お前らは小説とか本読んで「美しい文章だな」って感じることある?

1: 名無しの読者さん 2021/11/05(金) 08:54:37.806 ID:xRS8T8eS0
いまいちこの「美しい文章」ってのがどういうものなのかわからない
2: 名無しの読者さん 2021/11/05(金) 08:55:05.780 ID:bTglKewc0
ブリーチのポエム
5: 名無しの読者さん 2021/11/05(金) 08:55:38.373 ID:kfwmX9xA0
脳に情景が流れ込んで来るようなのはキレイだね
6: 名無しの読者さん 2021/11/05(金) 08:56:24.177 ID:W7ZB37gsM
テンポが良かったり雅な言葉使いだったりして結構好きなのはあるけどそういうことか?
7: 名無しの読者さん 2021/11/05(金) 08:56:52.845 ID:WGLZQ0kOr
武者小路実篤とかは?
8: 名無しの読者さん 2021/11/05(金) 08:56:57.288 ID:CQRamVNGr
川端康成とか三島由紀夫とかは美しいと思うだろ?
9: 名無しの読者さん 2021/11/05(金) 08:57:20.501 ID:ZDiEaa7J0
雪国まじで
10: 名無しの読者さん 2021/11/05(金) 08:57:30.150 ID:xRS8T8eS0
情景描写とかは確かにそう感じやすいのかもしれん
けど「文章」ってことなら論文とかでもそういうのはあってもいいと思うんだ
けど「文章」ってことなら論文とかでもそういうのはあってもいいと思うんだ
11: 名無しの読者さん 2021/11/05(金) 08:59:43.111 ID:Y7pnm+2Y0
正しい日本語で綺麗な言葉遣いは前提として
句読点とかがなくても読みやすい文章はそんなふうに感じる
句読点とかがなくても読みやすい文章はそんなふうに感じる
14: 名無しの読者さん 2021/11/05(金) 09:07:07.747 ID:xRS8T8eS0
>>11
凄く腑に落ちた気がする
言葉がすっと入ってくると気持ち良さすら感じることあるもんな
凄く腑に落ちた気がする
言葉がすっと入ってくると気持ち良さすら感じることあるもんな
12: 名無しの読者さん 2021/11/05(金) 09:01:56.759 ID:ZOEgURLJ0
上手い下手を通り越して美しい醜いだもんな
ちょっと鑑賞眼が育ってないわ
ちょっと鑑賞眼が育ってないわ
13: 名無しの読者さん 2021/11/05(金) 09:03:27.012 ID:tTCGHdct0
まずリアル鬼ごっこを読みます
次に
次に
15: 名無しの読者さん 2021/11/05(金) 09:09:52.999 ID:ku3bJz9Dd
ある小説で
桜は人を狂わすというが、紅葉は人を黙らす。
っていう一文があってふわあああってなった
16: 名無しの読者さん 2021/11/05(金) 09:13:29.535 ID:tYEGud7o0
美しいはわからないけど汚いはわかる
18: 名無しの読者さん 2021/11/05(金) 09:16:46.903 ID:J2y1enmh0
小説を読む
そして大切な時間を失っていく……w
そして大切な時間を失っていく……w
19: 名無しの読者さん 2021/11/05(金) 09:32:35.049 ID:thvkZ32KH
テレビ、ラジオの民放とNHKみたいなもんだな
20: 名無しの読者さん 2021/11/05(金) 09:37:11.587 ID:aDJqzWpg0
土人「いずれのおほんときにか」
谷崎「何という帝のことでしたか、」
谷崎「何という帝のことでしたか、」
17: 名無しの読者さん 2021/11/05(金) 09:16:06.710 ID:J5S28pUQ0
最低限の言葉でうまく表現してる文はうおお!ってなる
出典:https://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1636070077/
リズムいいのがすこ
ディスカッション
コメント一覧
これは個人的趣味になるが、明治から昭和にかけて活躍した岡本綺堂の文体は簡潔で格調高くて美しい。
コナン・ドイルのシャーロック・ホームズの影響で「推理小説」「探偵小説」という、新しいジャンルが世界的に大流行した。
日本でもその影響を受けて推理小説を書く作家が多数出現したが、綺堂は海外の小説の単純な模倣ではなく、舞台を江戸時代に置き換え、歴史小説と見事に融合させた、日本独特の「捕物小説」というジャンルを確立させた。
「半七捕物帳」は日本の捕り物小説の嚆矢となる作品。
すでに著作権が切れていて青空文庫で読めるから、ぜひ綺堂の筆を堪能して欲しい。
「半七捕物帳」は厳密に言うと、現在では「推理小説」とは言えない話も多いが(むしろ怪奇小説的傾向が強い)豊富な江戸時代の知識に基づいて書かれおり、江戸時代の空気を満喫できる。
(その点、野村胡堂の「銭形平次捕物控」は、考証的には「なろう小説」並みのファンタジー作品)
少しベクトルがずれるが、銀河の星星の煌めきを感じさせるような描写をなろうで見た気がする。映像体験としてすごく良かった。
文章そのものを綺麗とおもったこともあるけどなんだか忘れてしまったな。主題歌なんかといっしょで、ストーリーと絡んでないと覚えにくいんだが、そういった他と絡んで美しいというのは文章そのものの話とはまた違ってくるからなあ。
するする読める文章が美しいというなら人それぞれ読みやすい文章があると思う。
美しい日本語のお手本という意味なら夏目漱石の虞美人草だな
小説より評論とかの方がメインだが、小林秀雄の文体はまさに『美しい悪文』と呼ぶに相応しい
自分で文章を書くようになると余計に物語の書き手のすごさが分かるから
そういう意味でやっぱプロの文章はいいナとは思う
ただ美しいとかになると美術品を見る目で
どっかの文庫の文章引っ張り出してくるくらいしかない
読み人知らずの短歌 小泉八雲の紹介だったっけ?で
鳴いて因果が尽きるなら っていうのは今でも好きだな
根本的にはリズムだな。スラスラ読める文章の本質は耳心地の良さ。瀬戸内寂聴も早口だけどすっと耳に入るような喋り方をしてた
特に文章として成立しながら歌詞みたいになってると読みやすく且つ美しいし、長けりゃいいってもんでもない
例えば雪国の冒頭段落でいえば、
“国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。”
イントロの段落であった・なった・まったの三文で韻を踏みながら、さらっと前提状況を多角的に説明して次の段落から具体的な場面に入る。
ネットのよくある解説は同段落内なのに二文目までしか紹介せず且つ「夜の底が白くなった」の比喩にばかりに注目してるが、これは三文のセット。
比喩センスよりも引き算の上手さが際立ってる冒頭で、ほんの一行に時間と場所と物語が始まる場面状況の説明を情緒込みで済ませてる。車窓に切り取られた夜の雪国の景色を極力端的に縮めた結果が二文目だと考えられる。
前にここで地の文の記事もあったが、地の文を量で考えてるのは間違い。何なら一方的に長話聞かせる以上はいかに手短に伝えるかの方が基本でさえある
リズムもだけど読者が脳内にデータを展開したタイミングを狙えるかも大事
アニメだと宮崎駿がこれ完璧なんだよね
しかも演出の回りくどさに応じて展開時間を考慮してて、更に音楽とかもすべて管理してるから何も考えなくていい
観客は本当に手放しで見ていい映画に仕上がってる
これを小説でもやってしまうから昔の小説家は神がかってるんだわ
優れた小説は”読む”ではなく”見る”になるからな、一度体験したら忘れられんのだわ