なろう小説のプロットが4つあるんだがどれを書いたら良いと思う?
1: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 22:52:17.237 ID:n7WqhR/a0
A.魔王もの
異世界に転移した主人公(男)が人類を滅ぼす話
外交と戦争メイン
主人公は不死と通訳の能力ありでどんな言語でも話せる
序盤は人間のコミュニティに入るけど、酷い目に合って人間以外の種族に就く感じ
B.現代知識チートもの
異世界に転移した主人公(女)が異世界を発展させる話
内政と経済メイン
主人公にチート能力はなくて言語も通じない
現代から病原菌を持ち込んでしまったり
サバイバルからスタートしたり困難が多め
Aから数百年後くらいの世界を想定
C.戦闘力チートもの
異世界に転移した主人公(男)が一人の兵士や戦士として活躍する話
よくあるJRPGみたいな戦闘と冒険がメイン
ドラゴンの力を借りて戦うようなコテコテのファンタジー
ただ、一旦1地方の話で終わらせてから
C’としてC主人公の息子の話までやりたい
だから親子二代主人公もの
Bから数百年後くらいの世界を想定
D.現代ポストアポカリプスファンタジーもの
化け物があらわれて滅ぶ寸前の現代世界で
異能力を持った人類と化け物の戦いを描きたい
ゴッドイーターとかそこらへんをイメージすれば近い
崩壊した世界での化け物vs超人がメイン
ABC世界と現代世界の繋がりにも触れる
どれが一番最初に向いてるかな
Dだけかなり前に1ページだけ書いてから
私生活が忙しくなって放置してる
異世界に転移した主人公(男)が人類を滅ぼす話
外交と戦争メイン
主人公は不死と通訳の能力ありでどんな言語でも話せる
序盤は人間のコミュニティに入るけど、酷い目に合って人間以外の種族に就く感じ
B.現代知識チートもの
異世界に転移した主人公(女)が異世界を発展させる話
内政と経済メイン
主人公にチート能力はなくて言語も通じない
現代から病原菌を持ち込んでしまったり
サバイバルからスタートしたり困難が多め
Aから数百年後くらいの世界を想定
C.戦闘力チートもの
異世界に転移した主人公(男)が一人の兵士や戦士として活躍する話
よくあるJRPGみたいな戦闘と冒険がメイン
ドラゴンの力を借りて戦うようなコテコテのファンタジー
ただ、一旦1地方の話で終わらせてから
C’としてC主人公の息子の話までやりたい
だから親子二代主人公もの
Bから数百年後くらいの世界を想定
D.現代ポストアポカリプスファンタジーもの
化け物があらわれて滅ぶ寸前の現代世界で
異能力を持った人類と化け物の戦いを描きたい
ゴッドイーターとかそこらへんをイメージすれば近い
崩壊した世界での化け物vs超人がメイン
ABC世界と現代世界の繋がりにも触れる
どれが一番最初に向いてるかな
Dだけかなり前に1ページだけ書いてから
私生活が忙しくなって放置してる

2: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 22:53:16.009 ID:EsDNxh5L0
Dは書いているうちに
ツマんなくなってやめそう
ツマんなくなってやめそう
5: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 22:56:15.825 ID:n7WqhR/a0
>>2
それは懸念してる
世界中に異世界と繋がる塔が出現してそこから化け物が出現
超人たちが塔を攻略していく~みたいな設定だし
途中で化け物と友好を結びたい人類派閥とぶつかるみたいな話もあるし
ダレて書かなくなるか途中で失速してつまんなくなりそう
それは懸念してる
世界中に異世界と繋がる塔が出現してそこから化け物が出現
超人たちが塔を攻略していく~みたいな設定だし
途中で化け物と友好を結びたい人類派閥とぶつかるみたいな話もあるし
ダレて書かなくなるか途中で失速してつまんなくなりそう
7: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 22:57:23.042 ID:UNyfk0jA0
>>5
くっだらね
くっだらね
10: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 22:58:39.008 ID:EsDNxh5L0
>>7
べつにいいんじゃ
べつにいいんじゃ
3: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 22:54:10.291 ID:2CAeMzBK0
釣り好きの女子高生が海魔王を釣りに行く話で
4: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 22:54:49.011 ID:UNyfk0jA0
最初はハーメルンで有名なろう作品の二次創作を書くのがおすすめ
8: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 22:57:25.720 ID:n7WqhR/a0
>>3
釣りについてあまり詳しくない
>>4
そんな世界があるのか?
