【晒し】旋風のルスト ~美少女隊長と7人の傭兵の西方国境戦記~
美風慶伍さんより
旋風のルスト ~美少女隊長と7人の傭兵の西方国境戦記~
https://ncode.syosetu.com/n7984fx/
皆様、はじめまして。本作品の作者の美風慶伍と申します。どうぞよろしくお願いいたします。本作品は長年に渡りSFやアクションを中心に書いてきた私が初めて手掛けた長編ファンタジー作品です。設定や世界観の構築にも時間をかけてきました。とはいえ、凝りすぎる性分から、読者の方を置き去りにして『語り』に走る面があり、その意味でも読者の方の興味や評価を得るまでに至っていないのではと痛感しています。今までにも何度も手直しを繰り返しましたが、まだ納得していません。
『どこか、読者さんが離脱してしまう致命的な部分があるのではないか?』そう疑問をいだいています。
私が晒すことでお聞きしたいのは以下の点です。
1:読み進める上で止まってしまうところ。いわゆる『離脱ポイント』
2:主人公であるヒロインの魅力を感じるかどうか?
3:逆に、『ここは良かった』と言える褒められる点
4:思い切って削ってもいいのでは? と思える場所。
皆様の忌憚のないご意見をお待ちしております。
]ω・`) オテヤワラカニ ヨロシクオネガイイタシマス
ディスカッション
コメント一覧
しばらく読み進めてみたところ、特別な『離脱ポイント』があるようには感じませんでした。
しかし、引き込まれて続きを読みたくなる『継続ポイント』があるようにも感じませんでした。
戦記ラノベはたまに読む程度なんですが、戦記って話や登場人物が複雑化しやすい分、その作品ならではの良さや魅力的なキャラクターを早めに提示してもらえないと気力が萎えやすいですね。
この作品、世界設定はとても地に足の着いた、突飛さのない、まさに王道といった風情です。
ヒロインも世界設定に見合った、奇抜さのない、総合的に優秀な人物として描かれています。
展開も、ヒロインが頑張って周囲に認められ敵との戦いに向かうという、まあ、それはもう、ええ、王道で。はい。
こういうのはこういうのでいいと思いますよ。
良くも悪くも昔ながらの王道戦記ですし、未だにこういうのが好きな方も居るんじゃないでしょうか。
ただ、私はもう少しケレン味があったり、珍しい設定・展開だったり、アクの強い主人公が陰に陽に活躍する戦記の方が好きなので、今から読むならそういう作品を選びます。
【忍び笑いと鉄車輪】まで読んでの所感です。
1:読み進める上で止まってしまうところ。いわゆる『離脱ポイント』
読んだ範囲では『ない』とも言えますし『いたるところに』とも言えます。
パッと見そうは見えないので気にしない読者も多いと予想しますが、設定矛盾があったり説明不足だったり、作者さんの知識不足があったりで、物語に没頭できないです。
明確にダメと断言できるポイントはありませんが、自分は読むたびに『?』が浮かんで読み進める気を削がれました。
例えば【私が傭兵として生きる理由】にて。
>「今回は偵察任務だ。戦闘の可能性が低い分、全員無事帰還が必須。まだ実績の無いお前にそれが出来るのか?」
偵察は最も危険な任務です。突発的になにが起こるかわからない中、作戦立案、ひいては後続部隊のために情報収集するのですから。なので軍隊では偵察隊は精鋭揃いです。
事前に危険性が低いとわかってる場所を見回るなら哨戒です。後々になると哨戒と偵察が混じっていますが、軍事行動としては完全に別物です。
更に、世界観説明や状況説明が不足していて意味不明です。
なにを警戒して偵察するのですか?
魔物が蔓延ってる世界で、なにか異変を察知したからですか?
国家間で戦争中で、敵国兵の侵入が予想されるからですか?
そもそも傭兵はなにと戦うつもりなのですか?
なぜ正規軍だけでは兵力不足で、国は傭兵を雇っているのですか?
>「ギダルム準1級、敵兵の侵入痕跡や不審な足跡は?」
【忍び笑いと鉄車輪】でのこのセリフで、ようやく人間相手だと判明したものの、戦争中なの? 冷戦状態なの? と疑問は解決していない有様です。
またまた更に、この傭兵ギルドの設定もよくわかりません。
3級なら誰でも傭兵になれて、正規軍ではない戦闘技能集団で、国と個人で契約を交わして、傭兵団という集団ではない。
これ、物語の展開と真っ向から矛盾してます。
組織の設定としては数ある作品で出てくる冒険者ギルドと大差ないのに、気の合う者同士で組んでるパーティーを排除して正規軍と同じ人間関係を強要し、組織立った軍事行動を取らせています。
完全否定しているのに、行動は完全に傭兵団です。
2:主人公であるヒロインの魅力を感じるかどうか?
傭兵ギルドの設定がメチャクチャと見るしかないため、隊長である主人公の行動や思惑が作中世界でどういう意味を持つのか、判断することができません。
3:逆に、『ここは良かった』と言える褒められる点
申し訳ありませんが、気になる部分が多すぎて、それどころではなかったです。
4:思い切って削ってもいいのでは? と思える場所。
―(ダッシュ)の使用頻度がかなり高いです。
そこまで不要。
風待月様へ
ご意見、ありがとうございます。
大変貴重なご意見ありがとうございました。
この作品は冒頭部を何度も手直ししていて、現バージョンは第1話第1エピソードを新たに書き起こしたものです。初期バージョンでは第2話のあとに来ている『2年前』が序章として構成されていたのですが、主人公であるルストを早めに出すために『2年前』を2話の後ろに移動、第1話を一番最初に持ってきました。
ただ、主人公のルストを出すことだけに気持ちをとられて書いてしまったためか、風待月さんの仰る点がお座なりになってしまったのは事実です。
独自の世界観、独自の民族性、独自の国家間事情が存在するがゆえに、適度な形で説明・提示は確かに必要でした。重大な見落としに気づけてよかったと思います。
また、初期バージョンでは『2年前』部分で世界観や設定事情などを提示していたので、それを後ろに持ってきたことで今回の問題がおきた点もあると思います。(とは言え、それでも私自身の知識不足の部分はありますが)
今回ご指摘いただいた点は早急に改善します。
私が教えていただきたいと思った点を指摘いただき誠にありがとうございました。
改善した後にはお知らせいたします。
青鐘様へ
ご意見、ありがとうございます。
確かに手堅いと言うか、ある意味地味な世界観構築を積み上げての物語づくりなので、おっしゃるとおり読者を強く派手に引っ張るところが今ひとつ足りないのかもしれません。自分としては色々と盛り込んだつもりなのですが活かしきれてないのかもしれません。もう少し、読者の方に作品の魅力を魅せられるように改善してみたいと思います。
ありがとうございました。
1ー3までしっかり読み、一話の残りまでざっと読みさせていただきました。
1:読み進める上で止まってしまうところ。いわゆる『離脱ポイント』
1ー1のエルストちゃんと、1ー2以降のルストちゃんは別の人物、または時間的にズレているという理解でよかったでしょうか。
もし、時間的に連続している同一人物なら、
1ー1ではエルストちゃんは隊長を自発的に志願していますが、1ー3ではルストちゃんは誰も隊長をやりたがらないからやった、としているため、ちょっとブレているように感じました。
ルドルス=ドルス だったり、頭文字を取ることで、愛称にするという文化があるのかな? などと混乱して気になってしまいました。
2:主人公であるヒロインの魅力を感じるかどうか?
