【晒し】怪人アベノマスク面
木村直輝 さんより
怪人アベノマスク面
https://syosetu.org/novel/237341/3.html
はじめまして。
木村直輝と申します。
未熟な私ですが、もしよろしければ、何卒よろしくお願い申し上げます。
不快にしてしまいましたら、申し訳ございません。
【作品概要】
通称・アベノマスクをつけて変身する男が主人公の、「特撮風社会風刺ギャグ」です。
ただ、私自身は政治に関して無知ですので、極端な政治的メッセージを発信するような内容ではありません。その点は、ご安心頂ければと思います。
書いたのは今年の春ですが、今年書いた中では個人的に二本の指に入る出来だと思っております。あくまでも未熟な私の、ですが……。
【お願い】
――正直な感想を頂きたく思います――。
私は現在、バランスを模索して精進を重ねております。
と申しますのも、私の感性や書きたいものは恐らく万人受けするものではありません(すでに題名で察して頂けているかと思います……)。
ですが、ネットで公開して人様に見て頂きたいと願う以上、読者の方を度外視するのは筋違いだとも思っております。
なので、そのバランスを模索しているところなのです。
そのためには、現在の自分の文章が他人にはどう感じられるかを知ることが重要だと思っております。
とは言うものの、私の身近には文章を嗜む友人が全くと言っていいほどおりません。
そして、私自身どんなに客観視を心掛けても、自分の目でしかものを見れず、自分の頭でしかものを考えられません(当然ですが……)。
そこで、皆様の率直な感想を頂きたいと思い今回、応募させて頂きました。
「文章が読みにくい」・「純粋につまらない」・「好みじゃない」というようなものでも構いません。正直な皆様の感想を頂きたく思います。
ただ、その際「具体的にどこが」という部分があるとよりありがたく思います。
長長と失礼致しました。ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
未熟な私ですが、もしよろしければ、何卒よろしくお願い申し上げます。
【補足】
「政治」が一つのテーマではありますが、感想の範疇を越えた政治的な意見などには、晒しの趣旨に反するのでお返事しかねます。
私の個人的な判断にはなってしまいますが、ご理解をお願い申し上げます。
ディスカッション
コメント一覧
最後まで読ませていただきました。
取り敢えず思ったのは、慣用句は定型なので、改変して使うのは望ましくありません。以下、その他の点含めて挙げていきます。
二本の指に入る(当記事)
→五本の指に入る
三本の指に入るとか十本の指に入るという表現も巷では見かけるようですが、これらも誤りです。
そして、そんな感染症の対策として、マスクもまた大流行している。もともと日常的に見かけるくらいには浸透していたが、今ほど、すれ違う人のほとんどがマスクをつけているというほどではなかった。
→「今ほど」の後に「というほど」がくることに違和感。例えば、
今ほど、すれ違う人々のほとんどがマスクをつけているということはなかった。
なら違和感なし。
じっくりそのマスクを解剖して調べてやるコヴィよぉ~。
→「解剖」は生物に対して使う言葉なので、解体や分解が正解。ただ、前の文でマスクを生物に喩えてあったので、通らないこともない。
不安や憤り、やり場のない感情たちは募り積もって最高潮コヴィ。
→「積もり積もって」が正解。
これこそ、嘘から出た誠ってやつだな。
→噓から出た実、噓から出た真。誠でも許容されるかもしれないが、字義的に実か真の方が正しい。
以上。
文章全体の構成や内容については申し分なかったと思います。
「希少な小さき物たちは、人々をまるで幻の動物を狩るハンターのように駆り立て、多くのドラックストアには開店待ちの大行列が発生した」
この辺りの比喩も良かったと感じます。
物語については、まず主人公がマスクを被って挑戦するまでの過程において、その動機が整然と描写されていると思いました。その為、後の展開に期待感を持てました。
コメディー調も、馬鹿馬鹿しい題材と合わせて、上手く機能していたと思います。良い意味でくだらなかったです(それなりに笑いました)。
戦闘においては、とんでも理論とはいえ、それぞれの技や状態の一つ一つに理屈が通っており、ハッタリが良く効いていました。バトルものとして普通に面白かったです。
また、主人公が劣等感を乗り越えて何者かになるというストーリーが成立していますので、正当にヒーローものであるとも思います。