二次創作を馬鹿にする訳じゃないけど
なろう作品は二次創作に向いてない気がする
釣りについてあまり詳しくない
>>4
そんな世界があるのか?
二次創作を馬鹿にする訳じゃないけど
なろう作品は二次創作に向いてない気がする
6: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 22:57:15.731 ID:EsDNxh5L0
>A.魔王もの
>異世界に転移した主人公(男)が人類を滅ぼす話
>外交と戦争メイン
>主人公は不死と通訳の能力ありでどんな言語でも話せる
>序盤は人間のコミュニティに入るけど、酷い目に合って人間以外の種族に就く感じ
転移した世界でむごい目にあって、
転移した世界の人類滅ぼしても
つまんなくね?
>異世界に転移した主人公(男)が人類を滅ぼす話
>外交と戦争メイン
>主人公は不死と通訳の能力ありでどんな言語でも話せる
>序盤は人間のコミュニティに入るけど、酷い目に合って人間以外の種族に就く感じ
転移した世界でむごい目にあって、
転移した世界の人類滅ぼしても
つまんなくね?
11: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 22:59:44.197 ID:n7WqhR/a0
>>6
つまらなくはないと思う
キャラクターの帰属意識の問題かな
現代の人間のまま異世界に取り組めば陳腐になるけど
異世界に帰属した人間が異世界に取り組めば大丈夫だと思ってる
つまらなくはないと思う
キャラクターの帰属意識の問題かな
現代の人間のまま異世界に取り組めば陳腐になるけど
異世界に帰属した人間が異世界に取り組めば大丈夫だと思ってる
12: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:00:56.807 ID:EbySASpx0
まともに仕上げようとするとハードルが高そうなBがいいんじゃないの
俺は女主人公読まないけど
俺は女主人公読まないけど
16: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:04:00.217 ID:n7WqhR/a0
>>12
Bはプロットだけでも何度も作り直してる
現地の文明、宗教、社会規範、タブー、言語の壁、価値観の壁なんかをクリアして現代知識チートやるのが難しすぎた
何度も神様による都合の良い問題解決に頼りたくなった
Bはプロットだけでも何度も作り直してる
現地の文明、宗教、社会規範、タブー、言語の壁、価値観の壁なんかをクリアして現代知識チートやるのが難しすぎた
何度も神様による都合の良い問題解決に頼りたくなった
17: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:04:55.325 ID:EsDNxh5L0
>>16
じゃあC
じゃあC
18: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:06:30.957 ID:OC1pQRSM0
全部どっかで見たような設定の羅列でつまんなそう
オリジナリティ出して
オリジナリティ出して
20: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:10:03.413 ID:EbySASpx0
オリジナリティって描写やちょっとした解釈の積み重ねででてくるものだから
斬新な設定とか目指すだけ無駄じゃねぇかな
斬新な設定とか目指すだけ無駄じゃねぇかな
21: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:13:39.312 ID:n7WqhR/a0
>>17
やっぱりCが一番なろうっぽいからウケやすいかな
生活と冒険のバランスにちょっと迷ってるけど
なるべく生活感を出せるように頑張りたい
>>18
オリジナリティは>>20の解釈が好きだよ
設定時点でオリジナリティを出そうとするとパルスのファルシになって俺には御せなくなる
やっぱりCが一番なろうっぽいからウケやすいかな
生活と冒険のバランスにちょっと迷ってるけど
なるべく生活感を出せるように頑張りたい
>>18
オリジナリティは>>20の解釈が好きだよ
設定時点でオリジナリティを出そうとするとパルスのファルシになって俺には御せなくなる
14: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:02:26.051 ID:EsDNxh5L0
主人公弱い設定が圧倒的に書きやすいよな
15: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:03:40.694 ID:0L3QCyDw0
この4つならBが気になる
現代から病原菌持ち込んでって相当ヤバそう
次点でD
現代から病原菌持ち込んでって相当ヤバそう
次点でD
19: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:09:02.161 ID:n7WqhR/a0
>>14
たしかに
主人公が弱い=弱点や問題が多い=話が作りやすい&説明もしやすい
だから主人公が弱いA、Bがシナリオ的にはまとまりやすかった
>>15
あんまり病原菌やウイルスの知識がないから
きちんと描写できるかわからないけど
死病をばら撒くから現地人のコミュニティから追い出されたり、全滅させちゃったり
しばらくその解決策を考えるために行動する話になっちゃう
たしかに
主人公が弱い=弱点や問題が多い=話が作りやすい&説明もしやすい
だから主人公が弱いA、Bがシナリオ的にはまとまりやすかった
>>15
あんまり病原菌やウイルスの知識がないから
きちんと描写できるかわからないけど
死病をばら撒くから現地人のコミュニティから追い出されたり、全滅させちゃったり
しばらくその解決策を考えるために行動する話になっちゃう
22: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:16:41.883 ID:sJjHjC0u0
なろうとかの作者って「とにかく設定重視で説明みたいな物語を書く人」と「ストーリーを進めながら各キャラの心情とかを細かく描写して読者にグッと読ませるタイプ」がいるじゃん?