1ー1の、
‘傭兵の世界に入ったのは16歳になる少し前のことだ。理由は色々あるけどまだ教えない。’
の‘教えない’を可愛いな、と思いました。
私は「一人称はその人物が考えないことを描写してはならない」派ですが、読む分には可愛いから良っか、と思いました。
全体的に明るく前向きな女の子は好感が持てます。
書き直しのせいかもしれませんが、1ー1のエルストちゃんは明るさ、真面目さ、頭の回り具合がいい塩梅に可愛いです。1ー2以降も基本的にはルストちゃんは好感触です。ただ、ドルスへの苛々っぷりが少しくどいかな、と思いました。
3:逆に、『ここは良かった』と言える褒められる点
上記の通り、主人公のキャラクターは好感が持てます。
魅力に没頭しやすくなるよう、細かい突っかかりを無くすよう気をつけてください。
ストレートなライトファンタジーは今どき珍しいので、頑張ってください。
4:思い切って削ってもいいのでは? と思える場所。
一話からどんどん隊のメンバーが増えていくので、キャラクターの把握が難しいように感じます。
最初の部分を大きく変えることは困難なので、次回作にでも、部活マンガなどを参考に、キャラクターのエピソードを解決しつつ徐々にキャラクターを増やす手法を検討してはいかがでしょうか。
長編を描き続けていらっしゃること、尊敬いたします。頑張って下さい。
さいかさんへ
作中世界観で、フェンデリオルと言う国の独自性を出すために『名前の法則』にこだわったのですが、そこは説明不足でした。名前の後ろ3音節をとって愛称とする――と言うルールがあるのですがまるっきり説明抜けてました。
:(_;´꒳`;):_ スイマセン
(一番抜かしたらだめだろうって部分ですね)
それとルストの隊長職就任前後の部分の隊長になれた理由とかは、書き直しや修正の繰り返しの際に、バージョンが入り混じってしまったみたいです。整理し直して筋の通った内容にしたいと思います。
キャラの魅力を認めていただけたようなので、そこを活かせるように頑張って改善します
ありがとうございました。
30代男性、まとめられた短い文章を好みます。
1:読み進める上で止まってしまうところ。いわゆる『離脱ポイント』
第1話の隊員キャラ説明を、詰め込んで始めた辺りです。
説明してくれているのですが、やはり実際に何かしら活躍してくれないと各キャラのイメージが把握し辛いですかね。
2:主人公であるヒロインの魅力を感じるかどうか?
言動が可愛らしく、不幸な生い立ちを受け入れる事なく、立ち向かう姿はいじらしいですね。
責任感があり芯のある正統派主人公で好感を持てます。
3:逆に、『ここは良かった』と言える褒められる点
ドルスが過去の出来事で、ルストに冷たく当たる男らしい不器用なところ。
4:思い切って削ってもいいのでは? と思える場所。
第一章の第1話全般。
物語にすぐに必要という人物以外は軽く触れるかモブ扱いでいいかなっと。
必要になったらその時に、紹介してくれると把握し易いです。
あと、第1話でドルスの強さが分かる描写(説明ではなく)があると第2話の果たし合いで活きてくると思います。
【2年前】令嬢の失踪、の終わりまで頭を空っぽにしての感想です。
全体的に説明過多な印象でした。
あまり重要ではない箇所は、力を抜いて省略した方が読み易いと思います。
ダルムの爺さん視点でルストちゃんを愛でてました。
毎日更新大変だと思いますが、無理せず楽しんで執筆して下さい。
通りすがりのおぃちゃんさんへ
説明スべきところと、流すところのバランス
本当に難しいです。
やはり設定として作ってあるものを、出そう出そうと焦っているのかも知れません。
逆に説明しておかねばならないところが抜けている部分もあり、思い切って第1話は全部書き直したほうが良いのかも? とも思っています。
第1話で重要なのは『職業傭兵という存在』『フェンデリオルと言う国の置かれている状況』『主人公ルスト』『彼女と対立することになるドルス』この4つです。
(今回の晒しでいろいろな方の意見を拝見して改めてそう思いました)
そこに絡まない部分はサラリと流してしまったほうが良いのかも知れませんね。
その意味では第1話は全面的に書き直すつもりです。(本編止めてでもやります)
大変参考になりました。
ありがとうございます。
『私が傭兵として生きる理由』まで読ませて頂きました。
感想と言うか気になる点が多々あるので、そちらを述べさせて頂こうかなと。
2・3・4は、そこまで読めていないので、割愛します。
1:読み進める上で止まってしまうところ。いわゆる『離脱ポイント』
に関して。
人によって様々だと思うのであくまでも、私個人でのポイントを述べます。
好みで言うと、普段ならあらすじで読まないです。
理由は、なんであらすじが二つもあるのか意味不明。どちから一方だけでも十分ではないでしょうか。
その二つを上手くまとめたのが適切なあらすじではないかと、私は思います。
それゆえに、「あーこの作者は文章をまとめられない人」と印象付けられ読まないです。
まーそれだと、意味がないので少し読み進めた結果、『私が傭兵として生きる理由』でした。
説明不足やら矛盾点が多く、これ以上は読む気になれませんでした。
序文:母ミライルの思い より
精霊邂逅歴3259年 とありますが、読者からすればなんぞや? という疑問でしかありません。
読んで字のごとくだとは察せましが、結局なにがあったのか、軽くでも触れてから書いてもいいかなと。
精霊邂逅歴以前の歴はあるのか、無いのかさえ分かりませんし。
色の濃い〝黒茶〟と呼ばれるその国独特のお茶がたてられている。
国独特ならルビ欲しいですね。それに伴い『ガラス製のハリオール茶器の中の黒茶を一人のメイドがカップに注いでいる。』と続くわけですが、あまり紅茶類を点てる(たてる)とは使わないと思います。
淹れるが普通ではないでしょうか。
メイドも婦人の意を汲んで会釈して去っていった。
その前に『「ありがとう、下がって頂戴」』とあるので、意を汲んではいないと思います。命に従っただけかと。
私が傭兵として生きる理由 より
冒頭での職業傭兵の話は、後ろにある説明を足した方がより理解しやすいかなと。
それでこの職業傭兵の在り方がよくわかりません。
