駄目な詩人がいっそう駄目になるのは
駄目な詩人がいっそう駄目になるのは、詩人の書くものしか読まぬからである(駄目な哲学者が哲学者のものしか読まないのと同じことだ)。植物学や地質学の本の方が、はるかに豊かな栄養を恵んでくれる。人は、自分の専門を遠く離れたものに親しまないかぎり、豊穣にはなれない。(『生誕の災厄』)
— シオラン (@Cioran_Jp) April 4, 2021
みんなの反応
これほんとにそう
駄目な詩人は残念ながら頭も駄目なので、同じような駄目な詩人に感化されてしまうし、結果オリジナリティが無くなっていく(自戒) https://t.co/3AQmwc1fYn— 人生 (@kurimanlife) April 5, 2021
本ばかり読む者、本を全く読まぬ者、そのどちらもがこれに当て嵌まる。よい物だけを見る者、悪い物だけを見る者、これもまたそうだ。
一つに没頭することは心地よいが、それだけのことでしかない。生はその他諸々を含んでいる。このツイートを読み、私はそう感じた。
— モノ (@MonoSorejitai) April 5, 2021
漫画描くのに漫画を参考にしすぎるのもやめた方がいいよね
— そらいろ (@ESPerant1234) April 5, 2021
トキワ荘の漫画家たちに映画を観るようにと進めていたのは手塚治虫だっただろうか。創作活動に必要なイマジネーションは他分野から得られることのほうが多いのだろうね。 https://t.co/dtX8p7Espl
— ナオ (@exjwnao) April 5, 2021
漫画描くのに漫画ばかり見ててもつまらないし、ゲームつくるのにゲームだけしてても下手なものしか出来ない。
何でだろうね。
ごちゃ混ぜでないと面白くない。
色んな分野の知識が根底にないと浅はかになる。優良な漫画やゲームの世界観や今までに観た映画や本や写真集は僕の創作の糧になってます。 https://t.co/5HlLevPIgm
— あき🎨AKI SPRAY PAINT アキスプレーペイント スプレーアート作家 4月2-4日個展 (@aki_spraypaint) April 5, 2021
これはホントに気をつけなきゃいけないと思ってる。ひとつの世界だけにいると視野がどんどん狭くなる https://t.co/4WGLs9GFDx
— Ryo T (@dirt_master) April 5, 2021
めっちゃ励みになりました!
うちの店に置いてある本にカレー関連が少ないのは、まさにこういう理由です。 https://t.co/cbrDYVS3BL— 大江カレー(東京都・高円寺) (@s2curryoe) April 5, 2021
カレー屋さんマジですか
ディスカッション
コメント一覧
なんかありきたりな「名言」だなぁ
この程度の名言なら中学生でも列挙できそう
「恋愛しないからダメ」「交友関係が狭いからダメ」「酒に溺れるからダメ」「社会の荒波に揉まれないからダメ」「修羅場を体験しないからダメ」
うーん、薄っぺらい!
言葉は薄っぺらいというかありがちでしかないことは事実だけど
現実としてそういう傾向が客観的にあること自体は紛れもない事実だから
そんな顔真っ赤にして批判することでもないよ
つーか詩人が詩しか読まねえからダメなんだよ、とお前が列記してるダメが同じものだと本気で思ってる程度の知能なら
まさに人の話を聞きもしなけりゃ読み取ることもできねえ奴はダメだなっていうのの典型例でしかない
はあ?
「詩人が詩しか読まねえからダメなんだよ」とかどこに書いてるん?
引用されてるのは「駄目な詩人がいっそう駄目になるのは〜だから」だぞ?
日本語もマトモに読めない程度の知能のくせに、マウントとりたさに罵倒してみましたってか?
なにこいつ?
はあ?
「名言」とかどこに書いてるん?
この記事は「駄目な詩人を例にしたシオランの書籍引用文が共感された」って内容だぞ?
日本語もマトモに読めない程度の知能のくせに、思慮深い自分には薄っぺらく感じるわ~ってか?
なにこいつ?
