ネット小説の読者は「小説」を読みに来てるんじゃなくて
なんかネット小説の読者は「小説」を読みに来てるんじゃなくて「ランキング上位の異世界転生」を読みにきてるのかな、と思えて…。
— Meg@Web小説 (@Meg12160167) November 13, 2022
どんなに質の高いものを書いてもランキングに乗れないと相手にもされなくて、本当に面白いものを書く技術ではなくランキングに乗る技術の方が重要で悲しい…

みんなの反応
よく似た異世界転生ものや悪役令嬢ものを「読みに来ている」じゃなく、「同じ設定の小説しか読めない」のかなと。朝10時台、夕方4時台にやっている時代劇を「ただ眺めている」おじいさん、おばあさんみたいな「思考停止」状態になっているんじゃないかと心配になります。
— せっかくどうも、せっかく堂 (@Sekkakudoumo) November 13, 2022
そう、人目につかないと見てもらえません。。なので流行りやランキングなのでしょうね。
— Meg@Web小説 (@Meg12160167) November 13, 2022
セオリーに従える作家さんがうらやましいと思いつつ、自分の好きなように創作したいな…と思っています。
とても共感できるつぶやきなので思わず返信。
— 黒田誠太@読み物クリエイター (@KurodaSeita) November 13, 2022
自分の作品を受け入れてくれそうな人(=潜在的顧客)が集まる場所を見つけられるかどうかが重要かなぁと思いました。
私自身も探し中なんで偉そうな事言えませんが!
ネット小説は誰でも載せられる分、自分の表現したいことを出して満足する作品が多々あるから長くなればなるほどそれが顕著になってガッカリすることが多い
— ココアシガレット (@T_Apple1126) November 14, 2022
それも一興なんだけど自分から闇鍋をしに行く程ではないってのはあって結局量産型を消費するような読み方になってしまう
横から失礼します。
— ヤノ@逃走中 (@tmrmzk1) November 13, 2022
いくつか冒頭を読んだところ、ネット広告にあるザマァ系の印象をもちました。
不快系な作品は、一般層に引っかかるものの、本を嗜む購買層には不利な題材です。彼らは高尚です。
日常系なら突き詰めたリアリティを。異世界ものなら夢のある話を。
誰に向けて書くのもスキルかと
流行りモノ書けないなら、あきらめるしかないっしょ。ランキング上位の人らの作品を「質が低い」呼ばわりしているようでは…。彼らは売れるものを書く力、読者のニーズに応える力を持ってる。それこそが書籍化への最短の道だし、彼らだって別に好きなもの書いてるわけじゃないと思うよ。割り切りが大事
— 蒼井 夢見 (@yumemi_SH) November 13, 2022
どのぐらいの読者様をご希望か存じ上げませんが、WEB小説は読まれなくても頑張って投稿を続けていたら、ファンが少しずつ増えて、流行りでなくともランキングに上がったりします。
— おうぎまちこ(E6系あきたこまち)@10/31「鬼畜王子アンソロ」&9/30「溺愛令嬢アンソロ5」 (@ougi_machiko) November 14, 2022
今は辛いと思いますが、諦めずに自分の信念を貫き通してください。いつか必ず誰かが貴方の努力を評価してくれます。

なんだかんだ言いながらみんななろうで人気になりたいんやろね
ディスカッション
コメント一覧
この話題も定期化しとるよね。
よりたくさんの人に読まれたいのなら、なろうのシステムと読者の需要に合わせるしかないと思うんだけど。
ただ読み専だし、この辺りの書き手側の割り切れなさや悔しさは想像しきれんなー。
人が書き手となる動機には、大きく分けて二種類がある。
①賞賛され、支持を受け、承認欲求を満たしたい
②自分を腹の底から満足させる作品を創造したい
そして、多くの書き手は①だけでなく②の動機をも持っている。
それは、多くの書き手は熱心な読者でもあるからだ。
そこで、書き手にジレンマが生じてしまう。
なぜか。②の欲求を満たす作品は、大抵の場合、世間的には尖った趣向であったり、ニッチな需要であるからだ。
②の欲求と同時に①の欲求を満たす事は至難である。
故に、①の欲求を優先する書き手は、自分を曲げ、需要を読み、広く受けそうな作品を作る。「小説家になろう」においては、ランキングに載るような作品を作り始める。
①の欲求を満たす為の作品と、②の欲求を満たす為の作品と、比べて読者を獲得し易いのは、当然①の欲求を満たそうとする作品であり、ランキングには①に準じた作品群が並ぶ事となる。
ところで、80:20の法則と呼ばれるものがある。平たく言えば、“全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出している”(wiki抜粋)という経験則だ。良く使われる例に、“ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している”(wiki抜粋)というものがある。「小説家になろう」においても、この法則の当て嵌まる可能性がある。