登場人物たちは会話から顔見知りのようですが、本文には『傭兵団と言う集団ではなく、国と個人との契約であり、組織だった正規軍人と違い、それぞれの強さが何より物を言う。』とあり個々人ではないのか? と疑問。
「3年5年は当たり前、10年かかったやつもいる。」とセリフがありますが、傭兵の説明には『2級に昇格するのに10年以上かかる人なんかざらだ。』と。
10年がざらなんですか? この『10年かかったやつもいる。』という言い回しでは、ざらではないと思います。
小隊編成について。
国から個人に要請するのが、職業傭兵なんですよね。となると、編成も個々人の能力に併せて編成されると思います。(主人公らは顔見知りみたいなので違うかもしれませんが、ならなおさら説明欲しいです)
おそらく予備自衛官みたいなものだと思うんですが、小隊長を傭兵側が決めるものでしょうか。編成時に決まっているものだと思います。自ら決めるとするなら、その辺の説明が欲しいです。
細かいことではあるのですが。
煙管なのかタバコなのか、タバコを煙管で吸っているのか。不統一でした。
大雑把に見てもこれくらい気になる点があり、自分はこれ以上読む気になれないポイントでした。
私見ですが、自分はこういった気になる点が多いと読む気にはなれない質です。事細かに説明しろと言っているわけではなく、肝心の部分が説明されていないので「それだとこうならないか?」という疑問点が湧くからです。
乙ぬさんへ
ご意見、感想ありがとうございます。
あらすじの部分は、考えに考え抜いて今の2段構えにしました。まとめきれなかったわけじゃないんです。理由がありまして――
『あらすじを短くシンプルにしても、長くしっかりと書いても、どっちでもクレームが来る』
――からなんです。ほんとまいりました。
と言うのは、短いあらすじには『作品の要点がわからない』、長いあらすじには『長いと読む気になれない』と言う相反する意見が届いてました。なので悩みに悩んで、それなら短い簡素なあらすじと、お話のアウトラインをしっかり抑えた詳細なあらすじとをどちらも表記すると言う結論に至ったわけです。
なのでこの形式は変えないつもりです。
ただ、乙ぬさんのようなご意見もあると言うことは勉強させていただきます。
さて、次のご指摘点ですが、大変参考になります。
と言うのは冒頭第1話は継ぎ足しと改変を繰り返した結果、矛盾をはらんでる状態に陥ってしまったと自覚しています。一番最初のバージョンの第1話がキャラ紹介に力を入れすぎた結果、設定を語ることだけに集中している状態に陥ってました。
それではまずいと気づいて、手直しをしていたのですが、結果として説明過剰と、説明不足、そして矛盾だらけの状態になってしまったと思ってます。
今回の晒しでご意見をいただいて、思い切って序文と第1話全体を作り直すつもりです。
その際に、ご指摘いただいたことを参考に改善していきたいと思います。
(´・ω・) { この作者のりと勢いだけで書いてない?
昔からそう } (・ω・`)
ご意見本当にありがとうございました。
第一話末まで読みました
1 離脱ポイントについて
上の人と全く同じ意見になるのですが、第一話全般が離脱ポイントになると思いました。
動きのない淡々としたシーンで登場人物の紹介を立て続けに何人もされると、
覚えるのが面倒くさくなって読み気をなくしてしまいます。
基本的に一度に紹介されて覚えられるのは3人程度(主人公含む)なので、
いったんイベントを挟んで間を開けてから次の登場人物を紹介すると言う流れにした方が、
読む方としては助かります。
加えて、動きのないシーンでの紹介だったので、
それぞれの個性を説明されてもいまいちピンときません。
実際に交戦するシーンでキャラクターを登場させた方が、
具体的にどんなイメージなのか伝わりやすいかと思います。
2 ヒロインの魅力について
一話を読んだ段階ではなんとも……。
キャラクター紹介がメインだったので、ヒロインの魅力がいまいち伝わりにくかったです。
皆から可愛がられているなと言う印象は受けたのですが、
肝心のヒロインの人となりがピンと来ないというか……。
挿絵があったので具体的な容姿のイメージは出来るのですが、
内面で印象に残るシーンはありませんでしたね。
続きを読めばまた印象も変わって来るのかと思いますが……。
3 良かった点
キャラクター一人一人の造詣が凝っていて良く考えられているなと思いました。
逆にそのせいで冗長な説明シーンが長くなってしまったのかも……。
4 削ってもよい点
一話を読んだ段階では、文字数を減らして説明を省けばと思ったのですが……。
正直、説明を削るよりも、一話の構成そのものを見直した方がいいかと思います。
作者様も自覚しているように、語りに没頭してしまったせいで、
一話の間ずっとキャラクターの説明に終始している印象をうけました。
彼らに実際に動いてもらって、イベントを通してキャラを知ってもらった方が、
読者としても頭をあまり使わなくて良いかなと……。
続きを読んだら、また感想を書かせて頂こうかと思います。
長編連載頑張って下さい。
はげたろうさまへ
ご意見、ご指摘、本当にありがとうございます。
本当におっしゃっているとおりで、第1話は全面的に作り直します。
初期バージョンでの『世界観と登場人物を説明したい』と言う欲求のままに書いた結果、登場人物羅列するだけの第1話になってしまいました。
『読者は物語が読みたいのであって設定が読みたいのではない』とある方から指摘されて、改訂したのですが、結果として継ぎ接ぎ状態な上に、こなれてない内容をゴテゴテと塗り固めた状態になってます。
これに作品世界独特の概念や社会ルールなどで説明不足に陥っているとなれば、大抵の読者さんはUターンするのは当然です。はげたろうさんがおっしゃるとおり第1話を書き直すつもりです。
ご意見、ありがとうございました。
「忍び笑いと鉄車輪」まで読みました。
1:『離脱ポイント』
あらすじです。晒しでなかったら中身を読んですらいません。
>才知溢れ慈しみと深い洞察の力
→洞察力という単語を使わないということは「慈しみの力」と「深い洞察の力」を持つと読めますが、慈しみの力とは??