総評して、とても良い小説でした。自信を持って下さい。
但し、読者受けするか否かという話になると、かなり厳しいと思います(どこの読者を想定するかにも依るでしょうが)。
ここ『読み速』さんにも最近こういう記事『マサツグ様の作者「小説家になろうでは小説っぽい難しい文章や漢字を書くと読まれません」』がありましたしね……。
〉ネットで公開して人様に見て頂きたいと願う以上、読者の方を度外視するのは筋違いだとも思っております。
とのことですが、基本的に読者は、読みたければ読む、読みたくなければ読まない、という存在ですから、あまり気になさらない方が良いと思います。中途半端に気にすると持ち味を失ってしまいますし、全力で気にすると本当に面白いと感じる小説を書けなくなります。
より面白い小説を書くために客観的な意見も取り入れたいということであれば、どうにかして現実に小説を評価してくれる知己を得るのが最善と思います。
この場のような「晒し」も悪くありませんし、時には良い意見もいただけるでしょうが、不特定多数の人間による評価という性質上、晒す側が明確にして具体的な目的意識で以て意見を咀嚼、吟味しないと、方向性を失うだけのようにも感じます。
以上、作者の持ち味や感性を失って欲しくないと思った通りすがりの読者による一意見でした。
ひでぶ様、ありがとうございます。
まず丁寧なご指摘、ありがとうございます。
慣用句をいじるなど言葉で遊ぶことが好きなのですが、あのようなご挨拶にまで遊びを入れてしまったのは軽率でした。
「ほど」が続くのも、読み直してみると確かにくどく違和感がありました。「嘘から出た真」と合わせて反省点です。
「解剖」は比喩でありギャグのつもりだったり、単に「積もる」だけでなく「募る(強まる)」という言葉を用いてより鮮明に心の動きを描写しつつ、語呂のよさを狙って「積もり積もる」をもじってみたつもりだったのですが……。語彙力が弱いというイメージが積もり積もってしまった後では、そのような遊び心も伝わりづらくなってしまいますね……。
あくまでも正とうな表現ではないということを肝に銘じ、守り受け継がれてきた言葉をしっかり学び大切にしながら、巧く自由に言葉で遊べるよう精進して参りたいと思います。
ありがとうございます。
お褒め頂いた部分はどれも私が好きな部分(書きたいもの)であり、自分の個性だと思っている部分なので、そこを評価して頂けるというのはとてもうれしいです。本当に……。
ありがとうございます。
――「持ち味や感性を失って欲しくない」とこんなに丁寧な形で言って頂けて、非常にはげみになりました。
私は「小説を書きたい・小説家になりたい」というタイプではなく、「やりたいことがたまたま既存の小説や小説家という分類と重なっている」と感じているタイプなので、自分を失うつもりはないのですが……。
文章を嗜む数名の友人には、私の正に書きたい部分を「万人受けしない、そこを変える気がないなら何も言えない」とつっぱねられてしまっていたので――。
謙虚さを持つよう努めながら、これからも精進して参りたいと思います。
改めまして、ありがとうございます。
ひでぶ様の人生が幸せなものでありますように。
最後まで読みました。
ギャグとして見るなら政剣のところで笑いました。聖剣をもじるのは下ネタなら性剣がありがちですが政剣は斬新ですね。私はこういう鉄板ネタに弱いのです。
あとコヴィが消滅するときの長台詞もなんか好きです。結構余裕あるじゃねえかとツッコミたいです。
世間への皮肉も充分きいていたと思います。
万人受けで悩んでいらっしゃるようですが、その答えは簡単です。馬鹿でもわかるようにする事です。
ですがこの小説は皮肉なことに多少頭を使わせる要素があります。それが『皮肉』です。皮肉がきいたものというものは頭をどうしても大なり小なり使わせます。
なので本作のことを考えると、良い意味で万人受けとバランスを取るのが難しいのではないでしょうか。
以上です。楽しませていただきました。
けのん様、ありがとうございます。
そこは頭に浮かんで、文字に起こして、私も笑った部分なので――。
その笑いを共有できてうれしく思います。
私の感性は変わっていると思うのですが、同時にやっぱり王道が好きなので……。
一つのネタに対して「斬新」と「鉄板ネタ」という相反する二つの評価を頂くことができ、非常にうれしいです。
長ゼリフを言える余裕があるんですよね(笑)。アルコールに触れた瞬間失活するわけではないのが、面白いところであり恐いところです……。