そのプロットとか話聞いてる限り前者っぽいからAがいいと思う
Cは親子二代主人公みたいだけどこれはかなり細かく描写しないと面白くならないと思うから合わないと思う
それこそ無職転生ばりに書き上げないと
そのプロットとか話聞いてる限り前者っぽいからAがいいと思う
Cは親子二代主人公みたいだけどこれはかなり細かく描写しないと面白くならないと思うから合わないと思う
それこそ無職転生ばりに書き上げないと
23: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:20:05.393 ID:n7WqhR/a0
>>22
個人的には後者寄りだと思っていた……
でも群像劇が好きだから客観的にはなっちゃうかもしれない
個人的には後者寄りだと思っていた……
でも群像劇が好きだから客観的にはなっちゃうかもしれない
26: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:24:36.268 ID:sJjHjC0u0
>>23
多分設定で決めようとしてる時点で前者かな
前者が悪いってわけじゃない
例えば前者みたいな書き方で有名な作者だとありふれた職業の人とか
あの人は中二設定書かせたら凄い人だから
とにかくかっこいい描写をどんどん書いていく感じ
後者は無職転生の孫の手かな
あの人はとにかく細かい
設定よりも描写の仕方で読ませてくる
無職転生は設定も凄いけど
新作のオーク英雄とかは設定がかなりライトだけどやっぱりあの人の独特な描写が炸裂してるから面白い
多分設定で決めようとしてる時点で前者かな
前者が悪いってわけじゃない
例えば前者みたいな書き方で有名な作者だとありふれた職業の人とか
あの人は中二設定書かせたら凄い人だから
とにかくかっこいい描写をどんどん書いていく感じ
後者は無職転生の孫の手かな
あの人はとにかく細かい
設定よりも描写の仕方で読ませてくる
無職転生は設定も凄いけど
新作のオーク英雄とかは設定がかなりライトだけどやっぱりあの人の独特な描写が炸裂してるから面白い
27: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:27:09.541 ID:n7WqhR/a0
>>26
ありふれ読んでないけど無職は読んだ
無職転生はキャラクターに心の弱さとか設定されてて
失敗や成功がそれに起因するから結構好きだった
ありふれ読んでないけど無職は読んだ
無職転生はキャラクターに心の弱さとか設定されてて
失敗や成功がそれに起因するから結構好きだった
28: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:31:16.779 ID:sJjHjC0u0
>>27
俺も好きだよ無職
面白いよね
あの人は書き方が三人称一視点みたいな書き方で語り口調だったりするんだよね
俺も好きだよ無職
面白いよね
あの人は書き方が三人称一視点みたいな書き方で語り口調だったりするんだよね
24: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:23:58.496 ID:n7WqhR/a0
以前書いたDのプロローグはボツになるから
供養ついでに貼っとくね
> その男は、歴史に埋もれる筈の人間だった。
> 勉学と体力に於いては平均よりも僅かに優秀、人柄は少々人間嫌いの傾向があるものの並、喫煙と飲酒は嗜む程度。
> そんな、一つの教育機関に一人は居る様な、何とも面白みのない秀才であった。
> 一つ、ほんの少しだけ普通からずれている部分があるとすれば、彼の職業と就職の動機。
> 誰もが幼い頃に抱く英雄願望。男児ならば一度は志すヒーローという肩書を、何となく捨てきれずに大人になるまで抱えていた彼は、日本という国を外敵や災害から防衛する為の組織──自衛隊に所属していた。
> 熱意があった訳ではない。ただ、将来を決める段階になってやりたいことを自分の中から探した時、何も見つける事が出来なかったために、埋もれた筈の幼い頃の夢を拾い上げたのだ。
> それだけで所属した自衛隊という組織は、彼にとって幸と言うべきか、酷く向いている居場所であった。