>17歳の少女ルストは傭兵として生きていた。
> 努力の末、1年目にして3級から2級傭兵に昇格した
「傭兵として生きていた」と言う割には傭兵になってから1年も経っていないという違和感。しかも本文では2年目なので食い違っています。
物語の設定を知らないのにいきなり3級から2級に上がったと説明されてもそれがどういう意味があるのか、初見では一切わかりません。作者とあらすじより先に本文を読んだ人だけが分かるあらすじになっています。
>見事に敵国軍の動きを掴むと言う成果を帰還する。
そもそも文として成立してません。
2:主人公の魅力
あらすじには主人公ルストが頭の良い切れ者である旨が描かれていますが、むしろ真逆で、エネルギーに満ち溢れるものの頭は決して良くはない人物に私には見えました。
ルストが小隊長をやりたいと申し出て周りが反発する中これをどう切り抜け、無事小隊長のポストを得たかというと、老いた傭兵の言葉に100%頼りっぱなし。その老人に感謝の言葉もなし。
色々と問題のある性格で、主人公っぽくないです。
3:褒められる点
これだけの文章量を毎日投稿し続けていること。
4:削ってもいい場所
これが「シーンやエピソード」単位なのか「表現」のレベルなのかわかりかねますが、前者では語れないので後者で書きます。
この作品の最大の問題点は、削れる表現があまりにも多いことにあります。
文字数を稼ごうと躍起になっているのか、水でカサ増ししすぎてもはや味がしなくなっています。
あるいは、贅肉がつきすぎて脂身しかない肉を出されているかのよう。
文章としておかしい点も合わせて記載します(顕著なものだけ抜粋します)。
■序文
> そこは白磁の邸宅。
> 2階建ての巨大な建物が広大な敷地に建てられている。
> 古式ゆかしい高級邸宅、その中央に半円形のバルコニーが設けられている。
「家」を意味する単語が全ての文に存在する上、家→敷地→家→家の中、と視点の移動が激しく読みづらいです。もっとシンプルでいいです
>テーブルの上にはテーブルクロスと茶器のセットがあり、色の濃い〝黒茶〟と呼ばれるその国独特のお茶がたてられている。
この文章だとテーブルクロスが折りたたまれた状態でテーブルに乗っているシュールな光景に見えます。
またお茶を「たてる」のは普通は抹茶です。文脈的には「淹れる」が正しいです。
> そのやりとりにはミライルの娘がこの邸宅にはすでに居ないことが伺えた。ミライルが母として語る。
>「あの娘は、エライアは苦しんでいました。
伺えたも何も、直前にはっきりと「旅立った」と発言していますよね?
また、この「娘」は「こ」と読ませるのが正しいのでしょうか。ルビを振らないと「あのむすめは」とだいぶ恨み節のある言い回しになります。
> ユーダイムが差し出したのは1枚の写真、セピア色に色あせたモノクロ写真、手のひら大の写真が革製の表紙付き台紙に貼られている。
この一文に「写真」の単語が3個あり、互いに独立して修飾語がついていますが、本当に写真は1枚ですか?
> エライアの唇が動いて言葉が漏れた。
エライアはここにはいないことが伺えたはずです。
■小娘とオッサン
> その2級資格を持っている私は、紆余曲折の末に小隊長を任されていた。
ここに限った話ではないですが、ページの始まり数行が「前回のあらすじ」になっているのが水増しにしか見えません。どういった意図があるのでしょうか。思い切って削って良い場所の筆頭です。
>集められた人員の中に小隊長役をこなせる人が少なかったため、私はこれを好機と捉えて隊長をやらせてくれとねじり込んだ。
> 反対する意見が大半だったが、
■ぼやきのドルス
> まあ、ぶっちゃけ私が隊長をやってるのは――
>〝誰もやりたがらないから〟
>――というのがもっともな理由なのだが。
隊長とは「(資格的に?)務められる人物が少ない」「進んでやりたくはない」役割であるにも関わらず、ルストが隊長に立候補した際には誰もが反対したというのは、矛盾ではないですか?
■忍び笑いと鉄車輪
>偵察任務に出した残りのメンバーが三々五々戻ってくる。
「戻ってくる」の一言で距離や方向は違えど全員を視界に入れたかのように解釈されるのでこの一文は完全に不要です。
> 2名づつで4班、2×4で8名、あたしとおっさんを加えて合計10名の部隊になる。
わざわざ計算してみせなくても読者はわかります。むしろ、全体で10人の小部隊であることはもっと前に、あるいは全員集合してから出す方が効果的だと思います。
>「ルドルス・ルプロア班
ルドルスはルストと同じ班ですよね?
総じて感じたのは、「この作品、一人で作ってるんだろうか?」という疑問です。
人物名の間違いや設定の矛盾が序盤から頻発し、同じことを繰り返して書く傾向があり、複数人で分業したものを無理やり切り貼りして書いているような違和感が漂います。
勢いがあるのはいいのですが、勢いがありすぎて雑になっています。書きっぱなしで見直しをしていないのではないでしょうか。
銀天さまへ
たくさんのご指摘、ありがとうございます。
>総じて感じたのは、「この作品、一人で作ってるんだろうか?」という疑問です。
この指摘がすべてを物語ってますね。
おっしゃるとおりです。このような状態に陥った理由ですが――
現在の第1話は色々と改訂し、書き直し、付け足しを繰り返した結果、ツギハギの状態に陥ってます。
また書いたタイミングも異なる文章が混在してるので、統一感がない状態――
描写に矛盾が生じているのも改めて認識しました
小手先の修正ではなく、イチから第1話分を書き直そうと思います。
ご指摘頂いた点は参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
(´・ω・) { サクシャ イワレタコト ウケトメキレテル?
チャントリカイシテルハズ ニゲナイデシッカリヨンデル } (・ω・`)
(´・ω・`) アリガトウゴザイマシタ! (´・ω・`)
0(:3 )~ =͟͟͞͞(’、3)_ヽ)_
美風慶伍です。
晒し初日からたくさんのご指摘ありがとうございました。
頂いた感想を拝見していて痛感したのが
『小手先の修正では傷口を広げる』
と言うことです。
一番最初のバージョンに致命的な問題があっただけに
最初の変なこだわり(キャラを紹介したいと言う〝欲求〟ですね)を捨てきれずに
抜本的な見直しを躊躇したことで現在の状態に陥ったと痛感しています
ある方から指摘いただいた『読者が読みたいのは物語であり設定ではない』と言う言葉を理解しきって居なかったのかも知れません。
矛盾や間違いを廃するためにも、しっかりと序文~第1話の部分を全面書きなおししようと思います。
皆様まことにありがとうございました。
お疲れ様です。
修正は簡単そうに見えて、間違った箇所を正確に理解してないと直せないから難しいですね。
理解してない状態で修正すると悪くなる場合がありますので、わからない時は直さないのもあり。
逆に考えればこれだけ直す箇所があり、クオリティアップが望めるのです。
指摘された事を全て吸収するには、あまりにも多過ぎると思いますので、ゆっくり噛み砕いて吸収してください。
必ず、美風慶伍さんの力になると思います。
通りすがりのおぃちゃんさまへ
コメントありがとうございます。
皆様に楽しんで頂ける作品を目指してがんばります。
ファンタジー全般にやっている者です。
完結に書きます。
1:読み進める上で止まってしまうところ。いわゆる『離脱ポイント』
数話で止まります。
まず、序盤は作品の売りになる部分を作って下さい。
設定ばかりで、読んでいてつらいものがあります。
最初で離脱されると最後までいくことはありません。
2:主人公であるヒロインの魅力を感じるかどうか?