つまり、ランキングに作品を打ち上げるポイントの投票は、「小説家になろう」読者の二割によってもたらされている可能性があるのだ。実際、「小説家になろう」のマイページを確認すると、殆ど作品評価もブックマークも無い人物が居る一方、1000件以上の作品評価やブックマークをしている人物が居ると分かる。
「小説家になろう」のランキングは、こうした層に左右されていると言ってよいだろう。
ここで疑問が生じる。果たして、1000件以上の作品評価をし、1000件以上のブックマークをする人物は、一つ一つの作品を熟読味読しているだろうか。恐らくはしていない。物理的に不可能だ。こういう層は、作品の冒頭やさわりだけを楽しみ、さっさと別の作品へ興味を移していくに違いない。
これはこれで一つの楽しみ方なので、そこ自体に問題は無いが、こうした傾向がランキングにおける主流であるなら、①の欲求を満たそうとする作者とその作品は大きな影響を受ける。
第一に、ランキングに載る物語は竜頭蛇尾となる。ポイントを与えてくれる層は冒頭とさわりしか読まないし、少なくともそこを読んでポイントを入れるので、冒頭にさわりを持ってくるのが合理的だ。
第二に、未完が多くなる。完結作しか読まない、完結したから評価する、という層も勿論あるだろうが、そういう層はランキングに影響しない。そして、ランキングに影響を与える層は、作品を最後まで読まない。作品の完結には相応の労力を要する事と合わせて、①の欲求を満たそうとする作者は、ランキングでの勢いが落ちた作品をさっさと切り上げ、次の作品に移る方が合理的だ(最近の傾向では短編や連載でも数話しかないパターンも多いらしいが、その方がより合理的と言える)。
第三に、内容空疎な作品が多くなる。①の欲求を満たそうとする作者は、上記の事情から作品を量産しなければならず、また、どうせ完結させる必要も無いので、小説のクオリティを上げる必然性が薄い。しかもポイントを与えてくれる層は作品を玩味しないので、評価の比重において「分かり易さ」が大半を占めるようになる。その需要に応えようとすれば自然、登場人物の葛藤は省かれ、読者にとって既知のテンプレ展開が使用され、テーマ性は忘れられ、空白が少なく複雑重厚な描写をする文章は避けられる。結果として、内容の薄い作品が増える。
ランキングにこういった特徴が現れると、②の欲求と①の欲求、両方を抱えながら、②の欲求を捨てきれない作者は大いに悩まされる。何故なら、ランキングに載るこうした作品の傾向や特徴は、言わば非常にライトな層が好む物であり、熱心な読者を満足させるような物ではないからだ。①の欲求を満たしたい作者は、自分が最も面白いと思う作品ではなく、ポイントを入れてくれる層が好む作品を作らなければならない。これは、万人受けする作品を作るという事ですらない。何故ならランキングに載るだけのポイントを入れてくれる層は、全体の二割以下かも知れないからだ。これでは、「熱心な読者たる自分を腹の底から満足させる」ような作品作りなど、望むべくもない。そんな作品を書きたいか、と問われれば多くの書き手は否、と答えるだろう。一方で、人気になりたいか(その為ランキングに載りたいか)、と問われれば、是と答えるだろう。
こうした事情から、多くの書き手は、自分が小説を書く理由の半分を諦めなければならないのだ。
ここに、「本当に面白いものを書く技術ではなくランキングに乗る技術の方が重要で悲しい」と言わしめる所以がある。
他人の面白い事ややって欲しい事に付き合うのはどちらにとっても難しいもんやね
この人、このツイートへの批判リプで今現在ちょっとヘラってるみたいだけど、こんな感じで晒しちゃって大丈夫?
まあ批判自体そんなに数が無い上に、この人の作品群(異世界転生+ザマァっぽいのやスカッとジャパンみたいなのが目立つ)を鑑みればそりゃあされるだろうって指摘でしかないんだけど
ただ作品傾向とか自己紹介文からあんまりいじらない方が良い相手って感じがする
半年前にはすでになろうランキングが女さん向けに占拠されてるって話が出てるのに
まだ異世界転生が~と言い出すアンテナの低さの方を先に何とかすべき
とりあえずざまぁ書いとけや
読者をバカにしてる時点でどうかと思うけどね
少なくとも質の善し悪しが、読まれるかどうかに関係が無いことは気付いているというのに
だったら質を向上させるより「まず読んでもらう」次に「読み続けてもらう」技術を上げることが必要なのでは
ランクはその結果でしかないと思ってる
頑張れば報われる事はあるけど、そうでもないのが多いのも現実。
書きたいの書くのなら、趣向が合う読者だけ相手にした方が気楽だよ。
自分に読者なんかおらんけど、書くのはスカッとするし、書いた後であーだこーだと言われるとモヤモヤとするから。
人気とか流行を意識するならそーいうモヤモヤと苦悩しなきゃいけないだろうから、大変だなぁ。
ヤツつらは小説を読んでるんじゃない。時間を|食っ《つぶし》てるんだ