> 命令を聞き、遂行する。それでいて決して機械的ではなく、人間的な柔軟性を持って物事に対処する。
> 損得勘定や理屈を抜きに仲間を信頼し、それでいて好きになる必要もない。彼は特に苦労もなく自衛隊の色に染まる事が出来た。
> そうしている内に理由のない厭人的な性格も翳りを見せ始めた28歳の頃には、3等陸佐の階級を胸に付けるまでになっていた。
>
>「三佐は、神様とか信じる質ですか」
>
> ふと、隣の運転席でハンドルを繰る青年──富田(トミタ)が口を開く。
> 迷彩色の戦闘服に身を包み、その瞳は前方の道に向けられていた。
> 彼らの乗る軽装甲機動車の前後には同じ様に10数台の車列が出来ており、総員50名程の自衛隊員が緊張の面持ちで揺られている。
> それら自衛隊員を指揮する隊長の任に就いているのが、富田の隣で市街を眺める男だった。
> 彼らが繰る自動車が駆けるのは、東京都港区の市街地。そこにある筈の市民の姿は無く、ただエンジンの駆動音だけが響いている。
> そんな中、男は富田を注意する事もなく、その一見意味のない無駄口にも思える問いに応えた。
>
>「墓を蹴り倒せないくらいには信心深いよ」
>
> その問いに応えたのは、気まぐれと言うよりも逃避に近かった。
> 富田も同じなのだろう。沈黙に耐えられないと、彼の声色がそう語っている。
> 決して、富田と男の間に人間関係上の問題がある訳ではない。むしろ、上司と部下という関係の上では良い関係を築いていると言えた。
> しかし、今この時ばかりは男も、富田も、全ての隊員の顔から笑みが失われている。
>
>「俺もです。神様なんて、都合が悪い時にしか祈った事もない」
>
> 富田はそんな言葉を、乾いた笑いと共に吐き出した。
> 引き攣った笑みが普段の彼の快活さを道化のそれに貶めてしまっている。
> そんな苦しげに作られた笑みを見て、男は敢えて何も察していない蒙昧を演じた。
>
>「今はどうだ?」
>「……」
>
> 返るのは沈黙。富田は言葉が喉に詰まってしまったかのように、口をきつく結ぶ。
供養ついでに貼っとくね
> その男は、歴史に埋もれる筈の人間だった。
> 勉学と体力に於いては平均よりも僅かに優秀、人柄は少々人間嫌いの傾向があるものの並、喫煙と飲酒は嗜む程度。
> そんな、一つの教育機関に一人は居る様な、何とも面白みのない秀才であった。
> 一つ、ほんの少しだけ普通からずれている部分があるとすれば、彼の職業と就職の動機。
> 誰もが幼い頃に抱く英雄願望。男児ならば一度は志すヒーローという肩書を、何となく捨てきれずに大人になるまで抱えていた彼は、日本という国を外敵や災害から防衛する為の組織──自衛隊に所属していた。
> 熱意があった訳ではない。ただ、将来を決める段階になってやりたいことを自分の中から探した時、何も見つける事が出来なかったために、埋もれた筈の幼い頃の夢を拾い上げたのだ。
> それだけで所属した自衛隊という組織は、彼にとって幸と言うべきか、酷く向いている居場所であった。
> 命令を聞き、遂行する。それでいて決して機械的ではなく、人間的な柔軟性を持って物事に対処する。
> 損得勘定や理屈を抜きに仲間を信頼し、それでいて好きになる必要もない。彼は特に苦労もなく自衛隊の色に染まる事が出来た。
> そうしている内に理由のない厭人的な性格も翳りを見せ始めた28歳の頃には、3等陸佐の階級を胸に付けるまでになっていた。
>
>「三佐は、神様とか信じる質ですか」
>
> ふと、隣の運転席でハンドルを繰る青年──富田(トミタ)が口を開く。
> 迷彩色の戦闘服に身を包み、その瞳は前方の道に向けられていた。
> 彼らの乗る軽装甲機動車の前後には同じ様に10数台の車列が出来ており、総員50名程の自衛隊員が緊張の面持ちで揺られている。
> それら自衛隊員を指揮する隊長の任に就いているのが、富田の隣で市街を眺める男だった。
> 彼らが繰る自動車が駆けるのは、東京都港区の市街地。そこにある筈の市民の姿は無く、ただエンジンの駆動音だけが響いている。
> そんな中、男は富田を注意する事もなく、その一見意味のない無駄口にも思える問いに応えた。
>
>「墓を蹴り倒せないくらいには信心深いよ」
>