COVID-19が流行し始めてから当時までの日本社会をニュースなどの額縁の中に見て感じた、憤りやあはれ――愛情、同情、悲しみ、しみじみとした感動――、とても言葉に表しきれないほどの思いがこもった散文ですので……。
それを「皮肉な“笑い”」としてお裾分けできたのなら、非常にうれしく思います。
――私のクセをいい意味で捉えて頂けて、非常にはげみになりました。
文章を嗜む数名の友人には、私の正に書きたい部分を「万人受けしない、そこを変える気がないなら何も言えない」とつっぱねられてしまっていたので――。
万人受けする「わかりやすさ」の中に、皮肉をはじめとした「難しいもの」を散りばめられたら理想的なのですが……。「斬新な鉄板ネタ」のように……。
なかなか難しいものですね(笑)。
精進して参りたいと思います。
改めまして、ありがとうございます。
けのん様の人生が幸せなものでありますように。
読ませていただきました
時事ネタに比喩揶揄暗喩を織り交ぜつつ、
軽快に進んでいく内容がとても良いと思います。
私は主に漫画畑で活動していますが、
その着眼点で気づいた点をいくつかあげさせていただきます。
(的外れだなと思いましたら、スルーしてください)
本作は、「恥ずかしくて行動ができない」という主人公の問題を
時事ネタに絡めて、うまく昇華した作品だと思います。
自論ですが、いい作品というのはテーマが一貫している事だと思うので
このポイントは十分、いや十二分にクリアできていると思います。
なのでもう一歩、”ノリ”も一貫するとさらに読みやすくなると思います。
読んでいて一番気になったのが中盤の”*”の前と後(前半、後半とします)で
ノリが大きく異なることでした。
後半は間違いなくギャグでしたが、
前半は「まあ、ギャグっちゃギャグだけど…」といったノリに思えました。
人によっては
「ギャグっていうから見に来たのに、全然違うじゃん」となって、
ブラバしてしまう可能性があります。
漫画でもそうですがウェブ上を土俵とする場合、
「こういうノリで、こういう事をします~」というのを
1Pでも早く、1文字でも早く読者に伝えることが大事です。
でないと、他に面白い作品が星の数ほどあるウェブ上で
読者を留め続けるのは至難の技です。
せっかく書いた面白い話、やはり読者には最後まで読んでもらいたいですよね。
読者の感情や思考を考えながら構成すると、より良くなると思いました。
また、同じ理由からですがセリフは「極力短く、印象強い言葉で」を
意識するとさらにテンポが良くなり、読みやすくなると思います。
以上です。
長文になってしまい申し訳ありませんが、
なにかご参考になればと存じます。
あぽろん様、ありがとうございます。
長文は、非常にうれしいです。
時事ネタに織り交ぜた「3揄」やテーマ性のある内容は、私の好きなものであり書きたいものなので、そこをお褒め頂けてとてもうれしいです……。
ありがとうございます。
的外れどころか痛いところを射抜かれた気分です……(笑)。
仰る通り、前半は全体的に重めで導入としても長く、後半の軽いノリとは非常にミスマッチでしたね……。
前半のノリで切られてしまう可能性を考えつつも、書きたいものを書きたいという気持ちを優先した部分でしたが。
ご指摘を受けて、「ギャグ」と銘打ってしまったから余計にだったなと改めて反省致しました。
セリフも、「フィクションとして良い台詞か」よりも「この人物が言いそうなセリフか」に重きを置いているので、やはりテンポを悪くしている部分も多いですよね……。
欠点として意識しつつ、自分の書きたいものとのバランスを模索して精進して参りたいと思います。
ありがとうございます。
僭越ながら――。
良い部分として「テーマの一貫」を挙げてから、課題点として「ノリの一貫」を挙げて頂き、教え方・言葉選びがとてもお上手だなと思いました。
「一貫」という“短く印象強いキーワード”で一貫したご指摘を受け、効果のほどを実感させて頂きました。
改めまして、ありがとうございます。
あぽろん様の人生が幸せなものでありますように。
漫画畑で活動されているとのことですので、その成功も合わせてお祈り申し上げます。
ほーん、はははは・・・と軽く読んでいたのですが、アルコールスプレーでいきなりの胸熱展開に震えました。
面白かったです。自分的には、地の文の分量もウンチクの塩梅も丁度いいです。「偽善」のくだりが好きです。
万人向けを意識されるなら・・・
・オープニングをいきなり、「オイ! なんで子供だけマスクしてねぇんだよ!」から始める。
・友人に向けて朗読劇をしてみて、冗長で飽きられる部分を知っておく。
