Z世代、本は電子ではなく紙で買う人が9割超と判明



 

※Z世代とは

Z世代とは、日本では1990年後半頃から2012年頃に生まれた世代を指します。
Z世代は、デジタルネイティブであり、SNSネイティブ、さらにスマホネイティブでもあるといった特徴を持っています。

https://mtame.jp/marketing_foundation/Generation_Z/

 

Z世代向けチャット小説アプリ「TELLER(テラー)」の読者を対象としたアンケート調査が実施された。調査対象は全国の~25歳の男女112人(内訳:12歳未満【4人】、12~15歳【75人】、16~18歳【25人】、19~22歳【6人】、23~25歳【2人】)となり、2021年5月2日~5月9日の期間で実施。調査結果は下記の通り。

 

実はZ世代は紙の本を購入している!?

本(漫画や雑誌は除く)を購入するときは紙の本で購入するか、電子書籍で購入するかについて、「紙の本」を選んだZ世代が半数を大きく上回る91.1%という結果となりました。実際に紙の本を購入して読んでいるZ世代TELLER読者によると、「紙の本の方が物語の世界に深く入り込める感覚があります。また、伏線など何か気になるところがあったときにすぐにその場所まで戻れるのが紙のいいところです。インターネットでのみ公開されている作品はネット上で閲覧しますが、書籍化されているものは実際に手に取って紙の本で読むようにしています。」という意見が出ました。

 

購入場所は圧倒的に実店舗。しかし、情報源はSNSを中心に多岐に及ぶ

新しく読みたい本(漫画や雑誌は除く)を見つけたり、情報収集をするのにどういった手段を使うのかについて、書店を選んだZ世代は半数を大きく上回る77.7%という結果となりました。また、普段本(漫画や雑誌は除く)はどこで購入するかについても、半数を大きく超える90.2%ものZ世代が書店を選択しました。実際に書店で新たに読みたい本を見つけるZ世代TELLER読者によると、「SNSなどで面白いと紹介されているものを、自分も面白いと思えることがあまりないので、実際に自分で足を運んで探した方が確実に面白いものと出会えます。また、自分が面白そうと思ったその直感も大切にしたいので、書店に行き、新しい本を探しています。書店には人気のランキングや、おすすめの本なども一目でわかる陳列がされているし、実際に手に取って本当に面白いか確認もできるので書店の方が一石二鳥ですね。」という意見が出ました。

 

Z世代はクリエイティブ

小説投稿サイトにて自分で執筆した作品を投稿したことがあるかについて、「ある」と回答したZ世代は半数を超える59.8%という結果となりました。中でも、恋愛ジャンルの小説を執筆したというZ世代が多くいました。実際に小説投稿サイトに自身で執筆した作品を投稿したZ世代TELLER読者によると、「小さな頃から物語を作ることが好きだったので、スマートフォンを買ってもらったタイミングで、ネットに自分の作った作品をアップすることを始めました。現在は毎週2作品の更新をしており、実際に作品に対する感想ももらえるので、モチベーションにもつながります。ネタを考えたりするのは大変ですが、書き終わったときにはとても達成感があります。」という意見が出ました。

https://ln-news.com/articles/111430

 


母数少ないとは言え、この結果は意外でした。

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