んーモブとかわりないような。
流れのまま動いているので印象に残らないですよ。
魅力より個性をしっかりと決めるべきですね。
この設定を書きたいではなく、この設定でヒロインを活躍させたいですね。
3:逆に、『ここは良かった』と言える褒められる点
文章はよみやすいです。
舞台背景もよく考えていると思います。
4:思い切って削ってもいいのでは? と思える場所。
無駄な文章が多いです。
キャラの服装とか、どこどこが何々だとか。
あまり、読んでいても楽しくない部分は省略するべきです。
メイン何人か決めて、あとはモブ。
プロットがあるか分かりませんが、筋をしっかり作っておくと、のちのちまとめやすいです。
前に読者は苦労して小説を読むものだと言った人がいましたが。
読者は楽しくないものにお金も時間も使いません。
読み手がどこを読みたいか、よく考えて下さい。
構成はしっかりと作れる方だと思うので頑張って下さい。
設定よりはキャラの掘り下げに力を入れるべきと思いますよ。
太朗さまへ
ご意見ありがとうございます。
設定だらけという状況を、自分では減らしたつもりでも、まったく改善になってなかったというのが実情だったのかも知れません。思い切って納得の行く形にするためにも、序文と第1話を書き直します。
>文章はよみやすいです。
>舞台背景もよく考えていると思います。
このお言葉はすごいホッとしました。そこだけは最低限ものになっていると思っていましたので。
>構成はしっかりと作れる方だと思うので頑張って下さい。
>設定よりはキャラの掘り下げに力を入れるべきと思いますよ。
ありがとうございます。
この言葉を励みにして、頑張ります。
ありがとうございました。
ぼやきのドレスまで読みました。
文章は読み易いですし、後ほど続けて読んでいきたいと思います。
1.何でこの時点で感想を書こうと思ったかと言いますと、離脱ポイントがだいたいこの辺じゃないかと感じたからです。
最初に主人公が隊長になったシーンが描かれているのに、その後何度も経緯を繰り返し過ぎじゃないでしょうか。
それもなんだか違和感のある説明が多いと言いますか。
隊長の地位を熱意でもぎ取った的な書かれ方がされたかと思えば、誰もやりたがらないからという説明が入ったり。
まあ、複雑な事情がありそれぞれに真実なのだとは思いますが、冒頭に実際にそのシーンを見せられた身としては「そもそも老冒険者との二択で、老冒険者が辞退したから当然の帰結」という事情を知っているわけで、思わせ振りに繰り返されても、なんだかなぁと。
>くじ引きとかじゃない。ホントだよ。
特にこことかあえて読者に語り掛けてますが、だからそのシーンは読んだわって。
2.冒頭ってこともあって、ちょっと魅力を感じ取れません。
ぶっちゃけたことを言うと傭兵職かつ高貴な生まれ(なんですよね?)を隠している少女と言う設定と主人公のキャラデザに乖離を感じてしまって、あんまり好きになれないかも。
設定や言動からイメージされる造形はわざと大仰な鎧を着込んでいたり、もっと傭兵然とした感じなんですが、任務中もスカートだったり普通に生まれの良さそうな女の子感を隠す気あるんだろうかって。
3.上でも書きましたが文章は読み易いです。
世界観も色々独自に考えていそうなのが伝わってきます。
4.ちょっと服装の描写とかがくどい気がします。
あとは「小娘とおっさん」と「ぼやきのドレス」って連続して同じことの繰り返しになっちゃってますね。
隊長になった経緯を主人公が回想→ドレスに発破をかける。
と言うのが台詞を変えて繰り返されただけです。
地の分(描写)を削って一話にまとめた方がすっきりするかと。
OTZさまへ
ご意見・感想ありがとうございます。
大変参考になります。
第1話は手直しをくりかえしたのですが、その際に書かれている内容をしっかりと手直しを完遂しきれてない部分があり、結果として同じ表現が繰り返されたり、矛盾する表記がそのままになってたりという、ひどい状態になってます(晒しを初めてあらためて振り返って、自分でもこんなにひどい状態なのかと愕然しました)
継ぎ足しと切り貼りを繰り返した結果です。
下手にコレ以上手を加えるより第1話をごっそり最初から書き直したほうが良いと今では思っています。
>特にこことかあえて読者に語り掛けてますが、だからそのシーンは読んだわって
これですよね……
ホント申し訳ない。
キャラの服装は実は、鎧とかメイルアーマーとかの雰囲気より、もっとカジュアルな服装をしている――という方向性で書いてました。ただOTZさんの仰るお話だと、そのへんも伝わりきってなかったんだなぁと反省しきりです。
一応、ルストの正体は秘してあるんですが――まぁ、バレバレですよね(^ ^;
(あえてバレやすい構成にしているとの意図もあります)
世界観――というより『民族』という物を独自に創始するのを一番のこだわりにしています。それがプラスに働くときもあれば、マイナスに働くときもある。その意味ではこの第1話は本当に重要な部分なはずです。
それがしっかりと構築できてなかったのは、はやり痛恨の極みです。
お話をお聞きしていて、まだ改善して再チャレンジする余地はあると思いました。
頑張って皆さんに楽しんでいただける作品に仕上げようと思います。
本当にありがとうございました。
感想の続きです。一章末まで読みました。
軽く読んでみた感想なんですが……。
これっていつ面白くなるんだろう、でした。
展開が遅く、やたら長い状況説明や解説がちょくちょく入り、
とてもテンポが悪いと感じました。
特に問題に感じたのが、やはりキャラクターの多さ。
二話に入ってもまた新しいキャラがどんどん出てきて、
もう勘弁してくれという気分でした。
読者の考えたキャラを登場させる企画とのことですが、
キャラクターを登場させることが目的になってしまい、
肝心の話の流れがキャラの紹介でぶつ切りになった印象を受けました。
読者となれ合うのは一向にかまわないと思うのですが、
無関係の私からしたら読みにくくなる要素でしかありませんでした。
ルストとドルスの対決のシーンですが、
擬音が多いわりにものすごく読みづらかったです。
丁寧に書かれているとは思うのですが、
そのせいで一つ一つの動作を頭で思い浮かべてしまい、
非常にゆっくりとしたペースでしか読めませんでした。
早い話、勢いがない。
ルストとドルスの関係は良くかけていたと思います。
この二人の関係に重点を置いて、他の要素は排除しても良かったのではと感じました。
