感じ
変な表現ではないんじゃない?
指摘した人も「いろんな表現があるんだな~」ぐらいの気持ちでいいんじゃないかな
見えないものを表現する擬音語って面白いよね