はああぁ。(嘆息)
なんか厄介な奴に絡まれてしまった…
①こっちは引用元の「駄目な詩人がいっそう駄目になるのは〜だから」を前提としてコメントしてんのに
②「詩人が詩しか読まねえからダメなんだよ」とのとんちんかんな前提を基に俺の知能がどーのこーの言ってきて
③それを指摘されたらこれまたとんちんかんにも
>「名言」とかどこに書いてるん?
これですよ
馬鹿は論破できないって言うけど本当だね
ああホント厄介な奴に絡まれてしまった…(嘆息)
お疲れ様です
まぁ春なので仕方ないですよ
詩人の書くものを詩人しか読まぬから、詩がダメになる。
後発の映画マンガ音楽テレビネットSNSサブクスに負け、
海外に通用せずインバウンドも期待出来ない。
俳句は結構頑張ってる。
音楽業界とつながりを深めていいと思うンゴね
ワイ不可思議ワンダーボーイとか好きだったンゴ
https://youtu.be/UXGJCzGx8w4?t=149
また随分と活きのいいのがいるなぁ・・・
本題はまぁ、人によるんじゃね?
この人はたまたまそうだったってだけ
どうでもいいけどありきたりだの薄っぺらいだのはそれをわざわざまとめた管理人にもぶっ刺さるのでは()
こういうのは漫画を参考にするのが駄目って訳じゃなくて漫画しか読まないような奴というのは視野が狭いという事だと思ってる。その「漫画しか読まない」にしても、あらゆる漫画に精通してる訳じゃなくて結局ごく一部の漫画しか読んで無い訳でさ。仮に、手塚治虫から始まりあらゆる大御所の作品は全て読んで今なお貪欲に漫画雑誌もWEB漫画も読みまくって自分の引き出しにしている奴がいたらそれはかなりのもんだろうからね。
思い付いた追記
そこで根本的な視野の狭さが改善されないままでは植物図鑑読んだところでなろうみたいな浅い知識での雑な現代知識無双にしかならんという。
とある作品で現代の品種改良されたのと同等の品質になる突然変異を起こしたバナナが野生してるのを見つけたよ!近隣住民はいるけど主人公が探すまで見付けられてなかったよ!バナナは食べるだけじゃなく色んな事に使えるんだよ(図鑑で読んだような知識をダラダラと)!それは凄いさす主!とかされてうわあとなった事を思い出してね
率直なところ
「その分野で大成したいなら専門と離れたところからインプットしろ」ならば一般論としてよく分かるのよ
でもシオランなる詩人の言い方は「駄目な詩人がいっそう駄目になるのは〜だから」なんだよね
そこに「ん?」となったわけよ
俺自身が超ダメななろう作家だから「シオラン?おまえごときがダメ作家を見下してんじゃねぇよ」みたいな感情はあったのかもしれん
これが手塚とか宮崎あたりなら説得力ありまくりなんだけど
個人的にピンとこないのが後半の地質学や植物学の部分で、例えば「漫画のために映画を見ろ」と言われたら同じ「物語」という共通点があるから、漫画に何かしら影響があるんだろうって分かる。ところが本文では詩とは全く関係なさそうに見える地質学や植物学を挙げられているんで、それを読んだ結果、どのようなメリットがあるのか分からないんだわ。
囲碁で強くなるためにサッカーの本を読め、って言われた感じ。
分かりみー
漫画のための映画、舞台、古典小説ならば所詮「隣接分野」だよね
一方でシオランの主張する「自分の専門を遠く離れたもの」からのインプットがたとえば漫画創作に有益に働くとしたらなんだろ?
ワインやラーメンのウンチク漫画みたいに地質学や植物学の漫画だって描ける、そういう作家としての独自性には繋がるとしても
それ以上の利点なんて、「豊穣」と表現する程の利点なんてはたしてあるのか疑問だよねぃ
いや、どんな創作だって本気でやろうとしたらその題材となるテーマをきちんと取材とか勉強とかしたりして知識を取り込むでしょ
独自性って大事だよ
結局、そこら辺を誰かが作った他の作品のなかからしか見つけられないのって、物事の後追いしかできない素人作品ばかりで、プロではないかなと
創作の面白さは大抵その人の独自性、オリジナリティからきてると自分は思うよ
あと離れた分野の知識を蓄えるというのを特殊な分野のウンチクとか考えてないかな?
