文体が綺麗な小説っていいよな
1: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 02:52:08.850 ID:Q9ZuZkd+d
最近だと銀の匙って小説読んで思った

2: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 02:52:29.867 ID:Q9ZuZkd+d
あとは銀河鉄道の夜
3: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 02:53:45.495 ID:6DOXEp2n0
銀の匙はわかるが銀河鉄道の夜は文体の問題を超えてる感
4: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 02:56:35.053 ID:qw+d4opx0
>>3
専門的な話になると分からないけど、表現とか含めて文体ってまとめちゃった
専門的な話になると分からないけど、表現とか含めて文体ってまとめちゃった
8: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:00:42.093 ID:6DOXEp2n0
>>4
俺がうるさいだけだが
表現も文体のうちだけど内容もだいぶ自由だから表現力だけの世界観じゃないみたいな
俺がうるさいだけだが
表現も文体のうちだけど内容もだいぶ自由だから表現力だけの世界観じゃないみたいな
11: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:03:46.422 ID:qw+d4opx0
>>8
難しい、なんか自分の中で綺麗な文体は表現とか言葉選びに偏って考えちゃってる
それこそ、簡潔な言葉でも綺麗だなって思えるような本があったら教えて欲しいかも
難しい、なんか自分の中で綺麗な文体は表現とか言葉選びに偏って考えちゃってる
それこそ、簡潔な言葉でも綺麗だなって思えるような本があったら教えて欲しいかも
20: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:13:45.490 ID:6DOXEp2n0
>>11
三島由紀夫の初期短編集の「詩を書く少年」は読んだ?
島尾敏雄の「削ることが文章をつくる」も良い表現あるけど載ってる本が少ない
三島由紀夫の初期短編集の「詩を書く少年」は読んだ?
島尾敏雄の「削ることが文章をつくる」も良い表現あるけど載ってる本が少ない
23: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:17:08.816 ID:qw+d4opx0
>>20
読んだことない、ブックオフでも探してみるか
金閣寺は昔読んだけど、あんま引き込まれなかった
読み返してみるか
読んだことない、ブックオフでも探してみるか
金閣寺は昔読んだけど、あんま引き込まれなかった
読み返してみるか
32: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:25:39.586 ID:6DOXEp2n0
>>23
詩を書く少年は当人としては棄てたがってた才能だから金閣寺とかの代表作とは違うよ
詩を書く少年は当人としては棄てたがってた才能だから金閣寺とかの代表作とは違うよ
37: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:29:58.409 ID:qw+d4opx0
>>32
メモって買いに行きます
メモって買いに行きます
39: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:33:15.636 ID:6DOXEp2n0
>>37
新潮文庫の『花ざかりの森・憂国―自選短編集』だから大きめの書店なら置いてると思う
描写と比喩を同じ土俵で議論することがあるけどまさにそんな比喩だわ
新潮文庫の『花ざかりの森・憂国―自選短編集』だから大きめの書店なら置いてると思う
描写と比喩を同じ土俵で議論することがあるけどまさにそんな比喩だわ
41: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:36:30.674 ID:qw+d4opx0
>>39
詳しくありがとう!
見つけてくる
詳しくありがとう!
見つけてくる
6: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 02:58:40.492 ID:cLyW/lr60
漱石の夢十夜の最初のやつ
美しい文章ってこういうことなんだと思った
美しい文章ってこういうことなんだと思った
7: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 02:59:28.582 ID:qw+d4opx0
>>6
夢十夜も好きだなぁ
夢十夜も好きだなぁ
9: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:00:58.476 ID:qw+d4opx0
城崎にても好きなんだけど、文体とかじゃないかな?
