最近のweb小説で見かける「チート」という言葉
これも新しい日本なのでしょうか。最近のweb小説で「チート」という言葉を使う時に「他人の持ってない凄い力」や「努力の末にたどり着いた境地」に対して使用する方が多い気がします。「チート」とは元々ゲームなどのプログラムに対して「不正なアクセス」を行って利益を得る事なんですが……。
— シシ丸 (@sisimaru81) August 19, 2020
日本✕
日本語○アマチュアとはいえ物書きが、皆様に誤字のある文書をお読みいただくのは恥ずかしいです……。🙇
— シシ丸 (@sisimaru81) August 19, 2020
みんなの反応
今「チート」って言葉を使う人は「ズル」とか「不正」というより「ズルいくらい強い」とかそういう感覚なんですかね?
— 地雷屋@約束の土地へ (@mine__0) August 19, 2020
辞書は正しい言葉でなく、現在多用される言葉を載せるだけの本ですので、チートの意味が当初から逸脱しているという命題に無関係です。 pic.twitter.com/aN9tPmi6J2
— デデン兄@ゆっくり解説動画 (@surakoku) August 19, 2020
これはSAOが悪さをしてしまったんじゃないかと思います
作中で主人公のことをベータテスターで全部知ってるってことを「そんなのはチートだ、チーターだ」って言われます
そしてその主人公は最強ですチーター=SAO主人公=最強
の図式ができて
チーター=最強
のイメージが出来てしまったのでは?— さーや (@try252520) August 19, 2020
もうチートやチーターやろそんなもん!
はまだレベリングガチ勢に対しての素人発言だったんですがねぇ、— 白い子@コロナが収束したら車で旅行する人 (@shiroiko07shiro) August 19, 2020
その通りだと思いますよ
だからこそのチーターという言葉は事前知識があるという情報面でのチート(ログアウトして攻略wikiみれないし)って話なら全然チートだと思います— 白い子@コロナが収束したら車で旅行する人 (@shiroiko07shiro) August 19, 2020
人から見た時に「チートみたい」という視点が大事で、実生活で欠乏している承認欲求を満たすには「頑張ったね」「えらいね」くらいではダメで「チートみたいに(桁違いに)すごいね」と驚嘆されたいという願望の裏打ちなのではないかと思います。
でも、唯一性も欲しいし、報われたいとも思っている。
— pt2012 (@pt20121) August 19, 2020
言葉の意味は変容していくんですね。
ディスカッション
コメント一覧
仲間内でゲームした時とかでも強い奴指して「それチートやんw」みたいなこと言うし、分かったうえに使ってるもんだと思ってたんだが
なろう主が登場する以前のお約束的ゲーム世界に対して、
「異分子」であるなろう主の存在そのものがチートなんでしょ。
ポンコツ女神がチーターで、なろう主は単なる道具というパターンもある。
そいつが行動して何らかの事象が現出すると、
「チート」が目に見えるかたちで表面化する。
「チート級の強さ」が変容した結果だよね
初めから「チート」と割り切ってその異能を与えるというね
まぁでもなろうで「チート」は良くてもなぜか「チーター」は受け入れられてない謎があるけど
キバオウがキリトに吐いた言葉が元なんだけど、これでズルしているって思われたキリトは周囲から距離置かないといけなくなったんじゃなかったけ?
それがいつからか周囲からの称賛誇示の道具になっているのはなんともな
それはビーターだな
チーター自体はチート使うプレイヤーって意味でSAOより前からある
勿論良い意味ではないけど
SAOP時点だと知識を自分のためだけに使う利己主義者って意味合いで言われてた蔑称だったのになぁ
目的はあくまで自分へのヘイト集中だったのに
いつの間にか強者の証みたいな扱われ方に
頭悪い奴って語彙が貧弱だからネットスラングとかゲーム用語を平気で使うんだろうな
作者も読者も底辺過ぎる
そら今のなろう小説なんて
「ストレス要素を極限まで排除し、主人公の強さの上限を撤廃した
『SAOの紛いモノ』」
でしかないからな
なろう信者にとっては、ズルだのインチキだのイカサマだの
言葉の意味なんざどーでもいいのさ
ただ主人公くんが最強で、ハーレム作って無双して、ムカつく奴を嬲り殺す
それだけで十分、それ以上の事は求めてないのよ
なろう系は本当にズルいことを書いてるんだから、今回の話とは違うんじゃないの?
なろう系が長続きしている間に、努力設定とか、三行程度で特訓をカットする展開なんかも「チート」を公言するようになっていったんだよ
『地道に努力してチートになりました』みたいな表現まで見掛ける
あと、アンチテーゼ作品ですら「努力チートでチート転生者を蹂躙する」とか言い出す
なろう系というより、なろう系に迎合していくような流れ(その中の言葉の変容)が不自然に見えているんだと思う
個人的にも、達人とか天才とかの表記になってほしい
元々の意味って言うけど、不正プログラムをチートと呼ぶこと自体が新語じゃないのかな
英語のcheatは騙す、詐欺って意味なんだし
新語に厳密な定義を求めるのは無意味な気が…
反則級の類義語となっている場合は気にならないけど強力な能力そのものをチートというのは違和感ある。