40代のオタク「最近のジャンプって既存のヒット作のウケた部分を組み合わせただけ」
子供の頃からジャンプが好きで40代になった今でも買ってるんだが、最近ちょっと不満。
なんちゅうか、既存のヒット作のウケた部分を組み合わせただけ、の作品が多い気がするんだよね。
『呪術廻戦』は『NARUTO』と『HUNTER×HUNTER』を合わせたものにしか見えない。
『鬼滅の刃』の、太陽に弱い敵をみんなで寄ってたかってやっつけるって、ジョジョ第3部そのままじゃん。
柱の登場シーンは『食戟のソーマ』の十傑を想起させるものだった。
『怪獣8号』は『進撃の巨人』と『エヴァンゲリオン』を合わせた感じ。
面白い作品の面白い部分を真似れば面白くなる、盗作にならないためには複数組み合わせればいい、ってことかな。
いや非難や批判やディスじゃなくて前向きな「評論」と思ってほしいんだが。
松井優征作品はその意味ではオリジナリティにあふれてると思う。
『暗殺教室』の殺せんせーは、『ついでにとんちんかん』の抜作先生以来の「誰でも書ける先生」ではあったけど(笑)。
みんなの反応
ジャンプは王道路線が重要だからねえ。
変わるのは制作側の軸だと思うよ。
その軸によって、またヒットするかっていうのが決まると思うんだよね。— きゃささん a.k.a みらの (@kathy_Lynn_kiku) May 8, 2021
俺は、呪術廻戦は、BLEACHとかハンターハンターをインプットした上で、上手くアウトプットできる人間がようやく現れた印象。約束のネバーランドは、オリジナリティ高いと思うんやが。 / 他15件のコメント https://t.co/QD8NjCmMkq “最近のジャンプの漫画って” https://t.co/3oDqF23rXZ #ジャンプ感想
— ナカノ実験室2(旧勇気のセルフブク魔人) (@Web_bato_kannon) May 6, 2021
40にもなれば大抵の物がそうなってると気づくはずだと思うが・・・ 最近のジャンプの漫画って https://t.co/AP3Nk5AlDg
— 幻三郎 (@genzaburo) May 8, 2021
正直そうなったらいつまでも少年ジャンプだけに固執していないで他の雑誌とか見た方が良いんじゃないかなあ
少年ジャンプは漫画界のトップといってもやはり対象にしている世代が結構ピンポイントだし作風には偏りが大きい方の雑誌だからある程度以上歳をとってしまうと感覚的にハマりづらい気はするよ— 真っ赤なARIA (@aria_iday) May 6, 2021
コレ、漫画だけじゃなくて映像作品とか音楽とかでも良く見る批評なんだけど、
歳を重ねれば重ねるほど、経験値が増えて『この作品はアレとアレのパクリ!』
ってなるのは仕方ないのよ。
ただその人にとっての初体験がどれだったかっていうだけで。最近のジャンプの漫画って https://t.co/QleHR6xCZM
— じゃすた (@jasp_1506) May 8, 2021
おっさん、『NARUTO』も『HUNTER×HUNTER』も『エヴァンゲリオン』もキッズにとっては古典なんだよ! / “最近のジャンプの漫画って” https://t.co/91iiUu66GP #マンガ #創作 #ネタ
— シン・esbee (@esbee) May 7, 2021
逆にそのへんの世代の漫画が参照元になってるのに感慨深いものあるけどね。。時代が進んでるってことだしね。
最近のジャンプの漫画って https://t.co/OXtx7moMfL— 魚か (@naakass) May 7, 2021
冒頭で40代って名乗ったことで話がクリアになりましたね。
ディスカッション
コメント一覧
正直、良い傾向だよ。なんか最近は過去の作品意識しすぎて何かとコアな方向に行き過ぎているからこれでいいよ。
心理学的な解析をした上でのマニュアル回答だから間違っちゃいない
けれどそれは新しい答えを放棄してもいるってのはそうだ
けれど創作のオリジナリティ限界はいつか来る
基本的にあとの世代のほうが文明的恩恵は大きいがそれだけ発見発明の可能性は絶望的になる
単なる老害
いや普遍的な感想だし感想を述べただけで老害ってことはないよ
自分がそのコンテンツがターゲットとする層から外れたことに気づかないで「俺はWJのベテラン」って意識だけ太らせた批評家気取りのおっさんがグダグダ言ってるだけにしか見えんのだが
まぁ、バレて困るわけでもないしこれはオマージュと言ったほうがええやろ。
その元ネタ扱いしてるもんにしても元から既視感あるベタな設定の部分で言ってるよね
鬼滅の柱もソーマの十傑も四天王の類いの味方側バージョンでベタなだけだろ、というか鰤の隊長の方が近いし例示がどうみても自分の好きな漫画基準なだけで難癖がすごい
設定と展開ってのは論理的物理的に限定される範囲からの選択だからオリジナリティとかいうほどの話にならない、だから著作権もかからない
松井が独特に見えるのは「あまりない組み合わせ」をあえて選んでいるから
ネウロの場合、探偵推理といえば普通は人間同士の頭脳と科学による推理だから、そこに超常的な人外を探偵役にするという対極を選べば珍しい設定になる。やってることはドラえもんが秘密道具で捜査するようなものでそこまで斬新ではない
暗殺教室も恩師を皆で殺すという真逆の組み合わせで、対極を組み合わせること自体よりどう組み合わせて両立させるかの方に実力が出るもの
松井も有能ではあるけど、この手の邪道テーマは一番にはなれない。ベタな設定の中で過去作を超える方がより難しいし、ベタな設定でも評価されるのはキャラクターやセリフ展開をエモくするための画力・構成力・描写力
本当の意味でのオリジナリティはそこに出てくる
すべての創作はパクリ論者たまに居るけど、最初に物語を描いた人はパクる相手いないんだよね。
パクりとは言わんが創作より前にも神話とか歴史とかのモデルがあるから、少なくとも文献が残ってる時代でゼロから物語作ってる奴なんて見つける方がむずい
事実は小説よりもというか、アレクサンダー大王とかはマジで少年漫画かよみたいな人生。幼少期に誰にも懐かなかった暴れ馬乗りこなして相棒にするとか、初陣では父親の命令無視して特攻かけて敵将瞬殺するとか、山奥の小ポリスから超大国のペルシア帝国に少数で乗り込んで征服するとか、そのまま帰らずインドまで行ってインド王とバトったら互いの実力認め合って親友になるとか、今の王道バトルのテンプレ全部詰まってる
神話とかも多分統治目的で先祖の英雄の話や天災の話が口伝でどんどん誇張されていった結果出来たもんだと思うわ