・タイトル。こだわりが無ければ、「怪人」より「超人」「凡人」あたりにした方が、
余計な先入観からのタイトル切りをされずに済むと思います。
等は如何でしょうか。あくまで個人の見解ですので、ご参考までに。
Sora様、ありがとうございます。
アルコールスプレーのくだりは、私も書いていて胸熱な展開になったなと心震わせた部分なので、その感動を共有できてうれしく思います。
くどく長い文章を好む私は、好みと万人受けのバランスを模索しているので、地の文の分量に丁度よさを感じて頂けたのならば一先ずうれしいです。ウンチクの塩梅も気を使っていたので、とてもうれしいです。
「偽ぜん」でも「ぜん進」に繋がっているという「綺麗」事のくだりですね。好きな部分を挙げて頂けるのは、純粋にうれしいですね……(笑)。
やはりオープニングは長く淡淡としていて、インパクトのある最初の掴みが欲しくなってしまいますよね……。
オープニングに限らず、冗長だということを肝に銘じ、ひき時や掴みを工夫していきたいと思います。
「怪人」は「正義を武器に、後ろ盾にしても、それで誰かを傷つけたら、たとえ正義の味方でも、ソイツはきっともう、正義ではないだろう。じゃあ、ソイツは? じゃあ、俺は?」のアンサーでありオチであり、私があの散文にこめた思いの一つを象徴する言葉なのでこわだりがあるのですが、やはり先入観で読者を逃してしまうリスクの大きいタイトルでしたね……。
具体的な策と合わせてご指摘下さり、ありがとうございます。
「冗長」と「とっつきにくさ」が私の欠点だということを改めて客観的にご指摘頂けるのは、とてもありがたかったです。
自分の書きたいものと万人受けのバランスを模索して、精進して参りたいと思います。
改めまして、ありがとうございます。
Sora様の人生が幸せなものでありますように。
管理人です。
素直に面白かったです。設定がしっかり機能していて、王道の展開で読みやすいですね。部分部分で言うと、「例えばだ。これはあくまでも、例えなのだが……。」で始まるくだりの率直さと、その感情がマスクという物体に繋がっている構造と、「新型コロナウイルス人型…」の出方が良かったです。
以下、箇条書きで失礼します。
・序盤で「今ほど」と「というほど」が重複しています。
・マスク不足、まだ記憶に新しいのでこれだけでも思い出せますが、作品として今後ずっと残すなら、もう1~2文の書き込みが欲しい感じです。
・ハンカチの女性の話し言葉が「すごく独特」だと感じ、男が引いたのが「正しさに飲まれた」というより「突然の演説に引いた」ように見えました。凛とした、毅然とした印象を与えたいなら、「……」の多用が良くない効果を発揮しているように思います。
・こういうノリの場合、おっさんの解説は「妄想でした」というオチをつけるより、もう全部正しいものとして信じさせてくれたほうが読後感が良くなる気がします。
管理人様、ありがとうございます。
ストレートに面白かったと言って頂けるのはとてもうれしいです。
私の嗜好や発想は万人受けしがたい部分が多く、見せ方などを工夫しようと心掛けているので、入り方など展開を読みやすいとほめて頂けるのも非常にうれしく思います。
また、私は物事をすぐに関連付けるしこうを持っており、それを面白く表現したいと思っているので、そういった構造を褒めて頂けるのも甚くうれしく思います。
他の方からもご指摘がありましたが、「ほど」の重複はよくなかったですね。
このような部分は自分で読み返しているだけだと意外なほどに気づけないので、非常にありがたいです。ありがとうございます。
記録としても価値のあるようなものが書きたいので、そう言った観点でのご指摘も非常にありがたいです。
あまり長いと、ただでさえくどい私の文章が余計にくどくなるように思い、とても難しいのですが……。表現方法などでカバーできるよう、精進して参りたいと思います。ありがとうございます。
確かにご指摘を受けてみると、彼女のセリフには演説っぽさがありましたね……。
詩なども書くせいか、間などのリズムを文字で表現したくなってしまうので、どうしても「……」を多用してしまうのですが……。
悪い効果にならないよう、その辺りの表現力も磨いて参りたいと思います。ありがとうございます。
やはり単純な読後感はその方が良いですよね……。
ただ。おっさんの解説が妄想だったのは単なるギャグでもあるのですが、実は――。
COVID-19の流行に乗じて多くのデマが出回ったので、「情報を鵜呑みにするリスク」を暗に示しているという面もありました。
