【晒し】神託を告げられし勇者、条件を満たせず無事詰む
さいかさんより
神託を告げられし勇者、条件を満たせず無事詰む
https://ncode.syosetu.com/n7553hz/

お世話になっております。
以前に「こちら異世界転生課」
「募る想いのキャパシタンス」
「新田京子(30歳主婦)の何気なくない一日」を晒させていただいたさいか でございます。
最初笑えて途中シリアス、サラッと読めてちょっと元気になれるような作品を目指して書いたものです。
展開で、分からない、強引、軽すぎ、重すぎ、浸りすぎ、みたいなところがところがありましたらご意見いただけますと幸いです。
正直なところサイトの閉鎖にかなりの衝撃を受けており、最後に晒せるものはないか考えていたところ、終末前夜ものとして考えていたネタを形にしたものが本作となっています。
率直な思いを言えば、みなさまに見ていただきたい、という思いが一番でした。
ただそれはそれとして、本晒しを今後の糧としたく、みなさまより様々なご意見・ご感想賜れますと幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
ディスカッション
コメント一覧
お世話になります。
よろしくお願いいたします。
いきなり誤字がありまして申し訳ございません。下記の部分はコピペ間違いでして無視していただけますと幸いです。
>率直お世話になっております。
〜
>終末前夜ものとして考えていたネタを形にしたものが本作となっています。
本文でのお願いに加えて、いわゆるドラクエ的なファンタジー空間において、ブーメラン、ナイフ、リンゴなどの単語でどれだけ違和感があったか、自分だったらこれは出さない、といったものについてもご教示いただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いします
誠に申し訳ございません。こちらのミスでございます。修正させていただきました。引き続く宜しくお願い致します。
お忙しいところご対応いただきましてありがとうございます。
よろしくお願いします。
通して読みました。
〉最初笑えて途中シリアス、サラッと読めてちょっと元気になれるような作品目指して書いた
目的は達成されていると思います。まさにこんな感じでした。
難を言えば、なろう系の世界観が前提なことと、途中にあるヒロインのひのきのぼうを使用した部分の描写が空気感はともかく行為自体がアレなので、意外に人を選ぶ内容かと思われます。
あとチンカスという単語も下品すぎてあまり気分の良いものではないので、別の言葉に換えた方が良いかと思います。
文章については読み易さをだいぶ意識した文体かと思いますが、ネット小説的な基準で、実際に読み易いものと感じます。
物語については、特に導入部(第一話)の展開がスムーズで、しかも起伏があって、良く出来ていると感じました。
ひでぶ様
作者です。
お読みいただきありがとうございます。
目的が達成できたようで、まず嬉しく思います。
表現がどこまで許されるのか、自分の感覚と他の人のズレはどうなのか気になっており、ご指摘いただいた内容助かります。
なろう系世界観は読みやすさのためのトレードオフと考えておりましたが、ひのきのぼうのところは生々しすぎるきらいがあり、読者との感性のズレを気にしないといけないなあと感じました。
チンカスについてもありがとうございます。
全くそこの感覚がなかったので、ズレが勉強になりました。晒しの一週間経ったら別表現検討してみます。
導入部についてお褒めいただきありがとうございます。
情報提示→読者予測→正解の読み感の楽しさ、軽く上げ、軽く下げ、大きめに上げ、について色考えたりしたところなので、嬉しいです。
このたびはお読みいただき、またご指導いただきましてありがとうございました。
ボクっ娘キター(゚∀゚)!&お弟子ちゃんの描写がエッッッッ
最後まで読みました。
作者様の意図したとおり、笑えて、泣けて、心あたたまる作品でした。
とてもよかったです。