> その問いに応えたのは、気まぐれと言うよりも逃避に近かった。
> 富田も同じなのだろう。沈黙に耐えられないと、彼の声色がそう語っている。
> 決して、富田と男の間に人間関係上の問題がある訳ではない。むしろ、上司と部下という関係の上では良い関係を築いていると言えた。
> しかし、今この時ばかりは男も、富田も、全ての隊員の顔から笑みが失われている。
>
>「俺もです。神様なんて、都合が悪い時にしか祈った事もない」
>
> 富田はそんな言葉を、乾いた笑いと共に吐き出した。
> 引き攣った笑みが普段の彼の快活さを道化のそれに貶めてしまっている。
> そんな苦しげに作られた笑みを見て、男は敢えて何も察していない蒙昧を演じた。
>
>「今はどうだ?」
>「……」
>
> 返るのは沈黙。富田は言葉が喉に詰まってしまったかのように、口をきつく結ぶ。
25: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:24:21.607 ID:n7WqhR/a0
>>24の続き
これで供養終わり
> 男はそれ以上追求する事無く、ただ助手席の窓に当たる白を見て小さく吐息を漏らした。
>
>「雪だ」
>
> 吐息と雪、2つの白が外気温の低さを物語る。
> 言わずとも分かる雪の訪れ。数秒毎に景色を染める白の数が増え、富田はワイパーを起動した。
> フロントガラスに積もり始めた雪が左右に掻き分けられ、前方の景色を広くさらけ出す。
> その先の、前方に続く車列の頭上を見つめて、男は低く唸るように口を開いた。
>
>「……俺は」
>
> それは、重大な告白のように、緩慢に紡がれる。
>
>「俺は今、神が居るなら祈るよりも聞いてみたい」
>「……何と?」
>
> 富田の問いに、男は小さく息を吸った。
> そして、吐き捨てるように神への問いを口にする。
>
>「……これが、“終末”なのか?」
>
> そう呟く男の視線の先、前方に続く自衛隊の車列の頭上には、天を切り裂くような“塔”が鎮座していた──。
> 東京タワーの代わりに其処に君臨する石塔は、雲よりも高く上部は霞がかった空気の向こうに揺らいでいる。
> 正午の東京の空は、まるで夜を零したかの様に黒く染まり、先まで静まり返っていた市街地に車両の駆動音以外の音が響き始める。
>
>「クソ……!」
>
> 富田は誰にともなく悪態をつき、ハンドルを強く叩いた。
> 男も、富田ほどに態度には出さなかったが、塔を睨みつける瞳が細く、憤怒と悔恨に光る。
> 現場に到着した自衛隊を迎えたのは、人々の声。──無数の断末魔の悲鳴であった。
> 港区の一角は、先ほどまでのゴーストタウンの様相とは打って変わり、狂乱に満ちている。
> 家々は崩壊し、道には横転した車が拉げて倒れ、あちこちで上がる火の手が大気を熱で踊らせていた。
> その中にある人々の姿は、まるで地獄のそれ。
> 男の乗る軽装甲機動車が追い越したスーツの男性は、右肩から先を失って子供の様に咽び泣いている。
> 前方には、下半身を失い虚ろに口を開閉させている男児を抱きしめて、母親と思しき女性が周囲に助けを求めるように呼びかけていた。
> しかし、周囲にあるのは混乱で逃げ惑う人々か、死体か、或いは重軽傷者のみ。真っ当な思考を持っているものなど存在しない。
> 塔が何故現れ、何が起き、やがてどうなるのか。それは、恐らく人類には預かり知らぬ所であった。
> それは、十日前にヨーロッパで“塔”が現れた事を世界中が知った時からそうであったし、一時間前に日本の各地に同じ“塔”が出現した時も変わらない。
> 世界中の誰もが混乱と困惑の中に在るのだ。突如出現した、あの終末を思わせる塔については──。
> そんな中で、ただ理性的であろうと務めているのが、男の率いる彼ら自衛隊であった。
>
>『三佐! “敵”出現! 市民が襲われています!』
>
> 突如、焦燥に駆られた無線が響き、男の心臓は強く脈打った。
> しかし思考の猶予は存在しない。常に、自衛隊が求められるのは窮地。故にその隊を率いる隊長は、一々熟考などしてはいられない。
> 男は無線を口元に運び、指示を下す。
>
>「──全員、戦闘準備!」
>
> 男は、歴史に埋もれる筈の人間だった。