さらに踏み込むと、今回の場合はデマを信じて結果的には上手くいっているので、そういった難しさも盛り込みたかったんです。例えば「トイレットペーパーのデマを信じてまとめ買いした人が、結果的にデマによって市場がダメージを受けて品薄になったので得をした」みたいなことが現実に起こりましたし……。
また、主人公はデマだろうとなんだろうと、信じて縋るしかない状況にあったと思います。「ウイルスが人型に変異して襲ってくる」という極端すぎる極限状態の例を、被害に遭いデマを信じて縋るしかない側(主人公)の視点から見ることで、単に「デマを信じる奴は馬鹿」よりも一歩踏み込んだ考え方のとっかかりになればなという思いもこもっております。
災害時などにはデマが広がりやすく、今まさにCOVID-19関連でそうした問題がより深刻になっているように感じておりますので。今だからこそ、この内容だからこそ、盛り込みたいものでした……。
さらに深読みして頂けるなら、医薬品の臨床試験などで問題になるプラシボー効果を主人公の戦いぶりから連想して頂けたりしても面白いかなと思っております。
――こういった深読みできる要素を多分に盛り込みつつ、難しいことを気にせず純粋に楽しむこともできる物語を書きたいのですが、塩梅が非常に難しいですね……。
精進して参りたいと思います。
改めまして――。
ひとまとめにしてしまい恐縮ですが、今回は晒しをさせて頂き、感想を下さいまして、ありがとうございます。
長長と失礼致しました。
管理人様の人生が幸せなものでありますように。
【ご挨拶】
皆様。この度は、ありがとうございます。
感想が落ち着き、管理人様からのコメントも頂きましたので。
まだ一週間は経っておりませんが、一先ずこの辺りで区切りのご挨拶をさせて頂きたいと思います。
『怪人アベノマスク面』というとっつきにくい題名と内容であるにもかかわらず、複数名の方に読んで頂けて、非常に丁寧な感想を頂くことができて、とてもうれしかったです。
予想外にお褒め頂きモチベーションに繋がったと同時に、欠点を客観的にご指摘頂けたことで再確認できました。また、自分だけでは気づけなかった部分もあり、非常に参考になりました。
調子に乗らないよう努めながら、謙虚な姿勢で精進して参りたいと思います。
感想を下さった方には格別の感謝をお伝えしたいと思いますが、他にも読んで下さったという方がいらっしゃいましたら、感謝を申し上げたいと思います。
少しでも関心を持って下さった全ての皆様、ありがとうございます。
不快にしてしまった方がいらっしゃいましたら、申し訳ございません。
皆様の人生が幸せなものでありますように――。
作者から〆のコメント入っちゃったけど書いたので置いときます。
時事ネタをここまで笑いに昇華させられるのは才能だと感じました。
もっとも、現在進行形で死者が出ているデリケートな話題なので不謹慎に思う人は一定数いるでしょうし、これがいつか過去の話になるのを前提として、の話になりますが。
上のコメントで「詩なども書くせいか」と書かれていて、この読みやすい文体について非常に納得がいきました。
比喩の使い方も巧いと思います。
ただ、ラストのオチの付け方はさすがにどうなんでしょう。
ローファンタジー的な世界だということを示しておきながら、アベノマスク面の存在がただの妄想だった、では筋が通らないように見えます。元気玉よろしくアルコールスプレーが善意に乗って集まってきて一斉に噴射させる一連の流れは、アベノマスク面の能力ではなかった、ということなのでしょうか。
文章としては、ところどころで不器用さが垣間見えるのがどうしても気になってしまいます。
全体的に三点リーダが多すぎて読みにくいです。PCとスマホの両方から見てみましたが、スマホだと圧倒的に見づらいです。
「二〇二〇年。世は、大マスク時代を迎えていた。」の文が出るタイミング、もう少し前でも良いのでは?
管理人さんも指摘していますが、もしこの掌編を「2020年上半期の時事ネタを扱った作品」として残すことを考えた時に、時代背景を表す「2020年」の文言は、作品の最初、あるいはエピグラフの前に作品とは別の注意書きとして、何らかの形で入れるのがベターと感じました。
もちろん最後のリンク集に記載するのもやり方の一つであることはお伝えしておきます。
>爆発的な需要の急増加により、
「爆発的」と「急」が重複しています。
>使い捨てマスクの製造数増強
製造力や製造ラインの増強、ならわかりますが、生産の結果である「数」に対して増強って言葉使えるんですか?