文章は平易かつ洗練されていてリズムもよく、ストーリーについても充分に練られ、また適度にこなれていて違和感があるところはほとんどないと感じました。冗長さもなく大変読みやすかったです。
前回の晒し作品(30歳主婦)の時も同様の印象を抱きました。あの時は結局感想を書けなかったのですが。
以下個人的な雑感を箇条書きにします。個人的、というのは以下については人によるのではないか、という意味です。乱文失礼します。
・上記コメントにもあるが一部の単語があけすけすぎる(チン○ス、ヤリ○ンなど)
・この手の単語はガラの悪いならず者、荒くれ者としての冒険者には合うが、やさしさも伏せ持つ今作の童貞主人公とはやや合わないのでは
・終盤の神殿での儀式の描写についてはノクターン並みでは
※ただし、こうした過激な単語やちょいえろな描写が読者への餌としてかなり機能している(つ、釣られクマー)。他方、丁寧で洗練された文体やハートフルな内容といった作風とはどこか調和しきれていない。
・キャラクターに属性の組み合わせ以上の個性が欲しい。読んだ後に二次創作をしたくなるような
・臨場感や雰囲気の演出が巧み、かつ情景の描写はすばらしいので、それと釣り合うようなキャラの実体感や質量感がほしい。
・冒頭酒場で会った女の子が誰だか一瞬でわかってしまうので、あと少しだけ引っ張ってほしい
・作品の世界観全体の背景を冗長にならない範囲でもう少し匂わせてほしい。この作品が巨大な物語の一幕であるかのうような
最後に読み手としてはたいへん贅沢な要望を。
今作の優れたトータルバランスは大きな強みだと思いますが、一方で読者というのはすごく我がままなので、読了後その作品のことを忘れようと思ってもなかなか忘れられない、読者に対してくさびを打ち込んでくるような、そんな読書体験も求めています。
つい先日、管理人さんの「コンビニ人間」の書評を読み、どんな人にでも「普通」でないところがあるのではないか(意訳)、という文言に感銘を受けました。もし、そつなくまとまった作品にそういった「普通」でない要素がさりげなく埋め込まれ、それが様々なフックになれば理想と言えるかもしれません。例えば、キャラの性格や出自、文体、話の展開、世界観、はたまた作者様自身のもつ何かetc……。
普段はこんなことまで書かないのですが、この作品の自然さ、誠実さによるであろう読書中と読後の満足感に心動かされ、たいへん厚かましくも書かせていただきました。また、書き手でないが故に具体案が出せないことも申しわけなく思います。
以上です。長文&駄文、失礼しました。
作者様の創作が今後もいっそう充実しますように。
ぽこぽこ様
作者です。
お読みいただきありがとうございます。
楽しんでいただきとても嬉しいです。
また、文章とストーリーともにお褒めいただきましてありがとうございます。
言葉のマッチング、意識のズレはやはり課題だと感じました。主人公のキャラクター的に、もう少しだけ穏当な言葉遣いにした方が良いのかもしれないです。(バランス難しいですね)
儀式の内容も生々しくなりすぎたなあと難しく感じております。代償と対価のバランスを考えると痛みと無力感を伴う描写をする必要があるかと思った結果なのですが、生っぽすぎる感じがありますね……。
キャラクターの実体感についてはまさに自分が持ち続けている課題だと考えています。主人公の思考は地の文で書いていく関係で自分に馴染んでいくのですが、他の登場人物の考えを実体を持たせつつ、なおかつ魅力的に描くようにして展開も操ろうとすると「んあーっ」てなったりするので、精進しなければとおもいます。
他の作者さんはどうやってるのか、本当に頭が下がります……。
女の子の正体が読者的にすぐ分かってしまうのはある意味、読者の反応(突然感が出ること) を恐れすぎたせいかも知れません。早め早めに布石を打っておかないとと思ったせいで、だいぶ分かりやすく、また早すぎたようになってしまったかもです。
予想が当たった気持ちよさを考える際、もう少し読者を信じてみるようバランスを調整しようと思います。