そんなんじゃなくて、自分が書きたいものメインとなるものを題材としてきちんと調べてそれを自分のなかで消化して書くことが大事なんであって、とりあえず遠くからワケわからん知識を仕入れて披露しなさいってことじゃないと思うよ
シオランを詩人と決めつけるソースは?
条件反射で怒って自爆する痛い人にしか見えないんだが
噛みつかれようが一切応じませんのであしからず
糞投げて コッチは噛むなと 謎理論
文字列をどう受け取るかって、その人の持ってる知識量によっても変わってくるので、そこは何とも言いがたいのだけれど。
自分としては「今となっては割りと(一部の範囲で)共通認識な事が、これが書かれた当時ではどういう状況だったんだろう」ってのが気になったかな。
やっぱそーだねってなったのか、目から鱗ってなったのか。何言ってやがんだこのヤローになったのか。
なんか書けたので投下!乱文注意!
シオランの著作を読んだことはないので、間違ってたらゴメン。
●
『私はもう何も知りたいとは思わない。何も知らぬという事実そのものさえ知りたいとは思わない。それなのになぜ、かくも多くの問題をかかえ、議論し、激昂するのか。なぜこのように死を意識するのか。哲学をやめよ、思考をやめよ!(『絶望のきわみで』)』
『幼虫の身分に固執するべきだった。進化を拒み、未完成に踏みとどまり、諸元素の午睡を楽しみ、胎児の恍惚に包まれて、静謐のうちに滅び去ってゆくべきだった。(『生誕の災厄』)』
こう語る人物が、なぜ創作論などというくだらぬものを語ったと思えるのか。
実にバカバカしい。
「駄目な詩人が~」の下りを見て反射的に創作論だと思いこむのは、まさに「詩人の書くものしか読まぬから」でしかない。
彼が述べているのは、人が豊穣になるための方法論である。
豊穣とはなにか、人の豊穣とは。
彼はこう述べる。
『ほんとうの幸福は、何ものにも依拠することない、対象なき意識状態だ。このとき、意識は、それを充たしている無限の不在を享受している。(『カイエ』)』
つまるところ、「空」である。(仏教に影響を受けたと、wikipediaにもある)
あるいは、忘我状態と言い換えてもいいだろう。
では、その忘我状態に至るためにはどうすれば良いか。
それこそが、「植物学や地質学の本」を読むことである。
それはなぜか。
別の言葉で彼は語っている。
『しかるべき理由があるにせよ、ないにせよ、精神の衰弱に落ちたとき、そこから抜け出す一番たしかなやり方は、一冊の辞書を、それもなるべくなら、ろくに心得のないような外国語の辞書を手に持ち、これから先絶対に使うことはあるまいという言葉ばかり注意深く選って、辞書をひきまくることだ。』
つまり、忘我状態に至るために、これから先に使うことのないーー自分の専門を遠く離れたものーーに親しめ、と彼は言っているわけである。
ちょうど仏教徒が意味のわからぬ呪文を一心不乱に読むようにして。
●
読んでくれた人ありがとう。
コメ欄の解釈にムシャクシャして書いた、今では反省している。
bot読むと楽しいよ。
読んだよー。面白かった。
後だしみたいでなんだけども、なんとなく創作論の話ではない気はしてた。
コメ欄が創作論の話になっていたんで便乗したけども、どう考えても、植物学や地質学の本は創作などとは遠いからね。
言い訳させてもらうと、本文が比喩や抽象的言い回しが多かったんで、主旨が分かりにくかった
ただ、僕は精々「専門外の分野も面白いよ」程度にしか解釈してなかったから、詳しい説明助かります。
『父さんな、会社辞めて詩人になろうと思うんだ』
どうする?