>まるで、このご時世に携帯電話を持たない若者のように
廃刀令の時代に刀を持った、大マスク時代にマスクをつけない、という前後の対比があるのに、ここだけ「このご時世」と雑なのは何故でしょうか? 「5G」や「令和」等、「携帯電話を持たないこと」と対照されるワードは何かしらあったはずです。
>マスクが行き渡たり始めた
>七〇パーセント/七十パーセント
>第二波、第三派
気づいた誤字はこのあたりです。
銀天様、ありがとうございます。
一先ず区切りのご挨拶をさせて頂きましたが、1週間は毎日のぞきに参るつもりです。
また、私個人としましては、いつでも感想など頂ければありがたくうれしく思います。
時事ネタを笑いに昇華させるというのは、まさしく「私のやりたいこと」の一つなので、それを才能だと言って頂けるのはとてもうれしいです。
ただ、やはり不謹慎だと思う方もいらっしゃいますよね。
銀天様にも不快だと感じる部分があったようでしたら、まず謝罪させて頂きたいと思います。申し訳ございません。
ただ、申し訳ないと思うと同時に、私は「生きているだけで誰かを傷つけることになりうる」と考えており、小説を書いて公開するような積極的な行動は必ず誰かを傷つけると言っても過言ではないと思っております。
それ故、「自分(達)の楽しみは必ず誰かの苦しみである」という意識を持ち、自分が害するものから目をそらさず、その思いを受け止め真摯に対応し、謙虚であるよう努めながら精進して参りたいと思っております。
また、社会問題のような話題の発信は非常に真面目なものが多く、結局は真面目な人の内輪ネタの延長線上で終わってしまっているものが多いように感じております。
なので、真面目な問題をエンターテイメント化することで、誰かの関心のとっかかりになればという思いもあり、あくまでもエンターテイメントの形をしていながら、その裏に真面目なメッセージを込めたものも書いていけたらなと思っております。
一長一短だとは思うのですが、そう言ったデリケートな部分にこのような踏み込み方が出来るのは、身軽なアマチュアでないと難しいと思いますので。傷つく誰かや傷つけるかもしれない誰かの思いも胸に、最大限の配慮を心掛け、精進して参りたいと思っております。
長長と失礼致しました。
文体を読みやすいと言って頂けるのは、非常にうれしく思います。
文章の不器用さは私の嗜好による部分もあると思うのですが、未熟さによる部分を減らすと同時に見せ方などを工夫し、自分の書きたい文章と読みやすい文章のバランスを模索しながら精進して参りたいと思います。
やはり三点リーダーの多用は読みづらいのですね……。
ご指摘、ありがとうございます。
やはり、あのオチは引っかかってしまう方には非常に引っかかってしまいますよね……。
まず、あのオチの理由に関しましては、管理人様への返信で詳しく説明させて頂いているので、恐縮なのですがそちらを読んで頂ければと思います。
その上で解釈に関しましては、私としては「物語として観測された事実」を使って観測者(この場合は読者)が自由に考察し解釈して頂けたらなと思っております。
今回なら「たまたま奇跡的におっさんの妄想が事実を言い当てた(無限の猿定理に通ずるものがありますね。おっさんもそんな口ぶりでした)」という解釈をはじめ「思いの力が不思議な奇跡を引き起こした」というロマンチックな解釈、さらには「緊急事態なので喋ってしまったが、アベノマスクに対ウイルス兵器が混じっているというのは機密事項なので誤魔化した」という陰謀論じみた考察も面白いかもしれません。
ただ、それを「解釈に幅がある」と取って頂けるか「設定が雑」だと取られてしまうのかは読者の嗜好だけでなく、物語の勢いなどにも左右されると思いますし、程度問題でもあると思いますので、甘えずに精進して参りたいと思います。
ご指摘、ありがとうございます。
「今後も残す時事ネタ」としては不十分なのですね……。
古い文学作品などでは注釈が入ることも多く、ネット小説ならば「コロナ禍を題材にした短編特集」のような形でまとめ直すことも容易だと思うので、そういった方法も視野に入れながら残していきたいと思います。
ご指摘、ありがとうございます。
誤字や表現の粗などは、自分で読み返しても気づくのが難しいので、ご指摘頂けて非常にありがたいです。
「増強」は確かに結果に対して使う言葉ではないですし、「このご時世」という表現もご指摘を受けてみれば確かに雑だったかもしれないなと感じました。
ありがとうございます。
改めまして、ありがとうございます。
長くなってしまい、申し訳ございません。
銀天様の人生が幸せなものでありますように。