「バーコードが無い本は買い取れない」と言われても諦めてはいけない
お孫さんにお知らせです。家にお祖父さん、お祖母さんの遺された本はありませんか。古くて汚いからと捨ててはいけません。新古書店で「バーコードが無い本は買い取れない」と言われても、あきらめないでください。古書組合に加入の古書店なら、古い本の価値を知っています。 pic.twitter.com/XZaDmu7v28
— 澄田喜広 古本よみた屋 @吉祥寺 (@sumida01) January 31, 2021
みんなの反応
中までかびてしまったらダメですが、表面なら何とかなるかもしれません。本の価値と傷みの程度によります。
— 澄田喜広 古本よみた屋 @吉祥寺 (@sumida01) February 1, 2021
谷崎潤一郎の和綴じ本は『源氏物語』の旧訳でしょうか。タイトルで価値を判断するのは、本屋でも難しいです。その源氏にしても旧訳、新訳、新新訳があり、それぞれに複数の版本があります。たくさん売れた本なので、特別な版以外は価値がありません。本棚の写メを見せて相談するのが一番だと思います。
— 澄田喜広 古本よみた屋 @吉祥寺 (@sumida01) February 1, 2021
もともと「特別な本」で、いつまでも価値が変わらないものもありますが、みんなが捨てることによって時間とともに「特別な本」になる事もあります。みなさんが捨ててしまう方に珍しい本があると言うか、捨ててしまうから珍しい本になると言いますか。
— 澄田喜広 古本よみた屋 @吉祥寺 (@sumida01) February 1, 2021
そうですね…。量が多いや需要がないは価値が高くないのも解ります。本人にとっては「特別な本」でも他の家族が適当に扱ってしまうのにも罪悪感もあります。大事にしまっていたのは知っているので最終的に棺桶に入れてあげようかなと思ったりもしました。再び考えるきっかけをありがとうございました。
— まおまおはいつだって眠い😴 (@maomaomaomaos) February 1, 2021
本当に古ければ可能性はあります。明治に出た日本で最初の百科事典とか。あまりの規模に、刊行している三省堂が倒産してしまい、それでも刊行会を作って最後まで出しました。戦後のは、まだ多くの人が処分しようとしているところなので無理です。
— 澄田喜広 古本よみた屋 @吉祥寺 (@sumida01) February 1, 2021
日本の古本屋の「古本屋を探す」https://t.co/clyUAxBamZ に名前の出ている本屋が古書組合加盟店です。地域別になっています。ここで本屋を見つけて、写真などを送って相談してみると良いと思います。
— 澄田喜広 古本よみた屋 @吉祥寺 (@sumida01) February 1, 2021
「価値を知っている」って、なんかいいですね。
ディスカッション
コメント一覧
今の年寄りが無くなったら客が激減しそうだけど買い取って大丈夫なのか・・・?むしろ売り切ることを考えた方が。
金沢藩士猪山家文書みたいな例は希少よな