世界背景の話は目から鱗でした。あまりそこを気にしないタチだったのと、教本で設定羅列はダメという話が通説だったりするので、テンポ優先で可能な限り排除してしまってました。世界観の広がりについて考えるようにしてみます。前、どなたかがコメントで言っていた複数の短編を書くイメージで長編を書くようなところとリンクして、何か掴めそうな気がします。
ありがとうございます。
くさびについて、ご指摘くださり誠にありがとうございます。
本作、普通の読者にはサラッと楽しく読んでいだく作品を目指したところなのですが、同時に「終わる世界が終わらない」「終えるつもりの人が終えない」、そうして欲しい感情を込めて書くとともに晒させていただいた作品であったりもしています。
言葉によるお願いではどうしても薄っぺらく、決断が撤回されなくても、どうにか傷というかくさびになって欲しいなあなんて、まあ恥ずかしい奴です私。
それはそれとして、最近読みやすい作品を読みたがり、またそのせいでサラッと読める作品を過剰に書きたがってたような気もします。
けれど、やはり自分の感情を表現するとともに、誰かに刺さるようなもの書いていかなきゃですね。
時間作りながらなんとか形にしていこうと思います。
このたびはお読みいただき、またご指導いただきましてありがとうございました。
管理人です。
序盤、お色気要素が「力み過ぎている」と感じました。自分の意志で楽しんで書いているというより、他者から指定された単語を消化しているような印象です。風に当たっているあたりのほうが淀みがありませんし、「すぐ女を可愛いと思ってしまうので、逆にもう慣れすぎて惚れないのである」という一文は品性とおかしみを兼ね備えていて良いです。後の「さすがにヤりたいだけでマジの嘘はつけない」にも誠実さが滲み出ています。
あと、単に管理人がボクっ娘の文化をあまり知らないだけかもしれませんが、「ボクは今晩中に」のセリフが一瞬「誰?」となりました。序盤の力んだ感じにこうした小さな違和感が重なると早くも離脱ポイントとなりかねません。一言、「ボクっ娘か、嫌いじゃない」(あくまでも例です)みたいな一言があると助かります。ついでに言うと、この状況とこの服装でこんなセリフが出て何事もなく酒場を出てこられたのも少し変だなと思いました。
「一刀であしらう」のあたり、描き込むところではありませんし簡潔なこと自体は良いのですが、サラッと流しているわりに伝えたいことが渋滞しています。箇条書きにすると、
①危険度は低い
②二人とも剣を装備している
③女は主人公の目に初心者に見えていた
④女の腕に驚いた
という情報が立て続けに流れてくるわけです。特に①と④がケンカしています。ここで重要なのは④のほうでしょうから、危険度の低さを強調し過ぎと考えられます。例えば、化けネズミが飛び出してきたところで主人公が庇おうとしたら女が前に出てサッと倒した、的な感じのほうがスムーズではないでしょうか。あと、②・③は森へ入る前に伝えておいたほうがいいように思います。
回想をすぐ回収するスピード感と、力んでいない部分の文章は良かったです。
管理人様
お世話になっております。
作者です。
バカな話が書きたくて冒頭色々考えましたが、力みになってしまいました。難しいです。
小慣れて書けるようになってきた部分はありますが、手癖になってないかなあと感じてるところもあり、また色々なシーンが書けるようになるためには中々修練いるなあと感じます。
ヒロインが「ボク」って先に言ってないですね……。明らかに情報出せてなかったので修正します。
また、確かに庇って先に倒す流れの方が良さそうです。
主人公のヒロインに対する感覚の変化がわかりやすく描写できるとともに、そこそこの強さがあることをより明確に描写できるように思います。
なかなか力不足を感じますが、こういうバカっぽい雰囲気の話含めて、書きたいものを自由に書ける実力がつくようになりたいと感じております。
今、とあるお話をお声がけいただき挑戦中です。
上手くいけば上手くいくかもしれないですし、上手くいかなければ自分の虚言癖で終わるような話ですが、頑張っております。
晒しがなければこういう挑戦もしようと思わず、そもそも声をかけられる機会もなかったと思います。
今までも含めて、まことにありがとうございました。