小説家になろう発の新ライト文芸レーベル「いずみノベルズ」創刊へ

インプレスグループで電子出版事業を手がける株式会社インプレスR&Dは、小説投稿サイト「小説家になろう」などに掲載された小説作品の商業化レーベル「いずみノベルズ」を、2021年5月21日に創刊する。同レーベルでは「小説家になろう」などWeb小説投稿サイトに掲載された小説から厳選した作品を商業書籍として刊行し、より広い読者に新しい才能・作品に触れる機会を提供することを目指すという。なお、刊行作品はプリントオンデマンドにも対応しており、印刷書籍の発行も行うことができる。

■「いずみノベルズ」のコンセプト

1.最新の作品を発掘するスピード発行と積極的な続刊
本レーベルは、次世代出版メソッド「NextPublishing」で刊行する。これにより、新鮮な作品を積極的に発掘し、発行することができる。また小ロット出版に強みをもつ同メソッドの特徴を活かし、新規作品は原則1巻に続き2巻を発行し、その後の続刊も積極的に展開する。

2.Web掲載版に加えて書籍版限定オリジナルストーリーを掲載
本シリーズのために著者が描き下ろした限定オリジナルストーリーを掲載する。ストーリー本編の裏側のできごと、前日談などバラエティー豊かなショートストーリーを楽しめる。

3.開かれた書籍化展開
従来の伝統的出版社によるスカウトから始まる著者発掘のみならず、SNSや公式Webサイトを通じて、自薦他薦を問わず商業化作品を募集する。各種サイトのページビューやポイント、ランキングに関係なく、内容本位で作品を展開する。

4.断裁・絶版のないサスティナブルな出版モデル
NextPublishingの強みである「プリントオンデマンド」によるデジタルファースト編集・出版により、電子書籍のみならず印刷書籍も「無在庫」で発行される。読者が購入したタイミングで1冊ずつ印刷・製本されるため、従来のライト文芸・ライトノベルレーベルにみられる大量の返品・断裁がなく、また絶版もない。出版の未来を見据えた、持続可能な社会に適合したレーベルとなる。

https://ln-news.com/articles/111222



 

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各社次々飛びついてますね。

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