キャラクターを新たに登場させるのは四話からでも遅くはないかと。
んで……二年前 令嬢の失踪。
ここは丸々要らないと思いました。
単純につまらないんですよ。
おじいさまに馬車で送迎してもらって出奔。
途中、行く手を阻む者もなく、立ちふさがった警備隊も理解的ですんなり通してくれた。
何の障害もなく目的を達成できてしまったのでハラハラもドキドキもしない。
チート野郎が何の苦労もなく敵を倒してイベントクリア……みたいな感じで、
平坦で盛り上がりに欠ける話でした。
エライアが警備隊を説得するシーン。
>「あの血も涙もない暴君は兄を無理矢理に軍学校から除籍させました。そして、モーデンハイムの実家へと連れ戻したんです。自分の従者として連れ歩くために。酷使するために! その現実に耐えられなかった兄は毒をあおって自死しました」
というセリフがありますが……。
兄が自死する理由としては弱いと感じました。
このセリフだけでは具体性に欠け、自ら命を絶つほどのことなのか疑問に感じました。
私には兄の死がエライアが出奔を企てるための演出にしか思えず、
どうしても作者都合の無理やりな理由付けに感じてしまうんですよね……。
>「私は、私自身であると認められたい! 自分の生きる場所を自分自身の手でつかみ取りたいんです!」
この主張は正直理解できます。
ですが、安定した生活を手放してまで自由になりたいかと言うと……うーん。
理解あるおじいさまがいて、協力的な執事もいて、分かってくれる仲間もいて、
もっと他にやりようがあったのではと思いました。
エライアが出奔を企てた理由付けとして父の存在がありますが、
どういう人物なのかいまいち想像できず、彼女の主張に説得力が欠ける要因となっています。
話を聞く限り、打算的でせこい人だとは感じましたが、
彼女が逃げ出したくなるような人物像は想像できませんでした。
読者に絶望感を与えるような人柄であれば、説得力も出てくるかと思います。
3~4話
細かいところでいくつか気になったことはあるものの、普通に読めました。
3話はドルスとの関係について必要なことが書かれていましたし、
4話は情報収集をしながら淡々とした日常を過ごすシーンで、
ちゃんと意味のある話になっていたかと。
軽く読む分には問題なかったです。
学び舎の会話
この話、必要?
ただキャラを出したかっただけじゃないの?
のちに重要なキャラになるとしても、記憶するのが面倒。
前回の書き込みで1話が離脱ポイントになるのではと指摘しましたが、
正直、一章まるまる離脱ポイントかなと思いました。
読み進めるために必要な興味を引く要素に乏しく、
キャラクターや世界観や設定の紹介がメインで、
肝心のストーリーはおまけ程度に感じてしまったのが実情です。
不要な文章、表現、キャラ、設定を徹底的に削ってテンポを良くしない限り、
気軽に読める作品にはならないかなと。
あと、もう一つ。
背もたれ椅子という表現を使っている人を初めて見ました。
普通に椅子で通じるかと思います。
逆に背もたれがない椅子のことを、スツールと呼称した方がよいかと。
第一話「私が傭兵として生きる理由」を読ませていただきました。
申し訳ございませんが、それ以上読みたいとは思いませんでした。
理由は皆さま方のご指摘どおり、説明が多すぎるからです。
戦争をテーマにしたシリアス物なのですから、第一話は任務中の主人公を描いたら良かったのではないでしょうか。
細かいことですが、表現の重複も気になります。
第一話の、
> 圧倒的に男が多い世界だが、女性が居ないわけじゃない。
のすぐ後に、
> ただ、少数派と言うだけだ。
は削除したほうが良いと思います。
最後に作品と全く関係ないことですが、皆さま方の返信に顔文字をご使用されるのはお止めになったほうが良いと思います。
お詫び
顔文字の使用についてご指摘をいただきました。
確かにご指摘の通り、軽率でした。
ご不快に思われた方もおられるかと思います。
大変申し訳ございませんでした。
美風
はげたろう様
数々のご指摘、ありがとうございます。本編に活かせるように検討させていただきます。
ありがとうございました。
キラ・トマトさまへ
感想、ご指摘、ありがとうございます。
登場人物の多さ、不用意な説明など、どこまで削れるか検討してみようと思います。
うーん……作者様のテンションが一気に下がっちゃってコメントしづらい。
ちょっと言いすぎちゃったかなと思いますが、どうかお気を確かに。
これはあくまで一個人の感想なので、そう重く受け止めなくても良いかと……。
二章5話末まで読みました。
申し訳ありませんが、ここでギブアップさせて下さい。
これ以上、読み進める気になれませんでした。
以下、素直な感想を述べさせていただきます。
二章はまるまる”タメ”の話で、これからの展開の前振り的な話だとは思うのですが、
ずっとタメが続いていたので素直に楽しめなかったです。
暗殺者が出て来たところで、ようやく面白くなってきたかなと思ったのですが、
その後もずっと状況把握、状況整理のシーンが続き、やきもきした気持ちで読んでいました。
ゲオルグが偽軍人であると看破したり、敵の狙いに気づくシーンなどはそれなりに引き込まれました。
けれどももうちょっとテンポよく話を進めてくれないと、どうしても読むのがつらくなってしまうんです。
あと……ルストが隊長を務めている意味ってなんでしょう。
2章の初めの方で独断で行動した人が何人かいて、おまけに割と有能で、
ルストが何の指示を出さなくても勝手に行動して勝手に問題を解決できそうな気がしました。
勿論、ちゃんと指示を出しているシーンもありましたが……。
別の誰かが指示を出しても同じかなと感じました。
勿論、一章一話で彼女が隊長に任命された流れは把握しています。
しかしながら、主人公として、皆を率いる立場に立つと言うことは、
彼女にしかできないであろう役割を果たすべきだと考えます。
2章を読んだ所感では、そのような要素は感じられませんでした。
自身の出生を明らかにするシーンもありましたが必須ではないように感じます。
むしろこのタイミングで明かすのかと困惑しました。
それと……これは一章、二章を読んで感じたことなのですが……。
ルストの目的がいまいちハッキリしません。
彼女は淡々と与えられた課題をこなしているだけのように思えます。
最終的にどうしたいのでしょうか? 何の為に戦うのでしょうか?