> しかしこの日、歴史の表舞台に上がる運命を持たぬ筈の男は、世界の崩壊と引き換えに主役の座へと引き摺り出される。
これで供養終わり
> 男はそれ以上追求する事無く、ただ助手席の窓に当たる白を見て小さく吐息を漏らした。
>
>「雪だ」
>
> 吐息と雪、2つの白が外気温の低さを物語る。
> 言わずとも分かる雪の訪れ。数秒毎に景色を染める白の数が増え、富田はワイパーを起動した。
> フロントガラスに積もり始めた雪が左右に掻き分けられ、前方の景色を広くさらけ出す。
> その先の、前方に続く車列の頭上を見つめて、男は低く唸るように口を開いた。
>
>「……俺は」
>
> それは、重大な告白のように、緩慢に紡がれる。
>
>「俺は今、神が居るなら祈るよりも聞いてみたい」
>「……何と?」
>
> 富田の問いに、男は小さく息を吸った。
> そして、吐き捨てるように神への問いを口にする。
>
>「……これが、“終末”なのか?」
>
> そう呟く男の視線の先、前方に続く自衛隊の車列の頭上には、天を切り裂くような“塔”が鎮座していた──。
> 東京タワーの代わりに其処に君臨する石塔は、雲よりも高く上部は霞がかった空気の向こうに揺らいでいる。
> 正午の東京の空は、まるで夜を零したかの様に黒く染まり、先まで静まり返っていた市街地に車両の駆動音以外の音が響き始める。
>
>「クソ……!」
>
> 富田は誰にともなく悪態をつき、ハンドルを強く叩いた。
> 男も、富田ほどに態度には出さなかったが、塔を睨みつける瞳が細く、憤怒と悔恨に光る。
> 現場に到着した自衛隊を迎えたのは、人々の声。──無数の断末魔の悲鳴であった。
> 港区の一角は、先ほどまでのゴーストタウンの様相とは打って変わり、狂乱に満ちている。
> 家々は崩壊し、道には横転した車が拉げて倒れ、あちこちで上がる火の手が大気を熱で踊らせていた。
> その中にある人々の姿は、まるで地獄のそれ。
> 男の乗る軽装甲機動車が追い越したスーツの男性は、右肩から先を失って子供の様に咽び泣いている。
> 前方には、下半身を失い虚ろに口を開閉させている男児を抱きしめて、母親と思しき女性が周囲に助けを求めるように呼びかけていた。
> しかし、周囲にあるのは混乱で逃げ惑う人々か、死体か、或いは重軽傷者のみ。真っ当な思考を持っているものなど存在しない。
> 塔が何故現れ、何が起き、やがてどうなるのか。それは、恐らく人類には預かり知らぬ所であった。
> それは、十日前にヨーロッパで“塔”が現れた事を世界中が知った時からそうであったし、一時間前に日本の各地に同じ“塔”が出現した時も変わらない。
> 世界中の誰もが混乱と困惑の中に在るのだ。突如出現した、あの終末を思わせる塔については──。
> そんな中で、ただ理性的であろうと務めているのが、男の率いる彼ら自衛隊であった。
>
>『三佐! “敵”出現! 市民が襲われています!』
>
> 突如、焦燥に駆られた無線が響き、男の心臓は強く脈打った。
> しかし思考の猶予は存在しない。常に、自衛隊が求められるのは窮地。故にその隊を率いる隊長は、一々熟考などしてはいられない。
> 男は無線を口元に運び、指示を下す。
>
>「──全員、戦闘準備!」
>
> 男は、歴史に埋もれる筈の人間だった。
> しかしこの日、歴史の表舞台に上がる運命を持たぬ筈の男は、世界の崩壊と引き換えに主役の座へと引き摺り出される。
29: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:31:22.631 ID:OC1pQRSM0
とりあえず風呂敷広げるのやめよう
BはAの何年後で~とかこの二つの世界は実は~とか失敗パターンだぞ
BはAの何年後で~とかこの二つの世界は実は~とか失敗パターンだぞ
30: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:31:53.457 ID:f6/b96QKM
全部書いてみろ
32: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:35:48.306 ID:n7WqhR/a0
>>29,30
やめろ
その言葉は俺に効く
