「成人の日によせて」という原稿に20カ所以上の直し
時事通信から、「成人の日によせて」という原稿の依頼が来て書いたのですが、書いた文章に20カ所以上の直しが入りました。「体言止めが美しい」というような理由で、納得できないと申し入れたら決裂しました。せっかく書いた文章なので、ここに載せます。多くの若者に届きますように😊 pic.twitter.com/ryEgFvjhnE
— 鴻上尚史 (@KOKAMIShoji) January 6, 2023

みんなの反応
新卒で社内報編集の仕事に就いて早々その愚を犯し、執筆者の方からお叱りを受けました。文章のリズムは語尾によって生まれ、また語尾まで含めた表現のすべては書き手に帰属するもの。語尾の変更はそれを踏み躙ること。あの日の私のように、時事通信さんはもしや校正と改竄の区別が付いていないのでは。
— AKIRA (@akira_snowdome) January 6, 2023
編集の仕事をしていますが、校正マンから基本中の基本として「明白な誤りでもない限り作家の文章には手を入れられない」と教わりました。作家の個性に土足で踏み込み、殺すことになりかねないからです。
— 星をみるひと (@star_seeker0706) January 6, 2023
今回のケースは時事通信編集者の暴挙じゃないかと思います。
鴻上さんの言ってることってコレに近いんだよなぁ。
— 冷泉鷹章加賀亜相 4回目 12/15 接種済 (@teika_reizei_re) January 6, 2023
敬愛するピアニスト、ウラジミール・ホロヴィッツ先生の名言より。https://t.co/W6GNX3WqAK
体言止め推奨は字数制限の厳しい新聞媒体なのかもしれませんが。。
— なぎのすけ (@katahira_trp) January 6, 2023
会社での報告書では体言止めはNGと指導されたし、本多勝一著「日本語の作文技術」にも同じことは言及されています。
体言止めで終わってしまうと、現在過去未来のどれを示してるのか不明確で、多用はよろしくないと思っています。
ニュースメディアの現場から見ると、ですます調を使い慣れず(字数節約と、丁寧語で表現に甘えが出る人がいるため)、配信記事を型にはめるのでしょうね。「同内容」だと短い方が売れるという営業的配慮もあるか。
— タムラヨシカズ/TAMURA Yosh (@TamuraYosh) January 6, 2023
※昨日は訃報で「さん」でなく「氏」を使った部下に注意した。https://t.co/lIVyjpRkVH
この原文で何の問題もないと思います。
— 本木晋平 (@harryacu0302) January 6, 2023
論旨はクリアだし何より読みやすい。
差し支えなければ、時事通信社の直し箇所(どう書き直せと言ってきたの)か、その訂正を反映した文章のアップもお願いしたいです。
時事通信社の考える「いい文章」に興味があります。

流石の内容やね
ディスカッション
コメント一覧
大人相手にしては冗漫な気もするが、
現代のハタチのボリュームゾーン(つまり下の方)に
読んでもらおうと思うと、これくらいになりそう。
心底どうでもいい、美しいだか知らんが意味もなく型だけ成した文章にはなんの価値もない
初っ端の
>「大人になる」はどういうことでしょうか?
は
「大人になる」とはどういうことでしょうか?
の単純な脱字じゃないかな
「大人になる」を一つの名詞的キーフレーズとして扱ってる可能性もあるけど、違和感は拭えない
たぶん直しの一発目はここだろう
そして「一行目の大事なフリの部分で脱字かよ、適当な仕事しやがって」と思ってしまったがために時事通信の人のチェックが厳しくなったのかもと邪推してみたり
あとこの人も物書きで生きてる人なのに、授業で習うような古典作品を退屈な本と切り捨ててるところもすごくモヤっとする
分かる
古典の分からないやつには新しいものは生み出せないんだよ
自分の頭で考える事と我儘に振舞う事を混同している節があってキライ