そこが見えてくればまた違った感想になるのかな……と。
総評としては、ストーリーに起伏がなく、説明過多で、読むのが辛い作品。
と言ったところでしょうか。
くどいようですが、不要な要素を徹底的に排除して行かないと、
先を読む気にはなれないと思います。
勿論、これは一個人の意見なので、だからなんだと聞き流してもらって構いません。
先生の作品からは、読者に楽しんでもらいたい、面白い物語が書きたいと言う、
誠実な姿勢が伝わってきます。
どうか落ち込まずにこれからも執筆活動に励んでいただきたいと思います。
頑張って下さい。
はげたろうさまへ
感想、ご意見、ありがとうございます。
今回、たくさんの方からいろいろなご意見を頂いたので自分の中で少しづつ消化していました。
御返事が遅れてすいません。
参考にさせていただきます。
ツイッターから来ました。
ごめんなさい。あくまで個人的な意見なので無視しても構いません。
表現云々より『見せ場』までの展開が冗長すぎると感じました。
他の例で申し訳ありませんが、田中芳樹先生のアルスラーン戦記は最初、場面が戦場から始まります。それが物語の展開を一気に劇的なものにし、読者を惹きつけます。
この作品にはそれが無いんです。
登場人物の目的、信念。それがどうもボヤけてるんです。
ファンタジー作品はあまり存じなく勉強不足なんですが、精霊の守り人のバルサは最初から色々な人生や運命を受け入れ、己の信念を貫きます。十二国記の陽子は未熟でも試練を経て王としての大道を見出します。
ルストさんはそんなカタルシスが無いんです。
魅力的な主人公がいなければ魅力的な敵が生まれない。
そう思います。
あくまで個人的な意見ですので、御気分を害しましたら申し訳ありません。
通りすがりさんへ
ご意見ありがとうございます。
おっしゃるとおりです
実は今、物語の始まりだしのところをどうするかで四苦八苦してます。
ご指摘のとおりに私自身が狙ったルストの魅力のようなものをどう描くか? で頭を抱えてる状態です。
冒頭部をどう処理するか? それがうまく動いてないので、そこから先に読者さんが入ってこないのは当然のことです。
ご指摘を参考にして頑張って改善して見たいと思います。
こんばんは。ノベプラでコンテストの選考に残っていた事から、
同じ選考に残ったライバルとして読ませていただいておりました。
良い点、悪い点に関しては、私も(落ちた身ながら)同じような感想を持っていました。
実際に、早々に読むのをやめ、2章までは読み進めておりません、すみません。
ですから、その点につきましては他の方にお任せしようかと。
私がお伝えしたかったのは、作品の改善点ではなく、実際の改善作業の方で、
少しでもお役に立てたらと思ったからです。
私もかつて作品が思うように読まれず、また自分でもどうにかしたいと思い、
作品を書き直した経験があります。
参考までに、小説家になろうでの投稿に関して言えば、
改善前……連載5か月でやっとブックマーク100でした。
美風慶伍様のように、色々悩んでこれは小手先の修正じゃ駄目だと判断し、改稿しました。
当時は最新話まで多分3000字×150話くらいあったでしょうか。
全て改稿しました。
修正、改稿をしていく中で、当然キャラクターをもっと映えるようにとか、
説明し過ぎだから省こう、逆に説明を入れようと、かなり力を入れます。
しかし、それが後々の章で裏目に出ます。
自分で読み返すうちに、最初はこういう設定だったはずなのに、
進むにつれていつのまにか違う設定に変わっていた!
などと、初期の設定を忘れているパターン、
後の章で初めてと言ったのに、もうここで出てるじゃん!
後の章からは2回目の時を初めてと言ったせいで、それをベースに話が進んでいる……
など展開を忘れているパターンがどんどん出てくるんです。
時間軸、詳しくした事で生じる旅の日程の矛盾、戦闘で破壊された鎧の形状まで……。
「全部は大変なので序盤だけでなんとかしよう」
これは無理です。
なので、改善するのであれば、
最新話に向けて序盤の違和感、矛盾点を減らして調整する(最新話付近を温存する)ではなく、
最初から改稿し、生じた矛盾点は後の話で修正していく事をお勧めします。
要するに、最新話まで全部通して修正です。
そうした方が自分としてもすっきりしますよ。
1日1ページずつでもいいです。やれば楽しいです!
私の場合、そのおかげで、ブクマ100個に5か月かかった作品が、
その後の1年でブクマ1000を超えました。
もちろん「その程度」かもしれませんけど、手を抜かなくてよかったと思っています。
あと、これは同じ小説家を目指す者として……
王道ファンタジーって設定大喜利で惹き込めない分、世界観、キャラクターの性格など、
空気感がすっごく重要だと思うんです。
その点、美風慶伍様の作品は「設定」に関しては非常に細かいんです。
ただ景色がない。天気が分からない。色がない。
どんな服を着ているのか、暑いのか寒いのか、朝なのか昼なのか分からない。
設定は凝っているのに、映像として行動に付随する情報が少ないんです(少なくとも序盤は)
どうか、大幅改稿の際は読者がその場面を思い浮かべる事に役立つ情報も、
少し添えて頂ければと思います。
王道ファンタジー復権の為にも、頑張って下さい。
元ノベルアッパーさまへ
貴重なご意見ありがとうございます。
是非参考にさせていただきます。
実は映像的な情報はどこまで出したら良いのか? 迷っていた面があります。
『説明しすぎ』と怒られる事が多かったからです。
それで序盤はそこまで手を付けてなかったのですが――
あと第1話第2話が構成というよりも、お話の土台が間違っていると気づきました。
2年前エピソードを頭に持ってきていた初期版は2年前エピソードは反響が逢ったものの、そこから先がいけない。
またルストを冒頭からすぐに活躍させてほしいという意見に答えてエピソードの順序を入れ替えたのですが、
そうすると第1話第2話のまずさがくっきりと露呈する始末。
正直言って辛かったです。
ただ、設定――と言うかキャラ紹介にこだわりすぎてお話を駄目にしていたのは事実なのでまずそこを改善。
また第1話第2話のドラマ性をもっと楽しんで貰える方向に向けようと思います。
(やりようはあります)
今までが中途半端な改善で矛盾だらけの継ぎ接ぎになっていたので
抜本的な改善をしようと思っています。
その際に元ノベルアッパー様のご指摘を参考にさせていただきます。
クライマックス直前でこう言うことをするか? と言われてい舞うかもしれませんが
納得の行かないまま物語をすすめるのはもっと辛いです。
今回は本当にありがとうございました。
管理人です。
まず冒頭、直後に「集会所」という言葉があるので、
> その任務の打ち合わせとなる集会の場で。
という一文が不要だと思いました。せっかくの台詞スタートなのに余計なものがあると勢いが削がれます。