風呂敷広げるの好きなんだよ
TRPGみたいなユーザーがいるやつなら
長編でも続いて最後まで出来るのに
一人で小説を書くってなると
私生活が忙しくなった瞬間にサボりだすんだよなぁ
やめろ
その言葉は俺に効く
風呂敷広げるの好きなんだよ
TRPGみたいなユーザーがいるやつなら
長編でも続いて最後まで出来るのに
一人で小説を書くってなると
私生活が忙しくなった瞬間にサボりだすんだよなぁ
31: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:33:21.609 ID:n7WqhR/a0
>>24-25は元々、友人とのシェアワールド作品として書き始めたのに
速攻で友人が飽きちゃって、自分も私生活が忙しくなったから
プロローグから先も数ページ書いてたけどやめちゃった
友人から世界観の改変許可貰ったから自作品として作り直すけど
ABCとは空気感が違うから作風の参考にはならないかもしれない
速攻で友人が飽きちゃって、自分も私生活が忙しくなったから
プロローグから先も数ページ書いてたけどやめちゃった
友人から世界観の改変許可貰ったから自作品として作り直すけど
ABCとは空気感が違うから作風の参考にはならないかもしれない
33: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:36:46.996 ID:oQ7iX/ng0
不死系は調理間違えると死なないんだからって緊張感がどっか消える
34: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:38:47.989 ID:oU11MIbM0
初手放置だったのにまだやるの?
35: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:39:24.801 ID:mbT6HCFha
想像より面白い話は書けそうだけど
盛り上がるところしか書けないじゃ意味ねーんだわ
妄想を形にするのが一番ムズいから
盛り上がるところしか書けないじゃ意味ねーんだわ
妄想を形にするのが一番ムズいから
36: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:41:40.299 ID:UNyfk0jA0
少しも面白そうに思えないのは俺がおかしいんだろうか
37: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:44:40.448 ID:n7WqhR/a0
>>33
痛みとか恐怖を細かく描写して
死なないだけで捕まったりの危険はあるからそこを繰り返し主張していくしかないかなぁ
あとはスワンプマンの話とか
とにかく、どこまで主人公の苦痛を伝えられるかが肝な気がする
>>34
まだやりたい
初手放置を克服して小説を完成させたい
だから反応良さげなやつを最初に書きたい
>>35
ザクザク刺さるから止めてくれ
小説を書ききるモチベが欲しい
>>36
書いた人と趣味や波長が合わないとなぁ
みんなが面白いと思うような作品なんて俺には書けないし
痛みとか恐怖を細かく描写して
死なないだけで捕まったりの危険はあるからそこを繰り返し主張していくしかないかなぁ
あとはスワンプマンの話とか
とにかく、どこまで主人公の苦痛を伝えられるかが肝な気がする
>>34
まだやりたい
初手放置を克服して小説を完成させたい
だから反応良さげなやつを最初に書きたい
>>35
ザクザク刺さるから止めてくれ
小説を書ききるモチベが欲しい
>>36
書いた人と趣味や波長が合わないとなぁ
みんなが面白いと思うような作品なんて俺には書けないし
38: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:45:06.360 ID:EbySASpx0
設定を羅列したり広げるのは良いけど
読み手は今その情報が必要なのか?って部分は意識してくれよな
好きで筆がのったんだろうなってだけの情報の羅列は足切り力が高すぎる
読み手は今その情報が必要なのか?って部分は意識してくれよな
