【晒し】ワールドエンド・スターマイン -地球最後の日-
和泉龍一郎さんより
ワールドエンド・スターマイン -地球最後の日-
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お世話になっております。 和泉龍一郎です。 ①『虹の果てで待ってる』 ②『FLOWERS!! -小説家になりたかった俺と、いつか小説家になる少女の物語-』 ③『FLOWERS!! Z -小説家になりたい僕と、同時代の天才たち-』 ④『[human]』 ⑤『鬼が来たりて -人を殺した君はどう生きるか-』 に引き続き、また晒しをさせてください。 今回も率直な感想を頂きたいという思いは変わりませんが、それとは別にもう一点、お伺いしたいことがございます。 最後までお読みいただけなかった場合の、読むのを止めた箇所とその理由を伺いたいです。いわゆる《離脱ポイント》です。 正直聞きづらいですし、答えづらいとも思います。 ですがそこを承知でお願いしたいです。 どのような言葉も歓迎します。 またお力をお貸しください。 よろしくお願いします。 |
ディスカッション
コメント一覧
読了しました。
やや批判的内容で感想を記します。(ネタバレを含むため未読の方はご注意ください)
1. 良かった点
1). 筆力が感じられる
コーヒーの味わい方を発見する場面など、独特で印象に残るシーンが多数ありました。
2). 結末への期待感がある
どんなラストを迎えるんだろう? という期待感があり、面白く読み進められました。
2. 良くなかった点
この主人公とこのオチなら、『バナナの皮で転んで死ぬ』というオチでも、主人公的に問題なく、話が成立するんじゃないか? と思いました。
唐突に暴漢に犯されて死ぬのは驚きました。しかし、特に葛藤もカタルシスもなく、予定調和のように死ぬだけ。
そんな『バナナの皮で転んで死ぬ、でも成立する話』の、どこに『ヒューマンドラマ』としての魅力があるのか? わかりませんでした。
3. 最後に
この作品と共通点がある、おすすめの小説を紹介して終わりにしたいと思います。
村田沙耶香『生命式』:『コンビニ人間』で芥川賞を受賞した著者の短編集です。歪な世界VS(比較的)普通の人間or普通の世界VS歪な人間という対比が、ユニークな目線と癖になる生々しさで展開されます。文章も読みやすく、おすすめしたいと思います。
海野山空 様
お読みいただきありがとうございます。
やや批判的と言いながらも、良かった点など挙げていただき嬉しいです。
ラストについては仰る通りで、バナナの皮で転んで死ぬ、でも全然構いません。
特に死の理由を劇的にしようとは思っていませんでしたので。
死にドラマがあるだけがヒューマンドラマではないのでは、と思ったのです。
ドラマのない死も、ドラマとして成立するのではないか、と。
死は予想もしなかったところから突然やってきます。
「主人公が死にますよ」というフリは、この作品では入れたくなかったのです。
ただご意見を生で頂けたことで「極端すぎたかな」と思うことは出来ました。
ありがとうございます。
おすすめ作品の紹介もありがとうございます。
これも何かのご縁ですので、読んでみたいと思います。
今後ともよろしくお願いします!
全話読ませて頂きました。
だから離脱ポイントは特になかったわけですが、率直に言えばあえて離脱するような話の転換点がなかっただけと言いますか。
主人公の人間的成長であるとか、何か悟り的な、哲学的なものが見られるのかなと思いながら読んだのではっきり言って期待外れでした。
作者さんの晒し作品はだいたい読ませて頂いてますが(読むのが遅くなって感想を書いてない作品もありますが)、どの作品も筆力があるから読めるんですが、それだけで終わってしまっている印象です。
一度思い切りエンタメに寄せてみたり、もう少し読者を楽しませる展開などを考えてみてはどうでしょうか。
ご参考までに。
OTZ様
お読みいただきありがとうございます。
最後まで読んでいただき、恐縮です。
とはいえご期待に添えなかったのは残念ですし、悔しく思います。
小説を形作る要素のうち、ストーリーにはあまり重きを置いていないという
思想はあるものの、そんなものは言い訳にしかならないと自戒します。
前々からやってみたいと思っていましたので、一度思いきりエンタメに寄せる
といいますか、読み物としての「面白さ」を考えてみたいと思います。
その際はまたお読みいただければ嬉しいです。
今後ともよろしくお願いします!
管理人です。
重箱の隅ですが、あらすじの「その」と「そんな」は省略可能で、どちらか or 両方消したほうが好みです。今まで色々見てきて、あらすじの文章で指示詞を使い過ぎる人が多いような気がします。
離脱のタイミングを率直に申し上げますと、第一部分であまり面白そうとは感じず、第二部分からやっとエンジンがかかってきました。普通なら第一で切るところ、過去作が良かったので読み続けた形です。
第五部分でまた興味が減退して、流し気味になりました。物事が止まったからです。「世界の滅亡」と「ひきこもり」という二大要素がうまく溶け合っていません。ドラマティックだと感じたのは部屋を出るところで、何がきっかけで飛び出し、どうして学校を目指したのか、後に語られるだろうと期待していたのですが、過去語りと対照的にそこは一言で済まされてしまい残念でした。
オチについては、感銘を受けたとは言い難いものの、何も得られない終わり方は嫌いじゃないです。
管理人様
またこのような場をいただき、そしてお読みいただきありがとうございます。
最後まで読んでいただけて嬉しいです。
ご期待に添えずすみません。
また悪い癖が出てしまったと自己分析しています。
ですがラストを「嫌いじゃない」と言っていただけて、
少し救われたような気持ちになりました。
——————
読み速の皆様
感想を下さった方、本当にありがとうございます。
このような場でもないとなかなか生のご意見をいただく機会に
恵まれないので、深く感謝しております。
まだしばらくはコメント欄をチェックいたしますので、
他の皆様も何かございましたらお書きくださると大変嬉しいです。
「面白かった」「つまらなかった」の一言でも、何か反応があるだけで
作者は天にも昇るような気持ちになるものです。
もし遠慮していらっしゃるようでしたら、ご安心ください。
多少厳しいことを言われたくらいでいちいち不機嫌になるような器ではない、という
自負くらいは書き手として持っております。
どのような言葉も歓迎します。
今後ともよろしくお願いします!
遅ればせながら読みました
終末ものというのは割りと好きなジャンルではあるのですが、個人的には非日常というよりは、必死にもがいて生きる日常の延長上にただ刻々と終末が迫ってくるという形の方が終わりの世界という感慨や無情感が深くて好きですね
自棄になってぼんやり生きることより、なんで諦めるんだよ!諦めんなよ!やればできるって!みたいな熱い松岡修造イズムがあった方が好みです
そういう意味では熱量を感じなかった、ちょっと物足りなかったな、というのが感想です
個人的には、終末の世界ではなく、終末後の世界を1人、ろくでなしな女子高生があても終わりもなく幽霊のようにダラダラとさ迷い生きるほうが、作品のテーマとしてはあっている気がします
作品として、なんとなくダラダラ書きたいだけのときは、終わりなくダラダラと書いてくという前提の世界観でいいと思いますよ
セト様
お読みいただきありがとうございます。
松岡修造イズムは自分には眩しすぎて、なかなか
受け入れにくいものがありますが、熱さ、明るさ、という
要素もいつか自分のものにしたいと思います。
物足りなさを与えてしまいすみません。
ですが今後ともよろしくお願いします!
富士山のように竹のようにお米のように生きてみます!