綺麗なのは情景の描写かも
綺麗なのは情景の描写かも
12: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:04:15.541 ID:W3Xm944l0
>>9
城崎にては国語の教科書に載ってるレベルww
城崎にては国語の教科書に載ってるレベルww
13: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:05:33.719 ID:qw+d4opx0
>>12
そうそう、国語の教科書で読んでなんか惹かれた
そうそう、国語の教科書で読んでなんか惹かれた
14: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:06:41.088 ID:W3Xm944l0
>>13
温泉て病気に効くもんなんだなあとおもたw
温泉て病気に効くもんなんだなあとおもたw
15: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:07:28.622 ID:6DOXEp2n0
>>9
城の崎にては俺もがっこうの授業でやって好きだったな
志賀直哉の文体は七五調と私小説から来るものだろうけどあれは文体でいいとと思う
要は文体って作品内の物の見方や切りとり方だと思ってて物自体が飛躍するような銀河鉄道の夜の作風は文体でかんがえる範囲を超えてるかなって
城の崎にては俺もがっこうの授業でやって好きだったな
志賀直哉の文体は七五調と私小説から来るものだろうけどあれは文体でいいとと思う
要は文体って作品内の物の見方や切りとり方だと思ってて物自体が飛躍するような銀河鉄道の夜の作風は文体でかんがえる範囲を超えてるかなって
19: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:12:34.855 ID:qw+d4opx0
>>15
あー、少し分かったかも
表現の描写は文体っていうカテゴリーにも含まれるけど、いき過ぎると却ってその枠を超えちゃうってこと?
あー、少し分かったかも
表現の描写は文体っていうカテゴリーにも含まれるけど、いき過ぎると却ってその枠を超えちゃうってこと?
27: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:22:44.860 ID:6DOXEp2n0
>>19
要はいろんな絵描きに静物画をかかせたときに出る画風の差が文体の違いかな
モチーフ自体が突拍子もないと画風が喰われちゃうみたいな
要はいろんな絵描きに静物画をかかせたときに出る画風の差が文体の違いかな
モチーフ自体が突拍子もないと画風が喰われちゃうみたいな
40: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:35:29.062 ID:qw+d4opx0
>>27
文体の違いの説明はしっくりきた
モチーフは小説の表現力てことで合ってる?
文体の違いの説明はしっくりきた
モチーフは小説の表現力てことで合ってる?
43: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:40:22.726 ID:6DOXEp2n0
>>40
モチーフは書かれてる内容だよ
現実を幻想的に切りとった文体の作品と内容自体が幻想的な作品とでは土俵がすこし違うかなって
モチーフは書かれてる内容だよ
現実を幻想的に切りとった文体の作品と内容自体が幻想的な作品とでは土俵がすこし違うかなって
44: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:44:06.087 ID:qw+d4opx0
>>43
今までで1番しっくりきた、たしかにそうかも
銀河鉄道の夜は後者になるな
いや、でも堂々巡りになるけど後者の作品でも文体が綺麗だなって感じちゃうかも
今までで1番しっくりきた、たしかにそうかも
銀河鉄道の夜は後者になるな
いや、でも堂々巡りになるけど後者の作品でも文体が綺麗だなって感じちゃうかも
16: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:08:15.649 ID:qw+d4opx0
マイナーかもだけど、熊撃ちって言うマタギの人の自伝小説は率直な感情とかを書いてるだけなんだけど、綺麗だなって感じた
24: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:17:49.871 ID:6DOXEp2n0
>>16
パッと検索して吉村昭ならあんまり好きじゃないけど久保俊治なら悪くなかった
パッと検索して吉村昭ならあんまり好きじゃないけど久保俊治なら悪くなかった
35: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:29:11.611 ID:qw+d4opx0
>>24
そうそう、久保俊治さんの本!
吉村昭さんの羆嵐も
そうそう、久保俊治さんの本!
吉村昭さんの羆嵐も
36: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:29:34.041 ID:qw+d4opx0
>>35
羆嵐もまったく別ものだけと好き
羆嵐もまったく別ものだけと好き
17: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:09:27.672 ID:a+Tewh2Da
銀河鉄道の夜の文体が綺麗とは・・・?
25: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:17:53.557 ID:qw+d4opx0
>>17
あれは表現かもね
カササギとる漁師の描写とか好きなんだけど
あれは表現かもね
カササギとる漁師の描写とか好きなんだけど
18: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:11:36.411 ID:a+Tewh2Da
城の崎にてって何がいいんだろう
志賀「虫が死んでた。寂しかった」
評論家「んん~これは命について考えさせられる名文!(笑)」
馬鹿なんじゃないかな
志賀「虫が死んでた。寂しかった」
評論家「んん~これは命について考えさせられる名文!(笑)」
馬鹿なんじゃないかな
21: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:14:33.981 ID:qw+d4opx0
>>18
そこまで深く考えずに、イモリとか桃食べるときの描写がすきかな
そこまで深く考えずに、イモリとか桃食べるときの描写がすきかな
26: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:20:10.913 ID:6DOXEp2n0
>>18
まあ真面目に死生観かんがえますってポーズが中高生に刺さるんじゃないのかな
まあ真面目に死生観かんがえますってポーズが中高生に刺さるんじゃないのかな
22: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:17:03.517 ID:KOGBr0Qhd
俺がまだ出会ってないだけだと思うけど
小説読んでて「この文章綺麗だな」とか「この文体好きだな」って感情になったことがないな
小説の面白さってあくまでも世界観と設定と登場人物と物語だと思ってるからかもしれん
そんな文章って小説家によって好み分かれるほど違うもんなのか?