好きで筆がのったんだろうなってだけの情報の羅列は足切り力が高すぎる
39: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:47:28.652 ID:n7WqhR/a0
>>38
そこは注意してる
設定お披露目大会になった時の萎え方は
昔、TRPGやPBMで散々味わった
好きな作品の設定なら興味はあっても
知らない作品の設定を並べられても胸焼けするしね
そこは注意してる
設定お披露目大会になった時の萎え方は
昔、TRPGやPBMで散々味わった
好きな作品の設定なら興味はあっても
知らない作品の設定を並べられても胸焼けするしね
40: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:52:29.242 ID:OC1pQRSM0
B子ちゃんも現地の病気にまとめて罹患するべき
免疫を全く持ってないわけだからな
免疫を全く持ってないわけだからな
42: 名無しの読者さん 2022/01/24(月) 23:57:51.132 ID:n7WqhR/a0
>>40
やりたいけど話がグッチャグチャになるから
重篤症状は出ないけど現地の病にかかるくらいに抑えるよ
現代の方が病原菌やウイルスは強力&近しい種族が住む世界でまったく違う構造の病原菌やウイルスは早々存在しないだろうと言うことで
やりたいけど話がグッチャグチャになるから
重篤症状は出ないけど現地の病にかかるくらいに抑えるよ
現代の方が病原菌やウイルスは強力&近しい種族が住む世界でまったく違う構造の病原菌やウイルスは早々存在しないだろうと言うことで
43: 名無しの読者さん 2022/01/25(火) 00:31:04.726 ID:vEVwEOk0a
書けるならBが一番面白そう
書けるならな
書けるならな
出典:https://mi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1643032337/

全部書きたいんだろうからAから順にどうぞ
ディスカッション
コメント一覧
うーん。世の中的にプロットって A〜Dで認められるものなのかな。
最低限「誰が、なぜ、どんな課題を乗り越えようとして、どうなるのか」って必要だと思ってた。
この最低限しか無いと、ログラインにしかならないんだけど。
で、これに近いのが Aだけに見える。
それ以前にテーマ無しにプロットを語れない気がする。
「どこで」「何する」ってのは必要だけど重要じゃない。
なのに設定重視でそれらばかり充実させて方向を決めようとするとか。
俺みたいじゃないか。
後付けでキャラに動機ができて、勝手に動いて、設定やイベントが足りなくて、破綻するぜ……。
スレ内で辛辣な意見が出てるのはその辺が理由じゃろな
意見を聞きたいなら設定を羅列するだけじゃなくてせめてセールスポイントくらいは併記すべきだろうよ、ぶっちゃけ主人公の性格すらわかんねーもんこれ
本当に大枠だけ書いてる感じなだけだと思うけど、そんなダメか?
「剣と魔法のファンタジーの世界に主人公が転生した」
と
「主人公が、そよ風の世界から来た妖精が乗り移ったホッカイロと一緒に、野菜を氷点下の温度にするために奮闘する」
を並べてどっち書くべき?って聞いてるだけのように思う
>「俺もです。神様なんて、都合が悪い時にしか祈った事もない」
これなんかもどかしい表現だな
「都合が悪い時に祈る」=「都合良く祈る」でもあるから、別に日本語としては間違ってないはずなのに据わりが悪い
都合が悪い時にしか祈った事「も」ない
の「も」が気になるかもしれないですね。
「も」だから、複数が対象となるはずですけど、文中には「都合が悪い時にしか祈った事」だけ開示されていることと、続く言葉が「ない」だから否定の意味の言葉となり、意味的に少ないイメージを与えるから、「も」+「ない」で違和感を生じるのかもです。
「神様なんて、都合が悪い時に祈るときぐらいしか」くらいのがスッキリするかなあ、と。
知識チートで文明開花の数百年後って、
それ現代の地球とどう違うんだろうね?
書きたいものは全部書くのが趣味ってもんだ。
一つに集中すると煮詰まるから
ローテーションで全部書けばいいと思う。