> 圧倒的に男が多い世界だが、女性が居ないわけじゃない。ただ、少数派と言うだけだ。
ここは「圧倒的に男が多い世界」で止めることを提案します。それだけでも「女性が居ないわけじゃない」ということは伝わりますし、「女もいる」ということをここであえて強調すると、「屈強な男たち」に囲まれているという絵がボヤけます。
> 私がそうまでして〝隊長職〟にこだわるのには理由がある。
ここに続く説明文よりも、直前の「一人前の傭兵として、自分の居場所を掴みたかったのだ」という一言のほうがずっと説得力があります。「事情があって仕送りをしている」という点が大事なのだと思いますが、この事柄はこういう説明的な言い方をせず、かすかに匂わせる程度にしたほうがスマートです。
また、このあたりから級に関する同じような説明が繰り返され、「その職業傭兵になるには国が設けた組織『傭兵ギルド』に行けばいい。」のあたりで正直くどいと感じました。
ギルド長の訓示、固有名詞が少ないせいで雰囲気を欠いている印象を受けました。冒頭に「ブレンデッド支部」とありますから、各所の地名はお決まりなんですよね。「敵国」や「国境地帯」の地名を出すことを提案します。実際、たとえば千葉と茨城が戦争する場合、千葉サイドでは「敵国」と言わず「茨城」、「県境」と言わず具体的な地名を言うはずです。
管理人は皆さん共通で冒頭しか拝読しないことにしておりますので悪しからずm(_ _)m
管理人さまからのコメントをいただき本当にありがとうございます
この数日間、色々な方からのご指摘をいただき熟慮し反省することが多く本当にためになりました
ありがとうございます
今回の作品をどのようにしていくのか
自分の中で方針が固まったのでそれをここでお知らせして一旦の挨拶とさせていただきたいと思います
①物語のエピソード公開順序について
1:新第1話(全面的に書き直します)
↓
2:旧第2話修正版(今あるものを修正し改善します)
↓
3:2年前エピソード
↓
4:幕間・母ミライルの思い(現在エピソード)
↓
5:旧第3話へ続く
②新第1話の内容について
現在の第一話は一度は完全に削除し、新たに書き直した第一話を公開いたします
その際に皆様からいろいろと寄せられていた『まずい点』を改善することに全力を注ごうと思います
ルストと言うヒロインの物語を楽しんでいただけるように努力いたします
③本編全体の状況について
第1章第3話以降ですが、新第1話に合わせて全体をチェックし逐次修正していこうと思います
・
某コンテストで最終審査にて落選してしまい、自分でもどうしてこれほど落ち込むのか? と信じられないくらいにショックを受けてました
そこから這い上がって作品をもっとより良い状態にしていくためにも何がまずいのか? と言うことを知る上でこちらのサイトでの〝晒し〟に挑戦させていただきました。
寄せられた沢山の意見には反省させていただくとともにどこを直せばいいのか? という具体的な指針にたどり着くことができたという意味でも挑戦させていただいた価値はとてもあったと思っています。
ご指導ご鞭撻、本当にありがとうございました!
このチャンスを活かせるようにまた執筆に頑張ろうと思います
ζ
■D:美風慶伍
■経過報告■
お久しぶりです。
以前は晒しに対して大変有意義なご意見をたくさんいただき誠にありがとうございました。
本編を一旦、完全に止めて、第1話を完全に新作として書き直しました。また、第1章の残り第2話~第4話を第1話に合わせる形で修正し、さらには細部の表現や書き方にも手を加えました。
なお、第2章以降は今現在修正作業中です。
ちなみに最期まで悩んだのが『2年前』の存在です。ばっさりカットしてしまう事も考えたのですが、あえて残すことにしました。(このエピソードが好きな方も居られるからです)
自分としては納得の行く始まり方になったと思います。
また、説明が多すぎると言う部分についても『余計な語り』となっている部分を徹底的に削りました。
逆に、オリジナルな世界観が重要な意味を持つハイファンタジーですので、くどい語りにならないように要所要所で見せれるように工夫したつもりです。
まだ、これでも足りないと言われてしまうかもしれませんが、現場の自分でできうる改善を全力で試みたつもりです。
よろしければお時間のあるときにご覧いただければ幸いです。
みなさま本当にありがとうございました。
ξ
■D:美風慶伍
初めまして。改稿された冒頭を読ませて頂いた初見です。
ごめんなさいかなり細かいんですが、以下ちょっと引用させて頂きますね。
ーー
私は夢を見ていた。
白い家、広い庭、そこには一年中たくさんの草花が咲き誇っている。その庭の中で、精一杯の笑顔で、幼い私が遊んでいた。
幼い私は純白のワンピースドレス姿で誰かと話をしている。
『それでね、あの人がね、ほめてくれたの』
『そう、――はいい子ね』
私は誰かと話をしている。大人の女性だ、素敵な美しい人。でもその顔は見えない。
『お母様、あっちに行こう!』
私は笑いながらお母様の手を引いて歩き出そうとする。でも私の手からその人の手はするりと抜ける。
『お母様?』
再び名を呼ぶが、その姿はどこかへ消える。私は探し始めた。
私の背丈よりも高い草花の中をさまよい歩き私はどんどん心細くなる。お母様は見つからない。
泣きそうになるが、でも別な人の姿が見えた。
『おじい様!』
大好きだったおじい様。優しく頼もしかった。そのおじい様に駆け寄ろうとするが、その姿もスッと消える。
『誰か! ――――!』
別な誰かの名前を呼ぶ。だがそれは声にすらならない。見えない手で口を抑えられているかのように声を出すことすらゆるされない。
『―――! ―――!!』
声すら出せない状況に、私は悲しみよりも、恐怖に捕らわれはじめていた。
私の体は見えない巨大な手で抑えられ引きずられていた。
『助けて』と叫びたいのだがそれすらもできなかった。私は、どこか知らないところへ闇の中へと連れ去られようとしている。
抵抗する、
もがく、
暴れる、
でもその腕の力は強烈で幼い私はなすすべもない。でも。
『助けて!』
奇跡的に声が出た。
ーーーー
冒頭から[私は]が3回も出てきます。このお話は一人称視点ですよね?
でしたら最初から
【夢を見ていた】
だけで事足りると思います。文章は削ぎ落として削ぎ落として必要な部分だけと言いますので、いらない部分は削ぎ落とし、その分心情や情景を足してみたらどうでしょうか。
差し出がましい意見で申し訳ない。
貴方の創作を応援しています。
ありがとうございます
ぜひ参考にさせていただきます
■おひさしぶりです。
あれから執筆が続いて、おかげさまで完結が視野に入ってまいりました。
こちらでいろいろなご指摘をいただいたおかげです。本当にありがとうございます。
完結したらあらためてご挨拶にお伺いしようと思います。
ζ
■D:美風慶伍