小説読んでて「この文章綺麗だな」とか「この文体好きだな」って感情になったことがないな
小説の面白さってあくまでも世界観と設定と登場人物と物語だと思ってるからかもしれん
そんな文章って小説家によって好み分かれるほど違うもんなのか?
28: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:23:43.012 ID:6DOXEp2n0
>>22
全然違う
むしろ文体でしか選べない
全然違う
むしろ文体でしか選べない
29: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:24:09.289 ID:qw+d4opx0
>>22
自分も特別文体にこだわって読むことはないけどら本当に偶然、銀の匙読んだ時に物語の内容よりも文体の方に気がいっただけ
そっからちょっと意識しだした
普段はやっぱ、世界観とか物語の面白さ重視かな笑
自分も特別文体にこだわって読むことはないけどら本当に偶然、銀の匙読んだ時に物語の内容よりも文体の方に気がいっただけ
そっからちょっと意識しだした
普段はやっぱ、世界観とか物語の面白さ重視かな笑
31: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:25:26.519 ID:seuyDLeq0
全然普通の小説だけど昔の吉本ばななの文体めっちゃ好き
33: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:26:39.929 ID:qw+d4opx0
>>31
内容は普通なんだけど、文体に惹かれるってあるよね
今まではただ読みやすいなぁくらいにしか思ってなかったけど
内容は普通なんだけど、文体に惹かれるってあるよね
今まではただ読みやすいなぁくらいにしか思ってなかったけど
42: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:38:48.855 ID:qw+d4opx0
あと、シーラッハて作家の「犯罪」て短編集に収録されてる[チェロ] って話も文体が綺麗だなって思った
45: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:46:08.240 ID:qw+d4opx0
書いてくれたように、自分の中で幻想小説的な表現の綺麗さと日常作品を幻想的に表現する文体の綺麗さでごっちゃになってた笑
46: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:46:16.674 ID:KOGBr0Qhd
思い出したわ
前にVIPで似たようなスレが立ってた時にVIPPERの一人が谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』めっちゃ良いよって言ってたわ
俺は未だに読んでないからどうなのかわからないんだけど実際どうなんだろうか
前にVIPで似たようなスレが立ってた時にVIPPERの一人が谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』めっちゃ良いよって言ってたわ
俺は未だに読んでないからどうなのかわからないんだけど実際どうなんだろうか
48: 名無しの読者さん 2022/06/02(木) 03:49:36.317 ID:qw+d4opx0
>>46
難して読めない笑
でも、ちょっと調べた感じすごい当てはまってそうな感じがする
メモって買ってきます!
ありがとう
難して読めない笑
でも、ちょっと調べた感じすごい当てはまってそうな感じがする
メモって買ってきます!
ありがとう
出典:https://mi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1654105928/

>>27
説明がお上手
ディスカッション
コメント一覧
富嶽百景の霧で景色が見えなくてつまらないと屁で訴えてくる井伏鱒二がいい
風の歌を聴け、1973年のピンボールあたりの村上春樹の文体の綺麗さはガチだと思っています
時代小説で、藤沢周平の蝉時雨と隠し剣シリーズ
純文学も一時期試しに読んでみたけど、エンタメ性がなくて辛かった
また、作者の若い頃はまだともかくとしても、後期や晩年の作品になると本当に読んでて辛い
なんかこう、文学的な美しさを追求するというより、ひたすら人生の暗い部分、虚ろな部分をヘドロかなんかのように書き綴って、もう、お前何がしたいんだ状態の作品が多くて辟易した
小説は文学性とエンタメ性がある程度合致しなければ作品としての体を成さないんじゃないかと思う
初期の村山由佳とか綺麗な文章だなって思ったけど
直木賞とったあたりからどんどん粘度が高くなっていった