小説を書く時間を確保する方法

どうも、管理人です。
毎年大晦日は管理人作品を発表させていただいておりましたが、

・俺ワナビ、異世界行ったら知らないおっさんが先に来てた
・薬師の弟子
・ウユバ炭鉱の昇降機墜落事故をめぐる群像
・新大陸の武器商戦

(と、さりげなくリンクを貼る)
更新停止の予告により思いのほか晒しのお申し込みをいただいたので、
自分の作品は最後に回し、
2月頃に公開させていただこうと思います。

Q.大トリを自分がやろうということ?
A.そういうことになりますね。

という告知だけでは何ですので、
今回は「時間」に関する私見を述べたいと思います。

書ける時に、書いてください。

お前は何を言っているんだと思われるかもしれませんが、
これが「小説を書く時間を確保する方法」です。

人生の中には、短期と長期、二つの意味で「書ける時」が存在します。

短期とは、一日の中の話です。
朝活、移動中、勉強や仕事の後、あるいは夜中、
「いま書ける」と感じた時に迷わず書きましょう。
ほんのメモ程度、数文字でも構いません。
諸条件整って「書ける」時、「書く」以外の選択をしないことが大事です。

一日の中で厳密に執筆の時間を決めている人もいるでしょう。
それで安定しているなら続けてください。
個人的には、毎日何時から何時まで書くみたいな取り決めはしていません。
イメージやアイディアが十分貯まるまではインプットや気晴らしに使います。
十分貯まったら自然と「いま書ける」という感覚になります。

では、長期とは。

「いま書ける」という瞬間が何日も、何週間も、何ヶ月も来ないことがあります。
毎日、あるいは一定期間おきに「書ける時間」が訪れるのは「書ける時期」なのです。
この「書ける時期」を見逃さないことが非常に重要です。

スランプが来る前に書いておこう……
という意味も含まれていますが、それだけではありません。

身近なところでは、コロナやウクライナです。
どちらも直接的に書けなくなる因子ではないかもしれませんが、
小説を書くどころではなくなったとか、
何を書いたらいいかわからなくなったという人もいるでしょう。

天災や社会情勢の他に、事故や、身内の変化もあります。
明日自分が交通事故に遭うかもしれませんし、
明後日パートナーが退職の決意を固めるかもしれません。
パソコンがぶっ壊れたり、
ライバルの書籍化が決まって脳破壊されたりするかもしれません。

要するに、一つの状況がずっと続くと思ってはいけないということです。

「書けない時期」は、時間が解決してくれることもあれば、
そうでない場合もあります。
人間関係に起因することなら、たぶん時間では解決しないので、
速やかに自分から行動して距離を取ったほうがいいと思います。

書ける時期は今夜にでも終わる可能性があります。
「どうしてあの頃もっと書いておかなかったのか」
なんて後悔をしないよう、書ける時間を大事にしてくださいという話でした。

中には、外界の変化に一切影響されず、書けない時期が一生来ない人もいるでしょう。
そういう人が歴史に名を残す作家になるのかもしれませんね。

それでは皆様、良いお年を。